FX自動売買システムが、あなたの代わりに24時間不眠不休でプロ並みのトレードをやってくれる!山本克二

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プロフィール

山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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FX自動売買のお知らせ

2010・09・02

 前回記事から少し時間が経ちましたが、トレードシグナルに関する3回目です。利用料金が大幅ダウンしたこの時期に、この高機能なプラットフォームの紹介をしておこうと考えました。(詳しくは、下記サイトを参照)

ひまわり証券のトレードシグナル・キャンペーン・ページ

 今回は、システム開発をする場合のメリットについてお話します。ここでは、トレードシグナルのプログラミング言語「エキーラ」がとても重要な意味を持ちます。エキーラは欧米で20年近くシステムトレードの研究者に使われてきたトレードステーションの開発言語イージーランゲージと互換性が高いことが特徴です。
 システムトレード人口の増加に伴って、本格的なトレーディングシステムの開発にチャレンジする方が増えていると聞きますが、そのような方にとって先人の研究成果を吸収することはとても大切です。そして、そのような知的資産が豊富なことがエキーラを使うことのメリットです。

 以下のような書籍には、様々なシステムトレードの理論やノウハウと共に、実際にイージーランゲージで書かれたプログラムが掲載されているので、システム開発者の参考になると思います。

<イージーランゲージのサンプルコードが豊富な書籍>

勝利の売買システム トレードステーションから学ぶ実践的売買プログラミング
ジョージ・プルート, ジョン・R・ヒル, 岩本祐介, West Village Investment, 山下恵美子

究極のトレーディングガイド
ジョン・R・ヒル, ジョージ・プルート, ランディ・ヒル, 長尾慎太郎, 関本博英

トレーディングシステム入門
トーマス・ストリズマン, 柳谷雅之, 二宮正典

トレーディングシステム徹底比較
ラーズ・ケストナー, 柳谷雅之


前回記事「トレードシグナル②」もご参考に

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2010・07・19

 Tradency社のミラートレードは、選択型のシステムトレードツールとして世界的に最も普及しています。私の著書やブログでも、よく取りあげていますので、ご存知の方も多いと思いますが、そのミラートレードの新バージョン(新プラットフォーム)への切り替えが始まりました。

 そこで、Tradencyの新プラットフォームについて、これから何回かに分けて記事を書こうと思います。当面日本で新プラットフォームを提供するのは、FXCMジャパン「シストレステーション」(7月スタート:「らくちんFX」から名称変更)と、FXトレード・フィナンシャル「オートFX」(8月スタート予定)です。

 実は、おなじミラートレードといっても、両社のサービス内容には違いがあるのですが、その差については次回お話するとして、今回は第一回なので、(海外のFX会社も含めて)どの会社でも共通に言えるTradency社新プラットフォームの変化について、私が注目した2つの点を書きます。
(個々の改良点については、各社のホームページやマニュアルで詳しく解説されていますので、そちらをご参照ください。)

注目点1)個々のシステムの詳細な運用成績(ミクロデータ)のダウンロードが容易になりました。「システム検索」タブで表示されるシステム一覧上のシステム名をクリックすると、ストラテジー(システム)カードという画面が開きます。その画面下の「システムの取引履歴」がミクロデータを示しますが、その右上のエクセルマークをクリックすることで、長期に渡る細かな運用成績が簡単にダウンロードできます。
 拙著「使える売買システム判別法」では、ミクロデータを元にした分析手法を多くを書いていますが、以前のプラットフォームではミクロデータは表示されるだけでダウンロードの手段がありませんでした。
 そのため、拙著の読者からミクロデータの入手方法について質問を受けることが多かったのですが、今回の改良で便利になりました。

注目点2)これは特に、従来からミラートレードを使ってきた経験者が注意すべきことですが、以前のプラットフォームと同じ名前のシステムでも、新プラットフォームでは売買ロジックが変わっているものがあります。具体的には、仕掛け(ポジションのオープン)のロジックが変わっているものが散見されます。
 つまり、過去のプラットフォームで長期の実績のあり、よく知られたシステムであっても、ごく最近ロジックが変更されており、(極端に言えば)別物になっている可能性があるということです。
 そういうものについては、現時点ではまだシステムの成績を知るのに十分な量のデータが得られません。公開されているデータにバックテストの結果が入っている可能性が高いので、新プラットフォームの利用にあたっては、先入観を持たずにゼロベースで、各システムの今後の運用成績(確実なフォワードテスト)をよく見る必要がありそうです。

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2010・07・11

 トレードシグナル関連の第2回目です。前回の記事から短期間の間にかなりの反響がありました。FXで自動売買を経験した方が次のステップとして、FX以外への投資に取り組んでみたいとういことで、関心が高いようです。

 そういうわけで今回は、多様な投資対象の自動売買ができるというメリットについて、お話します。私は、外部調達派(システム購入派)のためのプラットフォームとしてトレードシグナルを使う最大のメリットは、この点だと思っています。現時点トレードシグナルは、FXの他に日経225mini、日経225先物、TOPIX先物などの自動売買ができます。(詳しくは、下記サイトを参照)

ひまわり証券のトレードシグナル・キャンペーン・ページ

 また、将来的には株個別銘柄やCFD、コモデティ、取引所FXなどにも投資対象が広がっていくのではないかと思います。よくメタトレーダーとの比較をされますが、この投資対象の多様性がトレードシグナルの一つの魅力になっています。FXを中心にトレードするなら、無料で、しかも対応するFX会社の数も圧倒的に多いメタトレーダーの方が有利です。

 投資対象を多様化することのメリットとして、分散投資でリスク分散(軽減)に役立つことは当然ですが、それ以外にも税制面でのメリットも大きいです。
 OTC(相対取引)によるFXの税金は、給与など他の所得と合算した課税額に対して最高40%の累進制です。つまり、所得の多い人や、FX自体で大きく利益を出している人は、地方税なども含めると純利益の約半分は納税しなくてはなりません。FXで実際に利益を残せるようになると、初めてその負担の大きさに驚くことになります。(以前、ある主婦がFXで脱税したことが話題になりましたが、その時の納税額も莫大なものでした。)ところが、株式では一律10%、先物では20%(クリック365のような取引所FXを含む)の分離課税が可能ですから、かなり有利であることは間違いありません。

 ただし、先物は取引形態やルールが少々複雑で、注意しなければならない点もあります。たとえば限月によって3ヶ月毎などに取引が区切られているため、長期的な相場の動きを知るためにはそれをつなぐ操作が必要になったりします。また、取引時間も前場、後場、イブニングセッションなどに制限されています。更に日本の先物市場はまだまだ規模が小さく、流動性が低いことも頭にいれておく必要があります。
 そういう意味で、先物やオプション取引に詳しくない方は、トレードシグナルを使って先物にチャレンジする前に、まずトレードシグナルのFXで扱いに慣れ、注意点も十分に知ってから、徐々に投資対象を広げていくのが良いと思います。

前回記事「トレードシグナル①」もご参考に

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2010・07・04

 拙著「使える売買システム判別法」で紹介したため最近、ひまわり証券のトレードシグナル(tradesignal)について聞かれることが増えています。そこで、この機会に本ブログでも、数回に渡ってトレードシグナルについて書いてみようと思います。

 トレードシグナルは、上級者のシステムトレーダにとっては様々なメリットのある優れたプラットフォームですが、有料、しかもかなり高額であることがネックになって、あまり普及していなかったように思います。
 しかし、先月ひまわり証券は、7月から大幅なプライスダウンに踏み切ることを発表しました。従来、月額で19,950円だったものが2,940円になったので、有料のままとはいえ、かなり敷居が低くなり、利用者が増えると思われます。(詳しくは、下記サイト参照)

 ひまわり証券のトレードシグナル・キャンペーン・ページ

 従来も一定以上の取引量があれば、利用料金のキャッシュバックがあったのですが、多くのシステムトレーダーはリアルのトレードを始める前に、バックテストや最適化などをして、納得のいくシステムを選んだり作ったりするために、じっくりと時間をかけるので、そのような実際の取引のない期間に、高額な利用料金がかかるのは気になると思います。しかし、この設定価格であれば、許容範囲内と感じる方も多いのではないでしょうか。

 今回は、トレードシグナルの第一回として、システムの販売についてお話します。システムトレーダは、たとえ自作派であっても、多様な戦略へのリスク分散や、勉強の目的で他者の作ったシステムを平行して利用する人が多いのですが、そのようなシステム購入者のためにひまわり証券では、国内外の有名ベンダーで開発したシステムの販売もしています。
 実は、これは珍しいことで、他のFX社や証券会社では、あまりやっていないことです。紹介というレベルのことをしているブローカーは一部にありますが・・・

 ご存知のように、システム(EA、ストラテジーなどとも呼ぶ)を購入するのは、かなりのリスクがあります。今は、多くのシステムが世の中にあふれていますが、必ずしも全てが「まじめなもの」とは限らないからです。また、システムトレードが欧米で発展してきた歴史的背景があるため、国内ばかりでなく海外のベンダーからの調達も検討したいところですが、言葉の壁もあり信頼できるベンダーやシステムを選んで購入するのは、なかなか大変です。
 そういう意味で、証券会社のチェックを受けて販売されているシステムはある程度の客観的な評価もされていて、一定以上のレベルのものが選ばれていることが期待できます。この記事執筆時点で、ひまわり証券で販売されているシステムは、先物対応が5社から二十数種、FX対応は5社から十数種あります。

 ただし、かなり高額なものもありますので、利用される際は慎重に調査・評価するべきでしょう。もちろん高額=高性能ではありませんが、それなりに本格的に開発されたシステムには原価がかかっているので、それほど低価格で提供さていないことも事実です。
 また、公表されているデータには「バックテスト」の結果が含まれていることがあります。バックテストのデータは、システムの実力を示していない場合があるため、信頼性できるデータを集めることには特に注意が必要です。  
 後づけの最適化をすれば、バックテストの結果はいくらでも良くなるので、ベンダーが手を放した(実稼動)後の成績を見なければ、何も分からないと考えるべきです。納得できるデータを入手できるまで、高額なシステムを購入すべきではありません。時々、期間限定の無料利用キャンペーンが企画されるので、そのようなチャンスを使って、自分自身でフォワードテストをして評価することも良いと思います。

トレードシグナルに関しては、過去にもブログ記事を書いているので、興味のある方は、そちらもご参照ください。

<関連のブログ記事>
メタトレーダとトレードシグナル
イージーランゲージ系のプログラミング言語
システムトレードツール① ひまわり証券:トレードシグナル

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2010・02・24

ひまわり証券:トレードシグナル

 今回からは数回に分けて、開発型のシステムトレードツールを提供している金融事業者について、そのサービス内容を紹介していきたいと思います。ただし、最近は専門のシステムベンダーが開発したシステムも多く流通しています。したがって開発型といっても、それらを利用すれば、他者の作ったシステムを利用するスタイル(外部調達派)のシステムトレーダのためのプラットホームとしても利用できますので、必ずしも自作派トレーダだけが使うツールと言うわけではなくなってきています。

 最初に紹介するのは、ひまわり証券です。同社は、システムトレードという言葉が一般化する前からツールの提供に積極的な会社の一つです。このブログでも以前紹介した「エコトレFX」(現在時点、新規受付を停止中)の他に、FXと株価指数先物などに対応した「トレードシグナル」を提供しています。

 トレードシグナルは、システムトレードに必要な機能をオールインワンで備えており。ひまわり証券において、FXシストレ口座、もしくは株価指数先物取引口座を開いていれば利用することができます。システムトレードツールは、無料提供が多いのですが、トレードシグナルは利用料金がかかるので、注意が必要です。(トレーシグナル:月額19950円(税込)/トレードシグナルFXライセンス:14700円(税込))。ただし、30日間無料トライアルや対象条件を満たせば利用料分の金額のキャッシュバックがあります。

 ひまわり証券のサービスの特徴は、システムを自作しないトレーダの利便性を考えて、システムベンダーや実績のあるトレーダーのつくった自動売買システムを販売していることです。販売されているシステムを選ぶために、運用成績グラフや運用成績ランキングなど、各種データも豊富に公表されています。

 また、トレードシグナルでは専用プログラミング言語「エキーラ」を使ってシステムを構築しますが、販売しているシステムの中にはロジックを公開しているものもありますので、システムの自作にチャレンジしてみたいという方の勉強用としても良いと思います。「エキーラ」についての書籍や情報はあまり多くないのですが、その文法は、海外ではポピュラーなシステムトレードツールになっているトレードステーションや、マネックス証券のマネックストレーダとほとんど変わりません。そのため、「エキーラ」について知りたいという方は、トレードステーション関係の情報を探すと良いと思います。

 トレードシグナルの機能は、「分析フェーズ」「構築フェーズ」「運用フェーズ」「取引フェーズ」にわかれていて、各フェーズで、トレーダーのニーズに合わせたサービスを提供しています。主な機能は以下のようになります。

① 分析フェーズ
価格データを分析したり、15種類のチャートと170種類を超えるテクニカル指標からチャート分析を行います。チャート上にはトレンドラインなどを描画させたり、テキストなども自由に描けるので、単なるチャートツールとして使っても十分な機能があります。
② 構築フェーズ
売買のルールを作成するフェーズです。構築方法は2種類あり、500種類以上の売買戦略があらかじめ用意されていて、好みのものを選ぶだけで売買システムが構築できる「ストラテジー・ウィザード」と、エキーラで自分なりのシステムを構築するというように、自身の経験や知識に応じて選ぶことができます。
③ 運用フェーズ
バックテストや最適化を行うフェーズです。ここで、過去のデータを使いシステムの有効性を試したり、さらには検証も行えます。統計、期間リターン、損益グラフ、ドローダウン、売買個別明細など、詳細なデータも取得できますので、より確度の高いシステムを作ることが可能です。
④ 取引フェーズ
構築したシステムから自動発注を行い、取引を行うフェーズです。

時刻 07:01  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2010・01・22

前回記事「シストレの現状①」では、2010年にシステムトレードが本格的に普及してくことについての展望をお話しました。次いで今回は、現状でどのようなサービスが提供されているかについてご説明していきたいと思います。

 金融事業者が提供しているシステムトレードツールは大きく、「選択型」と「開発型」に分けると考えやすいと思います。

1)選択型のシステムトレードツール
システムベンダーや金融事業者から、予め開発済みの複数のシステムが提供されており、その中から実力のあるものを選び、取引数量などをセットして取引を行うタイプのツールです。自分でシステムを作らないで済み、尚且つ操作が簡単なため、初心者にも始めやすいのが特徴です。
ちなみに現在、選択型のシステムを提供している主な国内の金融事業者は次の通りです。

FXCMジャパン(「らくちんFX」)
フォレックスクラウン(「FXロボキング」)
ひまわり証券(「エコトレFX」)

FXCMジャパン、フォレックスクラウンについてはすでに紹介の通り、使っているのは、Tradencyのツールで、ひまわり証券の「エコトレFX」は、システムベンダーのオスピスが開発し、ひまわり証券が提供するツールです。Tradencyに比べて選べるシステムは少ないものの、手軽に始められるのが特徴です(現在はデモ取引のみ)。

2)開発型のシステムトレードツール
 このタイプのツールは、主に自らシステムを開発するスタイル(自作派)のシステムトレーダのために開発されたものです。そのため、便利なルール記述言語や強力なバックテスト、最適化ツールが備えられていて、ある程度のプログラミングの知識があれば、複雑なシステムの構築がワンストップでできるのが特徴です。チャートや、インジケータの表示なども充実していて、操作も複雑ではありますが、使いこなせば非常に強力なツールになります。
 また、最近は専門のシステムベンダーが開発したシステムも多く流通していますので、それらを利用すれば、他者の作ったシステムを利用するスタイル(外部調達派)のシステムトレーダのためのプラットホームとしても利用できます。
 開発型のトレードツールとしてよく知られた、メタトレーダトレードシグナルマネックストレーダは、国内では以下の金融事業者で提供されています。

ひまわり証券(「トレードシグナル」)
ODL JAPAN(「メタトレーダー4」)
121証券(「メタトレーダー4」)
Fortune Capital(メタトレーダー4))
マネックス証券(「マネックストレーダー」)

「トレードシグナル」は、ドイツ生まれの、システムトレードに必要な機能をほぼ網羅した、システムトレードのプラットフォームを提供するトレードツールです。開発言語はエキーラ。分析から自動発注までをトレーダー自身が行ったり、ロジックを購入して使ったりもできます。有料(月額19950円(税込)。ただし、条件を満たせば利用料金はキャッシュバック)。

「メタトレーダー4」は、世界的に有名なトレードツールです。ロシアのメタクオーツ社が作ったFX用のソフトウェアで、無料ながら多機能、世界中のFX会社で提供されている有名ツールです。C言語に似たMQL4という言語で、システムの開発ができます。開発型システムトレードを行う際の、標準ツールと言って差し支えないでしょう。

「マネックストレーダー」は、専用エディタを使用し、関数を定義してプログラムを組めば、システムトの開発ができます。(マネックス証券では「プログラムトレード」と呼んでいます)。開発言語は、イエスランゲージ。裁量トレードを行う際にも便利な機能が搭載されていて、どのようなトレードスタイルにも対応できるのが特徴です。

 このように、システムトレードを前面に押し出す会社は増えつつあります。ビギナーであれば、まずは選択型から始め、経験を積んで開発型のツールに進むのが順当でしょう。システムトレードと一言でいっても、トレーダのスタイルやツールのタイプによって、様々なやり方があるということです。

時刻 07:00  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2010・01・03

 明けましておめでとうございます。いよいよ、2010年の幕が切って落とされました。本年も、システムトレードはもとより、投資に関する有益な情報をお届けしていきたいと思いますので、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

 今年最初のトピックですが、システムトレードについての現状についてお話したいと思います。


昨年からの流れとして、自社サービスの一環として、システムトレードを導入する金融事業者が増えてきました。それまでも、ひまわり証券のように、システムトレードに特化したサービスを提供する会社はあったものの、トレード手法のメインストリームというわけではなく、あくまで上級者向けのものでした。その理由は、以前も取り上げましたが、コンピュータや市場(為替や株式)に対する高度・専門的な知識が求められるからだと思います。投資やプログラムのビギナーが簡単に始められるというわけにはいきませんでした。
ところが、システムトレードの敷居はグッと下がってきました。システムトレードツールとしてよく知られているメタトレーダトレードステーショントレードシグナルなどに対応して専門のベンダーが開発したシステムの供給が増えており、その中には良いものも多くなっています。Tradencyのツールについても現在国内でサービスを提供している、FXCM(「らくちんFX」)とフォレックスクラウン(「FXロボキング」)の2社に加えて、すでに新規導入を決定している会社もあると聞きます。FXに限らず株、株価指数先物、CFD、コモデティなどのシステムトレードは今年、大きく利用者が増えるのではないかと思います。

各社がこういったサービスを導入する背景ですが、やはり他社との差別化が狙いと考えるべきでしょう。とくにFXにおいて、各社は手数料無料や狭スプレッド、ツールの強化などを行ってきましたが、それも限界に近づいてきました。いまや、取引手数料無料は当たり前、ドル円のスプレッドが1銭を切る会社も、かなり増えています。これ以上の価格競争は、お互いの首を絞めるだけ。そこで、トレーダーを惹きつける新たなサービスとして、システムトレードに注目したのだと思います。この流れは、さらに加速して、より洗練されたシステムトレードの環境が整っていくでしょう。


それでは次回ですが、具体的にどんな形でシステムトレードが提供されているのか、現状についてさらに掘り下げたいと思います。

時刻 21:26  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2009・10・27

前回のくにやす・FXの記事で、FXCMジャパンのらくちんFXとの違いの一つとしてサーバーについてご説明しました。

今回は、具体的にどのくらい成績が違うのかを見るために、代表的なシステムで2社のPF(プロフィットファクター)を比較してみました。

データは2009年10月27日時点の、過去12ヶ月の合計です。確かに、大きな差があります。PF以外の数字も比較してみましたが、同じシステムと通貨ペアの組み合わせでありながら、トレード数で最大1.7倍、利益額では6倍も違うものがありました。

ただし予想どうり、どちらの会社が良いという片寄りはありませんでした。

因みに、フォレックスクラウンのFXロボキングも見てみましたが、成績はくにやすFXと全く同じでした。おそらく同じサーバーへのダイレクト接続と考えられます。

system pair

FXCM

ジャパン

くにやすFX
(-)Psyco Gene EURJPY 1.19 1.44
(-)Psyco Gene USDJPY 1.13 1.29
(-)Psyco Gene AUDJPY 1.44 2.34
(-)Psyco Gene CADJPY 1.72 2.73
(-)Psyco Gene AUDUSD 2.19 2.71
AAABBB AUDJPY 0.82 0.83
AA-Trader AUDUSD 1.63 1.68
AEQUILIBRIUM-FX GBPJPY 0.96 1.03
AEQUILIBRIUM-FX GBPUSD 1.02 1.12
AEQUILIBRIUM-FX EURCAD 0.59 0.57
Alpha Male GBPJPY 1.13 1.04
Alpha Male GBPCHF 0.75 0.93
Alpha Male EURJPY 1.34 1.45
Alpha Male USDJPY 1.41 1.25
BreakoutMaster GBPJPY 1.52 1.18
BreakoutMaster EURJPY 1.26 1.22
DBSwing EURUSD 1.18 1.42
El Clasico USDJPY 496.2 2.88
El Clasico USDCHF 0 0
GBPJPY-Mover GBPJPY 1.27 1.23
HidalgoFX EURUSD 98 120.8
HidalgoFX AUDUSD 31.48 32.58
HidalgoFX GBPUSD 124.3 1.36
InsiderBreakout GBPJPY 1.45 0.99
IntelliForex-IntraDay USDCHF 0.91 1.02
Never-Greedy GBPUSD 1.77 1.91
Omkar_LT_4 EURUSD 0.85 1.19
OneFx USDJPY 0.56 0.53
OneFX-Signal-Samari USDJPY 1.35 1.2
PipSniper USDJPY 1.55 1.93
QuickShift EURJPY 2.61 2.57
RoadRunner CHFJPY 2.93 2.98
Secretory Rate NH USDJPY 2.08 1.67
TNT GBPJPY 1.33 0.8
UFOREX EURUSD 1.47 1.4
USDCAD-Mover USDCAD 0.92 1.04
WaveTrade EURUSD 44.8 52.01
WaveTrade GBPUSD 2.44 2.67
WealthBuildersFX-Striker AUDUSD 0.79 0.7
WealthBuildersFX-Striker EURUSD 0.87 0.8

中にとんでもなく大きなPFのものがありますが、これはとんでもなく高性能と言う意味ではありません。まだ、稼動してから日が浅いことを示しています。

今回は、サーバーによる成績の違いを見ていただくために、あえてサンプル数の少ない(=信頼性の低い)データもお見せしています。

 

時刻 21:26  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2009・10・23

以前もお伝えした、ひまわり証券のFXサービス「ひまわりFX」の「えらんで自動売買 エコトレFX」(以下、エコトレFX)ですが、今回はこのシステムトレードツールについて、もう少し詳しく述べたいと思います。

  前回関連記事はこちらへ

「エコトレFX」は、ひまわりFXが2009年5月から展開している「ひまわりFX体感プロジェクト」の一環として提供される、システムトレードツールです。現在はデモ取引用のβ版が口座開設者限定で公開されていますが、近いうちにリアルトレードでも提供される予定です。

ひまわり証券といえば、日本初で個人投資家に向けてFXを提供し始めた会社。それだけあり、「安全」「安心」「利便性」に特化したサービスが売りにしています。たとえばそのひとつが「約定率100%」「スリッページの発生なし」といった、価格の透明性の高さ。FXの経験者ならご存知でしょうが、いざ注文を出したとしても約定拒否に遭ったり、注文価格と約定価格に開きが生じる「スリッページ」を体験した事は、一度ならずともあるはずです。狙った価格で取引できないとなると、その後の損益にも少なからず影響を及ぼすので、我々投資家にとっては重要な問題です。

「エコトレFX」のツールの作り自体は、これまでに紹介した、Tradencyと似ていて、あらかじめ用意されているシステムから利用したいものを選び、セットするだけで、後はプログラムが自動売買を行う仕組みです。
よって大事なのは、勝てるシステムを見つけ出す事ですが、常時、リアルタイムの利益ランキング、勝率ランキングが公開されていて、「年間損益」「1取引最大利益」「最長連敗回数」といった項目から、システムのスクリーニングができるのが特徴です。まずはこういった視点で優秀なシステムを見つけ出し、そこからは、私が提案するような手法で、最終的な見極めを行います。ただし、「エコトレFX」は、ひまわりFXに口座を持つ必要があります。

システムトレードが優れている点は、優秀なシステムであれば、通貨ペアを気にしなくて良い点です。裁量トレードを行う場合、売買通貨の関係や値動きの特徴など、あらゆる事に配慮しなければいけませんが、システムトレードの場合、そういった労力は必要ありません。当然ですが日本人は、ドル円をはじめとする対円通貨に関心が高く、その範囲で取引を行いがちですが、システムトレードの場合、そういうったことを気にする必要はありません。そのことで、投資の選択肢が広がりますので、よりFXで勝てる確率は高くなると思います。

時刻 13:00  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2009・10・20

 今回はくにやす・FXを紹介します。同社やシステムトレードを前面に出している特長あるFX会社で、2009年10月現在、国内でTradencyのシステムトレードツールが使えるFX会社3社の内の一つです。

 Tradencyのツールは「FXらくだ」というサービス名で提供されていますが、FXCMジャパンとは若干、構造的な違いがあります。それは、システムの動作環境が自社サーバーか、カバー先(米国FXCM)のサーバーかの違いです。ちなみに、米国FXCMは、世界最大規模のFX会社ですが、くにやす・FXのサービスはダイレクトに米国FXCMのサーバーにつながっています。
サーバの違いは、どちらが良いというわけでなく、それぞれにメリット・デメリットがりますが、使ってみて一番感じるのが、使えるシステムが若干異なることと、公表されている実績データがかなり違うことでしょう。(おおよそ「FXらくだ」の方が、1~2割利用できるシステムの数が多くあります。)「FXらくだ」の場合、ダイレクトにシステムの追加や削除が行われますが、自社サーバーをもつFXCMジャパンでは、ワンクッション入り、その段階で利用できるシステムを選別していると考えられます。

 ダイレクトの場合、最新のシステムがいち早く利用できるというメリットがありますが、そういうシステムには不安定なものが多いので、かえって戸惑う場面もあるということです。実際に10月13日には、くにやす・FXの情報ブログで次のような記事があったりして、その様子が見て取れます。
(FX会社のブログらしからぬ本音の分析がおもしろいので、ご参考までにURLを載せておきます。)

http://www.fx-kyc.com/report/rakudaguide/2009/10/post_34.html

 

また、くにやす・FXは初心者の顧客のケアに熱心で、セミナーや24時間の電話対応,情報ブログが充実しています。セミナーや電話で相談しながら、少しずつFXシステムトレードというものを理解していきたい人向きのFX会社だと思います。

時刻 13:10  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2009・10・18

今回紹介するのは、2008年12月国内で最初に、Tradency社のシステムトレードツールを採用したFXCMジャパンです。国内の100社を超えるFX会社の内で、おおよそ10位前後の規模(口座数、証拠金残高、取引高などを基準にした場合)の大手FX会社です。かなり以前の話ですが、2005年に他社に先駆けて、手数料無料を打ち出したFX会社として記憶に残っています。今は当たり前のようになっていますが・・・そういうことも含めて、私は世界標準を取り入れるのが早い会社というイメージを持っています。Tradency社のシステムトレードツールの採用などは、そのことの表れかもしれません。

愛称「らくちんFX」(FXCMジャパンの登録商標)として提供されていますが、先月、デモコンテストの口座数が10,000口座を達成したとの発表があったように、現時点で日本一多くのTradencyユーザを持つFX会社でもあります。
豪華景品もあり、バーチャルマネーのトレードなのでリスクがありませんから、FXの入門者はコンテストに参加することから始めるのもいいかもしれません。

「らくちんFX」の機能について言えば、Tradency社のサービスを提供している他社と大きな違いはありませんが、らくちんFX専用のオフィシャルサイトを開設していて、かなりきめ細かな情報を提供していることと、独自の「らくちんアナライザー」というツールが使えることが特徴だと思います。これは、システムを選んでポートフォリオを作るための、システム分析ツールです。統計的手法を使っている点において、私の考え方に近いものがあります。簡単に主な機能を紹介すると以下のようになります。

① トレード履歴分析
個別システムの取引履歴と取扱通貨ペアのチャートを組み合わせて、システムと相場の関係を表したものです。

② 週次リターン分析
個別システムの週次リターンについて、①時系列的な特徴、②確率分布、③取扱通貨ペアとの相関関係、④他のシステムとの相関関係、といった観点から分析が行えます。

③ ポートフォリオシミュレーション
トレーダーが作成したポートフォリオについて、リスクやリターン、相関関係などの視点で、過去の取引履歴からシミュレーションを行います。

④ ポートフォリオ最適化
投資可能な証拠金と許容な可能なリスクレベルを指定して、ポートフォリオの最適化を行います。

このようなツールを独自に提供しているというのは、さすが大手!という感じがします。今後、もっと洗練されたものに進化していくことが期待されます。


無料のデモトレードはこちらから

時刻 19:33  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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2009・10・01

当ブログではこれまで、FXCMジャパンなどが採用している、米Tradency社の自動売買プログラムについて、システム分析や注目システムをお伝えしてきましたが、今回は他社のツールについても触れたいと思います。近年は、日本でFXを提供する金融事業各社もシステムトレードに積極的な傾向で、口座開設者に向けて独自のサービスを提供しはじめているようです。

 

今回紹介するのは、老舗ひまわり証券の「ひまわりFX」のシステムトレードツールです。同社は、1998年に国内初で個人投資家にFXサービスを開始した、業界きってのパイオニア。システムトレードにも早くから取り組んでいて、FXに限らず、日経225先物、TOPIX先物の自動売買プログラムを提供してきました。ちなみに、2009年10月1日現在、ひまわりFXでは、計3種類のシステムトレードツールを扱っています。

 

①     シグナルマップ(http://sec.himawari-group.co.jp/report/signalmap/

 為替市場の値動きを、6つのテクニカル指標(単純移動平均、MACD、ストキャトティクス、ボリンジャーバンド、RSI、DMI)をベースに使い分析して、今後の方向性や損益の情報をキャラクターの表情などで表わすサービス。ひまわりFXに口座を持てば、無料で使える。

 

②     トレードシグナル(http://sec.himawari-group.co.jp/systemtrade/outline/tradesignal/

 ドイツ生まれの、システムトレードに必要な機能をほぼ網羅した、システムトレードのプラットフォームを提供するトレードツール。分析から自動発注までをトレーダー自身が行ったり、ロジックを購入して使ったりできる。どちらかというと、システムトレードの上級者向けのサービス。有料(トレードシグナル:月額19950円(税込)/トレードシグナルFXライセンス:14700円(税込)。ただし、条件を満たせば利用料金はキャッシュバック)。

 

③     えらんで自動売買 エコトレFX(http://himawari.topscola.net/ecotradefx/

 2009年5月から展開している「ひまわりFX体感プロジェクト」の第3弾「システムトレードを体感」の目玉として登場。あらかじめ用意された売買システムから、パフォーマンス等をチェックして、利用するものを選ぶだけ。シストレ口座を開けば実際の取引も可能で、もちろん自動発注にも対応。基本的には、Tradency社のサービスと似ている。ひまわりFXに口座を開けば無料で使える。現在はβ版として、口座開設者のみにデモ取引を提供している。

 

 ビギナー向けのシグナルマップ、上級者向けのトレードシグナルと、ユーザーのリテラシーに応じて、様々なサービスを提供していますが、なかでも、エコトレFXは、優秀なシステムを選べばいいという点で、旬のシステムを乗り換えて使う私の戦術にも合致したサービスです。個人的に注目しています。

売買システムも、順張り系、逆張り系とバラエティ豊かで、通貨ペアもそれぞれの売買システムについて、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ポンドドル、豪ドルドル等に対応しています。何より、ひまわりFXに口座を持てば、無料で使えるのはうれしい点。日本の会社が提供するサービスなので、表記などもわかりやすいよう配慮されています。これからシステムトレードを始めたい方に向いていると思いますので、一度、お試しになってはいかがでしょうか。

時刻 22:48  | シストレの強いFX会社  | 記事URL

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