FX自動売買システムが、あなたの代わりに24時間不眠不休でプロ並みのトレードをやってくれる!山本克二

『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技 ~ローレバレッジ時代の超堅実システムトレード術~』 『使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門』 『らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門』

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当ブログがビッグ・トゥモロウ9月増刊号で紹介されました

ビッグ・トゥモロウ9月増刊号

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プロフィール

山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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当ブログに掲載されてる情報、記事等は、一般的な情報提供を目的としたものであり、資産運用、投資等に関する決定は、利用者ご自身の判断でなされるようにお願いいたします。

情報の内容に関しましては万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。当該情報に基づいて行った行為により被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

FX自動売買のお知らせ

2010・08・16

本日、マイコミジャーナルにインディ・パ代表本郷氏との対談記事(後編)が掲載されました。
後編のテーマは、「システムトレードに統計学を使う上での、読者へのアドバイス」です。今回が、8月中3回にわたって連載された記事の最終回になります。
ご興味のある方は、どうぞご覧ください。

マイコミジャーナル記事:「本郷氏・山本氏が語る - 統計学はシステムトレードにどう有効なのか」
前編へ
中編へ
後編へ

時刻 19:14  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・08・09

本日、マイコミジャーナルにインディ・パ代表本郷氏との対談記事(第2弾)が掲載されました。

今回は、本題の「トレードにおける統計学の有効性」が話題です。ご興味のある方は、どうぞご覧ください。

マイコミジャーナル記事:
本郷氏・山本氏が語る - 統計学はシステムトレードにどう有効なのか(中編)


時刻 21:05  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・08・06

本日マイコミジャーナルに、拙著『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技~ローレバレッジ時代の超堅実システムトレード術~』(技術評論社)の紹介記事が掲載されました。

システムトレードで直面する問題の対処法を伝授! 山本克二氏の新著が発売

※ 本のプレゼントもしていますので、是非ご応募ください。

時刻 21:23  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・08・02

本日マイコミジャーナルに、インディ・パ代表の本郷氏との対談記事「本郷氏・山本氏が語る - 統計学はシステムトレードにどう有効なのか(前編)」が掲載されました。インディ・パは早くからTradencyのミラートレードにもシステムを提供していたシステムプロバイダーです。最近は本格的なシステム開発者を育成するためのセミナーなども開催しています。

対談は、前編・中編・後編の3部構成で公開される予定ですが、今回はその前編です。残りの部分も、8月中に順次公開される予定ですので、そちらもお楽しみに。

時刻 20:52  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・07・30

本日発売のビッグ・トゥモロウ9月増刊号『年1000万円稼ぐ「投資&副業」の始め方』に、当ブログが紹介されています。内容は、これからFXを始めるという入門者のために、自動売買の魅力や始め方について解説しています。(2章 FXは為替の勉強をしなくても儲かる」18~23ページ)

入門者向けの記事ということで、FXトレード・フィナンシャルの「オートFX」やFXCMジャパンの「シストレステーション」で知られているTradency社のミラートレードを中心に、シストレの基本について解説しました。

ビッグ・トゥモロウ9月増刊号

時刻 18:43  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・07・13

 この本では、Tradency社のミラートレードに焦点を当てて、システム選びから資金運用までのノウハウを書いています。7月にFXCMジャパン、8月にFXトレード・フィナンシャルから新バージョンのミラートレード(新プラットフォーム)が提供されるので、それにタイミングを合わせての新刊発売です。
因みに、Tradencyの新プラットフォームはFXCMジャパンでは「シストレステーション」、FXトレード・フィナンシャルからは「オートFX」という商品名で提供されます。

「FX自動売買・ガチンコ投資必勝技

~ローレバレッジ時代の超堅実システムトレード術~」
技術評論社 本体価格1780円 税込定価1869円
A5判/1色/192ページ ISBN978-4-7741-4335-4

 執筆にあたっては、本気でリアルのトレードにチャレンジする方が実戦のなかで直面するような問題をとりあげ、それらに対して明確な解答を示すように心がけました。また、読むために必要な経験レベルとしては、拙著「使える売買システム判別法」と「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」の中間をイメージして書いています。

私のこれまでの本にくらべて、より実践的な内容になっており、
・システムトレードに関する様々なデータを読むときの注意点
・エクセルの機能を上手に使って、膨大な数のシステムから効率的使えるシステムを選ぶ手順
・システムのリスクとリターンを数字で知る方法
・自分にあった投資規模を決め、それを増やしていく計画の作り方
・実戦の中で直面する資金の増減への対処法
などについて解説しています。

 特に資金管理(マネーマネジメント)はシストレの成否を握る重要ポイントなので、詳細に解説しました。例えば、ヘッジファンドなどのプロ投資家がリスク分析のためによく利用するモンテカルロ法というシミュレーション技法(モンテカルロ・シミュレーション)を使って、資金管理で陥り易い間違いや、その対処法などについて解説しています。

 また、この本を読んで、システム分析について興味をもった方は、拙著「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門」に読み進めてみてはいかがでしょうか。確率論や統計学を利用した、より精密な分析手法,具体的な計算方法(計算式)についても紹介しています。

もくじ



はじめに

第1章 FXの自動化でチャンスが生まれる
 1-1 FXのメリットとデメリット
 1-2 メリットの多いシステムトレードの自動化
 1-3 売買の自動化でチャンスが増える
 1-4 自動売買ではローリスクで十分な利益を得られる
 1-5 システムトレードでリスク・リターンを管理する

第2章 確実に勝つための自動売買システム選び
 2-1 自動売買のトレードツール選び
 2-2 初心者からプロまで使えるミラートレード
 2-3 最新のシステムトレードツールを体験しよう
 2-4 リアル口座でのトレード開始の手続き
 2-5 トレーダーはプレイヤーではなく監督になる

第3章 成功に近づくシステム選びの基本
 3-1 システム選びは情報の吟味から
 3-2 利益が出れば良いシステムというわけではない
 3-3 バックテストの落とし穴
 3-4 システムには寿命がある

第4章 FXを確率の取引に変える
 4-1 データの「期間」が最初のポイント
 4-2 どんなデータが重要か
 4-3 システム選びの実践テクニック

第5章 リスクとリターンを「見える化」する
 5-1 トレードの生命線「リスク予測」
 5-2 リスク額の算出方法
 5-3 リターンの予測方法
 5-4 システムの取り下げタイミング

第6章 資金を増やすシナリオ作り
 6-1 資金管理とポートフォリオ
 6-2 シミュレーションで資金管理を強化する
 6-3 資金管理の代表的なシナリオを理解する
 6-4 シナリオを実践的に運用する

本書のまとめ

はじめに

 誰でも簡単にFX(外国為替証拠金取引)が始められる時代になり、いまでは自宅のパソコンから世界中のあらゆる通貨の売買が当たり前のようにできます。
 FXは平日24時間取引ができ、他の投資に比べて取引の形態やルールもシンプルですから、手軽な投資対象として一般投資家に幅広く普及したのもうなずけます。
 しかし、実際に取り組んでみると簡単に儲かる甘い世界でないことも事実です。本を読んだりネットで情報収集したり、夜遅くまでパソコンの前で奮闘しても、勝ったり負けたりでなかなか思ったように儲からないという人も多いのではないでしょうか。現実には、長期的に安定して勝つためのそれ相応の努力も、経験を積むための長い時間も必要です。
 また、2008年9月のリーマンショック以降、市場は一気に不安定になりました。それまでの単調な相場と異なり、各国の経済情勢や突発的なニュースによる急変も多くなりました。そして、これらの動きに翻弄されて成果が上げられなくなったトレーダーも数多くいます。なかには日々のトレードで肉体的にも精神的にも疲れてしまい、市場から撤退するケースもあります。投機ではなく長期的な資産形成を求める堅実な読者のなかには、FXは疲れる、割に合わないと感じている人も多いのではないでしょうか。
 そのような状況で、より良い方法への試行錯誤の結果、システムトレードやこれから私が紹介する自動売買に行き着く人が増えています。この厳しいトレードの世界で一般投資家が少しでも有利に戦うためには、自動売買が不可欠のツールになっているのです。

・FXは自動売買で変わる

 自動売買はFXの新たなトレンド、新しいスタイルのトレード方法です。「システムトレード」という名称をご存知の読者も多いと思いますが、FXの「自動売買」は厳密にいえばシステムトレードの一種であり、そのなかでも最も自動化が進んだものです。
 具体的には、為替の値動きを読んで売買してその差額で利益を上げるFXトレードのしくみをすべてプログラム化して、それがコンピュータの上で自動的に動くようになっています。
 はじめての読者は信じられないかもしれませんが、あなた自身は為替の売買を一切しません。あらかじめ必要な設定をしておけば、後はすべてコンピュータがやってくれます。

・初心者でも、低リスク・小額資金でできる

 このような新しいFXの投資スタイルでは、一般のFXトレードのように仕事中に為替関連のニュースを気にしたり、刻々と変わる為替の動きを分析し続けたりする必要はありません。
 自動売買では、1銭単位で売買価格を決めることや、分単位、秒単位で最適な売買タイミングをうかがうような手間はすべてプログラムにまかせて、時々トレードの成果を確認するだけです。
 つまり、良い自動売買プログラムさえあれば、トレーダー自身が初心者でも、プロ並みのトレードができる方法なのです。
 しかも取引自体は24時間行えるので、眠らない為替市場の特徴を有効に利用して低リスクでコツコツと利益を積み上げる投資スタイルをとれるようになります。
 こうして時間に余裕が出てくれば、じっくりかまえて、より大切なデータ分析や情報収集にも時間が割けるようにもなり、場当たり的な対応をして自らリスクを広げてしまうこともなくなります。

・プログラミングができなくてもできる

 FX業者や証券会社などが提供するシステムトレードの環境が急速に整ってきています。そのため、自動売買を利用するのに為替の専門知識やプログラミングなどの専門知識も不要になりました。
 すでに専門のプログラマが開発した自動売買プログラムが数多く出回っているため、従来はトレーダー自ら開発するのが当たり前だった自動売買プログラムの開発も不要になりました。したがって現在では多くの自動売買プログラムから優れたプログラムを選ぶスタイルのトレードが可能になっています。
 また、オールインワンタイプのシステムトレードツールも多くの金融事業者から提供され始めています。自動売買プログラムをあらかじめ多数取り揃えてまとめられ、気に入ったセットを選ぶだけで本格的なシステムトレードができるようにもなりました。

・コンピュータまかせのトレードは安心

 このようなプロのノウハウが詰まった自動売買プログラムは、厳重に管理されたサーバー上で動いていて、常に眠らず24時間マーケットをウォッチし続け、チャンスを的確に捕えてトレードを自動的に繰り返します。
 あなたが遊んでいる時も寝ている時も、毎日24時間、こんな自動売買プログラムがせっせとあなたの口座にお金を貯めてくれるとしたらどうでしょうか。

・自動売買のノウハウを学び、FXを確率で考える

 もちろんFXが投資である以上、誰もが必ず儲かるわけではありません。また、システムトレードもメリットばかりではありません。
 自動売買プログラムを選ぶのも、投資額を決めるのもトレーダーの自己責任です。したがって、自動売買のメリットを生かすためにシステムトレードについて熟知し、勝つために必要なノウハウを学ばなければなりません。
 自動売買という新しいFXトレードを成功させるためには、これまでにはない知識が必要になります。そこで本書はこのような新しいスタイルのFXを始めるために必要な次の事柄について解説しています。

・ 数多くある自動売買システムのなかから、勝てる自動売買プログラムを選ぶ知識とテクニック
・リスクをコントロールして安全な資金管理をしていく方法
・リスクとリターンを数値で知り、効率的に資金を増やすノウハウ

 また、本書の特徴として、私の専門分野のコンピュータシミュレーションや統計解析の技術や知識を応用しています。データに潜んだ真実を探し出し、結果として勝てる自動売買プログラムを選び、またリスクを「見える化」して上手にコントロールし、安全な投資をする技術についてわかりやすく解説します。
 本書を手に取っていただいたみなさんのトレードの成功と、そのために本書が少しでもお役に立てることを祈りつつ、本文に筆を進めたいと思います。


あとがき

 最後まで本書をお読みいただき、本当にありがとうございました。
 私は個人投資家として、長らく株や為替、外貨預金、投資信託などへの投資をしてきました。そして、その経験から、システムトレードは一般投資家にとって非常に有利な投資手法であり、プロが活躍する為替の世界で勝利への最短の近道だと確信するようになりました。これが、私自身がさまざまなスタイルのトレードを実践して、その紆余曲折の末にたどりついた結論です。
 本書の執筆では、そのような私の経験で得た発見や有用な考え方、テクニックをできるかぎり具体的に書くことで、実用的なノウハウ集として読者のみなさんに役立つことをめざしました。
 本書では、エクセルを使って大量のデータを効率的に扱う方法や、投資判断に使う基準値を複雑な計算が不要な計算表で解説しています。また、確率論や統計学の難しい概念や手法については、なるべく数式や専門用語を使わずに、たとえ話を多く用いて、それらのエッセンスを理解しやすいように工夫してお伝えすることに腐心しました。
 また、内容が専門的な事柄でも、投資家として知っておいてほしいとこだわった重要事項については、多少難解な文章になるのを覚悟の上で解説にチャレンジしています。
 これらの結果として、従来は専門書でしか扱われなかった科学的な投資技術を、みなさんにも身近に感じていただけたら幸いです。
 ところで、ほんの数年前の日本では、このような技術を身につけてもその技術を生かすシステムトレードの環境が不十分でした。本格的にシステムトレードを行うために海外口座を作るとか、英語のマニュアルを読むことが必要な時代が続き、欧米から大きく遅れていました。
 しかし幸いなことに、これまでの大きな遅れを一気に取り戻すべく、ここ1、2年でシステムトレードを行う環境は急速な展開を見せています。
 本書でも紹介したような世界的に認められた優れたツールの導入が進んでいますし、最先端のトレード環境を提供するFX会社や証券会社もどんどん増えています。これからは国内でも欧米並みの優れた売買システムを提供するプロバイダーも続々と出てくるでしょう。
 このように、つい数年前まではシステムトレードの必須条件だった難しいテクニカル分析やプログラミングを覚える必要もなくなっています。本書で得た知識を実践できる環境がやっとそろってきたのです。
 いよいよシステムトレーダにとってチャンスの時代が始まります。確かな投資技術を持ってこの絶好の機会を生かし、是非満足のいくトレードの成果を出してください。

山本克二

時刻 00:05  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・06・09

先日マイコミジャーナルで、拙著「使える売買システム判別法」が紹介されました。

同誌は、システムトレードに関する記事が豊富なので、私もよく読んでいます。読みやすい記事になっていますので、ご参考にしていただければと思います。

マイコミジャーナルの記事へ

時刻 20:35  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・05・11

 拙著「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード」(パンローリング)の中で、解説している計算式やサンプルデータをエクセル・ファイルそのままのかたちで、公開しました。

 本を読みながら、実際にパソコン上で操作をしてみることで、理解を深めることができます。また、調べたいシステムのデータをコピーして実際に分析する際にも、便利だと思いますのでご活用ください。

サンプル・データ ダウンロードのページへ

時刻 19:41  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・05・06

「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門」についての、追加情報です。今回は、「目次(詳細)」、「はじめに」、「さいごに」の全文を掲載します。

目次


はじめに
・システムトレード成功のカギは「選ぶ力」
・確率統計で考える

第1章 システムトレードの魅力

1-1 システムトレードのタイプ
・システムトレードとは
・タイプ①売買ルールの決定
・タイプ②情報収集と分析の自動化
・タイプ③売買の自動化
・タイプ④専門会社の作ったシステムを利用
・タイプ⑤システムの評価と使い分け
・システムの実力を見極めること

1-2 システムトレードのメリット
・心理的リスクの回避
・判断の正確性とスピード
・時間的制約からの解放
・プロのノウハウの利用
・リスク分散による安定性の向上

1-3 システム選択型の例
・選ぶだけの簡単システムトレード
・デモ口座の開設
・基本操作

1-4 システム開発型の例
・口座開設の方法
・口座とツールの設定
・基本的操作手順
・システムの開発と購入
・自動売買

第2章 システムトレードの課題

2-1 システムの実力を知ることは意外に難しい
・優れたシステムを選ぶ基準と順序
・信頼第一
・真実を見えにくくする偶然のノイズ
・システムの性能は常に変化している
・システムはブラックボックスである

2-2 実績データの読み方
・①マクロ的データ
・②ミクロ的データ

2-3 まぐれや偶然に気づきにくい投資の世界
・3人のトレード結果から読み取れることは?
・シミュレーションで分かるトレードの姿
・トレードの成績は偶然か必然か
・偶然の結果に一喜一憂しても時間の無駄

2-4 バックテストでは真の実力は分からない
・システムはどうやって開発するか
・バックテストの限界

第3章 システムの真の実力を知る

3-1 将来のトレード結果を統計学で予測する
・統計的推論とは部分から全体を推論すること
・母集団の特性を知れば将来の結果が予測できる
・大数の法則からやればやるほど確実性が増す

3-2 信頼区間
・信頼区間という幅の意味
・実際のシステム分析例
・信頼区間の計算方法

3-3 仮説検定
・PFとトレード回数に着目する
・PFの変化から見えてくるもの
・仮説検定の考え方
・偶然に起こり得る範囲のPFを求める

3-4 統計的手法の限界も知ってうまく使う
・危険率
・検出力
・信頼区間と仮説検定のリスクの違い

第4章 システムの変調を発見する

4-1 システムの変調とはどのような現象か?
・システムのライフサイクル
・変調の早期発見が収益性確保には重要
・変調発生の実例
・指標と基準値を決めてブレない判断をする

4-2 T検定
・母集団の特性変化を検出して変調を発見
・母集団の平均値で変調を検出する
・変調の実例
・T検定の計算方法

4-3 二項分布
・勝率の変化は利用しやすい指標
・勝率70%のシステムの実例
・検出ポイントの計算方法

第5章 戦略的な資金管理の考え方

5-1 リスクとリターンは投資家の羅針盤
・期待利益を知ればじっくり待てる
・最大ドローダウンが分かれば危険を回避できる
・リスクコントロールの実際
・効率的な投資のための考え方

5-2 資金を安定的に増やしていくためのシナリオ
・資金管理ではシナリオ作りが大切
・シナリオ①リスクを最小化
・シナリオ②複利効果を最大に利用
・バランス型シナリオ
・シナリオの運用例

第6章 リスクを予測する

6-1 リスクを予測するときの重要ポイント
・実績や経験から予測してはならない
・リスクは生命線
・3本の矢

6-2 標準偏差を用いた最大ドローダウンの予測
・自然現象は正規分布している
・最大ドローダウン予測の実例
・統計的方法論
・最大ドローダウンの計算方法
・実例で最大ドローダウンを見る

6-3 最大の連続負け数からリスクを判断する
・真の最大ドローダウン発生の様子を事例でみる
・最大負け数の計算方法

第7章 リターンを予測する

7-1 期待利益を予測するとはどういうことか?
・母集団の平均値を求める
・投資価値と投資効率

7-2 回帰分析でトレードの傾向を数式化
・回帰分析の実例
・正確な期待利益の求め方

7-3 どのようなデータが将来の予測に有効か
・相関係数の意味
・実例による最適データの期間特定

第8章 より精密なポートフォリオの作り方

8-1 使うシステムの数で危険率を最適化する方法
・全体の危険率から個々の危険率を算定
・システムの相関性に注意

8-2 現代ポートフォリオ理論の応用
・基本概念
・計算方法の解説
・なぜ低相関のシステムを使うのか
・システム数の増加によるリスクリターンの変化
・最適なポートフォリオを求める手順
・初めてソルバーを使うときの設定
・ソルバー条件設定
・最適化の結果
・最適解の調整

まとめ
さいごに



はじめに


 FX(外国為替証拠金取引)や株式、先物、CFD(差金決済取引)など、さまざまな 投資分野で「システムトレード」にチャレンジする個人トレーダーが増えています。 システムトレードとは、その場の"直感"や"ひらめき"や"思いつき"ではなく、あらか じめ構築した売買システム(システム)の出すシグナルに機械的に則って トレードをする手法です。

 なぜ、システムトレードが注目されるのでしょうか。それは継続的にトレードの収 益を蓄積するための「メリット」が、この手法にはいくつもあるからです。また、情 報技術の発展によって、個人でも自分でコンピュータにシステムをプログラムできる 環境が、急速に整ってきたことも背景にあります。

 ただ、必ずしも自力でシステムを作ることや、コンピュータでプログラムすること だけがシステムトレードとは限りません。一言でシステムトレードといっても、実に さまざまな取り組み方があるのです。
 そこで本書では、まずシステムトレードの概念と、いくつかのタイプについて確認 したいと思います。そのうえで、この手法で勝つための知識やノウハウについて紹介 します。
 ただし、一般的なトレード書のように、相場分析や売買のタイミング、適正な売買 価格の予測といったことは、一切解説しません。また、システムを作るための技術解 説や、より強力なシステムを作るためのノウハウを提供するものでもありません。
 本書が提供するのは、システムそのものの「優劣」を判断する分析方法、そしてシ ステムを使いこなすためのノウハウ、アイデアです。そのための確率統計の技術につ いて、具体的かつ実践的に紹介します。
 つまり、本書が分析の対象とするのは、相場ではなく、システムそのものなのです 。

●このシステムは勝てる良いシステムか否か?
●このシステムを実際に使ってトレードした場合、どれくらいのリスクとリターンが 見込まれるか?
●そして、どのようにしたらシステムを使いこなして利益を手にできるか?

 それらの答えを得ようというのが、本書の目的です。システムトレード成功のカギ は「選ぶ力」 相場分析をせずに、システムを分析すると聞いて奇異に感じられる方 もいるかもしれません。普通、相場分析がトレードの第一歩となるからです。
 その理由は、この手法の仕組みを考えてみると分かるでしょう。システムトレード には、いくつかタイプがあるものの、いずれにしても自分の"外"に置いた売買ルール で、機械的にトレードをします。私であれ、皆さんであれ、売買ルールさえ良ければ 、そしてそれに機械的に従えば、勝てるトレード方法です。

 現在では、必ずしも自分自身でシステムを作らなくても、専門家の作ったシステム を購入したり、借りたりすることで、システムトレードを実践できるようになりまし た。極論すれば、投資や相場に関する知識や経験、ノウハウなど一切無くても、良い システムを選ぶ力さえあれば、トレードに勝てるのです。
 これは実のところ、自分でシステムを作っている方にとっても同じことがいえます 。自作システムの優劣を客観的に評価できるようになれば、運用成績の格段の向上が 望めるからです。
 つまり、専門家の作ったものであれ、自分の作ったものであれ、システムトレード で最も重要なことは同じといえます。それは、システムそのものの実力を見極めるこ となのです。
 これは、けっして簡単なことではありません。システムトレードについての理解を 深めていくと、 累積利益やバックテストの結果(過去データでシステムを走らせた 結果)など、過去のデータを単純に見るだけでは、システムの真の実力は見えてこな いと分かってくるはずです。
 それでは、どのようにしてシステムの真の実力を明らかにしていくのでしょうか。 それが本書のテーマ「確率統計で考える」ことです。

確率統計で考える

 統計学は、一言でいうと「推定のための科学」です。例えば、テレビの選挙速報で 、わずか数パーセントの開票率にもかかわらず「当選確実」の報が出るのを不思議に 思った方も多いのではないでしょうか。
 これは統計学の技術を使っています。出口調査やその時点の開票結果といった、わ ずかな情報から、まだ投票箱の中身をすべて見ていなくても、数学的に推定できるの です。
 本書では、複雑で不可解な動きをする相場やシステムを大きな"投票箱"と見立てま す。そして、そこから出てくる売買結果をもとに投票箱のすべての中身――すなわち 、今後出てくるはずの売買結果――を数学的に予測します。

 しかし、本格的な分析には、確率論や統計学の本にあるような複雑な数式が必要で す。それでは、せっかくの優れた技術も実用的ではありません。
 そこで本書では、さらに工夫をして、こうした複雑な方程式をすべてエクセルの計 算式で表しました。本書にあるエクセルの式を入力すれば、分析してみたいシステム についてのデータをエクセルにコピーするだけで、高度な統計計算ができるのです。  複雑な方程式の意味は分からなくても、そのエクセルの計算式から結局のところ何 が分かるのか、計算結果として得られた数値は何を意味しているのか、といった基本 事項さえ理解できていれば、実用上は十分でしょう。
 ただ、後々に応用が利くように、エクセルの式のなかで重要な数値の意味は、でき るだけ詳しく説明するようにしました。こうすれば分析に慣れてきたとき、変数を調 整して自分なりの手法を開発できるはずです。

 システムトレードの世界は今、急速に"環境"が整ってきています。高性能で使いや すいシステムトレードツールや自動売買プログラムが開発され、誰もがそれを手軽に 利用できるようになりました。また、そうした先端的なシステムを活用できる証券会 社やFX会社も増えてきています。
 ご自分でシステムを開発される方も、専門会社が開発したシステムに"投資"をした い方にとっても、最終的に重要なのは、システムを選ぶ「目」を養うことです。本書 がわずかなりとも、そのお役に立てれば幸いです。

さいごに


 本書を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 海外では、先物を中心に、システムトレードに数十年の歴史があり、その研究の奥 深さと膨大な情報量には圧倒されるばかりです。システムトレードに理解を示し、有 利なスプレッド(FXやCFDで)や優れたツールを提供するブローカーも多数あり、万 全の環境が整っています。
 そのため数年前までは、日本の個人トレーダーがトレードステーションやメタトレ ーダーといった汎用のプラットフォームを利用して本格的な自動売買をやろうとすれ ば、どうしても海外のブローカーに口座を作る必要がありました。また、経験者が求 めるような本格的な情報を得るためには、英語の書籍か海外のサイトをあたるよりほ かありませんでした。

 しかし最近、そうした海外との大きな"格差"を一挙に取り戻すかのように、日本の システムトレード環境が急速に発展しています。
 例えば、本文で紹介したように最先端のシステムトレードツールを提供する証券会 社やFX会社が、日本にもいくつも登場してきました。また、システム開発にチャレン ジするための情報も充実してきており、自動売買システムを開発し、個人投資家に提 供するシステム開発会社(プロバイダー)も増えています。なかには「世界レベル」 といえる会社も出ており、おそらく今後、こうしたプロバイダーが急速に世に知られ るようになるはずです。
 そうなれば、個人投資家にとってシステムトレードの敷居は、より低くなるでしょ う。専門家の開発した実力のあるシステムが多く提供されるようになれば、必ずしも 自分自身がプログラミングやテクニカル分析、ファンダメンタルズなどに精通してい なくても、本格的なシステムトレードを実践できるようになるからです。
 また、さまざまなプロバイダーが登場することで、裾野が広くなり、この分野の研 究がさらに進むでしょう。それは、利用者にとっては本当に良いシステムに出合える チャンスが増えることを意味します。その結果、システムに投資をするというスタイ ルを選ぶ投資家も増えるはずです。
 そして利用者の増加は、プロバイダーどうしの競争や切磋琢磨につながり、さらに 良いシステムが市場に増えることにつながります。私は日本でも、そのような理想的 な発展のサイクルに入ってきたと感じているのです。

 しかし、情報が多ければ、それに翻弄されることもあり得ます。さまざまなプロバ イダーがバラバラの方法・基準で自らのシステムの優れた面を主張するようになれば 、何を基準にして優劣を判別したらいいのか、何が信じられる情報か、分からなくな ってしまう危険性があります。
 また、市場が大きく発展してくれば、そのなかには必ずしも「まじめ」ではないシ ステムも混じってきます。私は、システムトレードが発展していくなかで、このよう な負の面も同時に顕在化するのではないかと懸念しています。
 そうした"玉石混交"のなか、このチャンスの時代を生かして、安定して長期的に勝 てる投資家になるためには、やはりシステムを見る目を養い、使いこなす技を身につ けるしかありません。そのスキルアップに、本書がわずかなりともお役に立てるとす れば、著者としてこれ以上の喜びはありません。

山本克二

時刻 21:39  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・04・16

拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」を読んで、本格的にシステムトレードを始めた読者の皆さんから、もっと詳しい本格的な解説書が読みたいという声が多く寄せられていました。今回のものは、そのようなご要望に応えられる内容にしたつもりです。
全国の書店に出回るのは、5月中旬になります。どうぞ、ご期待ください!

現代の錬金術師シリーズ 90
「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門」
パンローリング A5判横組 304 ページ
定価 2,940円(税込み)

<この本で私が最も工夫した点>

 今回の本では、システムの実力を評価するために、統計学の手法として知られている「母平均の信頼区間推定」、「T検定」、「回帰分析」などを利用します。

 本来これらの手法には難解な数式の理解が必要なのですが、それでは誰もが使える実戦的な本になりません。そこで悩んだ末、この本では数式は全てエクセルの式にしてしまいました。そして、あまり細かな数学的な理論には踏み込まないで、そのエクセルの計算式から結局のところ何が分かるのか、計算結果として得られた数値は何を意味しているのか、といった基本事項を中心に解説しました。

 本書にあるエクセルの式を入力すれば、分析してみたいシステムについてのデータをエクセルにコピーするだけで、高度な統計計算ができます。ぜひ実戦で利用していただきたいと思います。

<目次(仮) >

はじめに
第1章 システムトレードの魅力
 1-1 システムトレードのタイプ
 1-2 システムトレードのメリット
 1-3 システム選択型の例
 1-4 システム開発型の例
第2章 システムトレードの課題 
 2-1 システムの実力を知ることは意外に難しい
 2-2 実績データの読み方
 2-3 まぐれや偶然に気付きにくい投資の世界
 2-4 バックテストでは真の実力は分からない
第3章 システムの真の実力を知る 
 3-1 将来のトレード結果を統計学で予測する
 3-2 信頼区間
 3-3 仮説検定
 3-4 統計的手法の限界も知って上手く使う
第4章 システムの変調を発見する
 4-1 システムの変調とはどのような現象か?
 4-2 T検定
 4-3 二項分布
第5章 戦略的な資金管理の考え方 
 5-1 リスクとリターンは投資家の羅針盤
 5-2 資金を安定的に増やしていくためのシナリオ
第6章 リスクを予測する
 6-1 リスクを予測するときの重要ポイント
 6-2 標準偏差を用いた最大ドローダウンの予測
 6-3 最大の連続負け数からリスクを判断する
第7章 リターンを予測する
 7-1 期待利益を予測するとはどういうことか?
 7-2 回帰分析でトレードの傾向を数式化
 7-3 どのようなデータが将来の予測に有効か
第8章 より精密なポートフォリオのつくり方 
 8-1 使うシステムの数で危険率を最適化する方法
 8-2 現代ポートフォリオ理論の応用
まとめ
さいごに

時刻 16:31  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・02・19

昨年10月の発売以来、拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」についての問い合わせを多数いただきました。その中で、特に多い質問のパターンが5つほどあります。他の読者の方々にも参考になると思いますので、それらをブログ記事として取り上げることにしました。

Q1:システム開発は、すべきではないのか?

本を読んで自作のシステム(ルール)で運用することが不安になりました。自分でシステムを作っては、勝てないのでしょうか?

回答はこちらの記事へ

Q2:連続負け数の計算方法は?

本で解説されている方法で実際のシステムの最大ドローダウンを予測してみるつもりです。そのために、本に載っていた勝率よりもっと細かな単位で、いろいろな場合の連続負け数を知りたいので、計算方法を教えてください。

回答はこちらの記事へ

Q3:大きなポートフォリオのリスクを最適化するには?

真の最大ドローダウンを計算するリスクの考え方についてはよくわかりました。しかし、仮にシステムを10に分散した場合、同時期にすべてのシステムが予測した最大ドローダウンまで落ち込む可能性は非常に低くなるのではないかと思います。この場合、単純に各システムの真の最大ドローダウンをリスク許容額まで合計しただけでいいのでしょうか?

回答はこちらの記事へ

Q4:シストレの利回りは?
FX自動売買で期待できる毎月の平均リターンは、何%ぐらいでしょうか?

回答はこちらの記事へ

Q5:投資額を増やして複利効果を生かしたい
ボトムラインを一定にして、得た利益で更に投資額を増やし、複利で資金を増やしていきたいのですが、そういうことは可能でしょうか?

回答はこちらの記事へ

時刻 00:08  | 執筆活動, 注目の記事  | 記事URL

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2010・02・16

拙著に関するFAQを5回に分けて取り上げてきましたが、今回はその最終回です。資金管理に関しては間違えやすいことが多いのですが、これはその代表的なものの一つです。

Q5:投資額を増やして複利効果を生かしたい
ボトムラインを一定にして、得た利益で更に投資額を増やし、複利で資金を増やしていきたいのですが、そういうことは可能でしょうか?

A5:複利効果を効かせることで、加速度的に資金が増えていくのを想像するのは楽しいことですが、結論から言って、ボトムラインを一定にするのは、よい方法ではありません。リスク許容額を徐々に増やしすのは当然やってもいいのですが、ボトムラインは着実に押し上げていくべきです。以下にその理由を3点述べます。

理由1)ボトムラインが一定ということは、それまでにせっかく積み上げた利益の全てを、いつ失っても不思議がないということです。ある意味、ギャンブル的なトレードになってしまうということです。

理由2)資金が増えても、人それぞれに固有のリスク許容度はすぐに大きく変わりません。結果として、予想どうりのドローダウンが起きたとしても、予想以上の大きなショックを受けることになってしまいます。その場合、長続きしないトレードになってしまう可能性大です。資金の増加とリスク許容額の増加を混同してはいけないということです。

理由3)システムのライフサイクルを考えると、安定期に小さな投資でコツコツと貯めた資金を、衰退期に大きな投資で大きく失うということになります。有利なときに小さく投資し、不利な時に大きく投資するわけですから、あまり良い投資戦術とは言えません。

時刻 07:38  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・02・10

拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」の発売以来いただいた質問の中から代表的なもの5つを選んで、ブログ記事として取り上げていますが、今回はその4回目です。
投資において利回りを知ることは重要ですが、注意すべき点もあります。それについて解説します。

Q4:シストレの利回りは?
FX自動売買では、毎月の平均リターンは何%ぐらいでしょうか?

A4:リターン/リスク(拙著126ページ)について言うと、私が最近選んでいるシステムの平均は、おおよそ0.08前後です。たとえば、50万円の口座残高で、リスク許容度30万のトレーダであれば、月当たりの期待利益は2.4万ということです。投資金額(口座残高)に対する利回りは5%程度ということでしょうか。(月あたりといっていますが、毎月そうなるわけではないことはお分かりですね。あくまで、何ヶ月かの平均としてです。)

 利回りというのは、自分の持っている資金に対してどの位の利益が期待できるのかということですから非常に重要です。ただしFXの場合はレバレッジが効くので、利回りというのは資金の大きさでは決まらず、「リスク許容度×システムのリスク・リターン率」によって決まります。よって、外貨預金や投資信託と比較する場合には、その点注意する必要があります。
 外貨預金や投資信託ですと、元々レバレッジという概念はなく、例えば100万円投資して利回りが2.4%=2万4千円なのですが、FXの場合は許容度が30万円の人は利回り2.4%=2万4千円ですが、同じ100万円の資金を持っていてもリスク許容度が50万円の人であれば、「50万円×0.08=利回り4%」となります。さらりリスク許容額が60万円であれば、許容額30万円の倍で、利回りは4.8%です。このように、レバレッジが効く場合、重要な事はリスク許容度、或いはシステムのリスク・リターン率ということになります。利回りという言葉を使った時に少し誤解を招きやすい部分なので、ここは知っておいて頂きたいと思います。


また、リスク・リターン率は刻々と変化しています。例えば2008年のある時期では、私の選んだシステムの平均リスク・リターン率は0.25もありました。0.25ということは、0.08の約3倍ですから、同じリスク許容度でも利回りが3倍ということになります。ここからも、2008年後半までは、システムトレードにとっても利益の出しやすい市場であったということがわかります。

時刻 07:30  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・02・06

今回は、ある程度経験を積んで、より複雑で大きなポートフォリオを作り始めた読者から、よく聞かれる質問です。

Q3:大きなポートフォリオのリスクを最適化するには?

真の最大ドローダウンを計算するリスクの考え方についてはよくわかりました。しかし、仮にシステムを10に分散した場合、同時期にすべてのシステムが予測した最大ドローダウンまで落ち込む可能性は非常に低くなるのではないかと思います。この場合、単純に各システムの真の最大ドローダウンをリスク許容額まで合計しただけでいいのでしょうか?

A3:このことにお答えする前に、まず危険率という言葉を知っていただく必要があります。確率の計算をした場合、その答えが間違ってしまう確率です。拙著で説明している連続負け数は、実は危険率を1%で計算しています。

拙著はごく初心者のために書いているので、いくつかの想定をすることで話を単純化していて、だいたい3つくらいのポートフォリオを想定しています。したがって、3つの最大ドローダウンを足した数値の予測がはずれる確率=実質的危険率=1%x1%x1%=100万分の1となり、ほぼ安全だろうと考えられる訳です。これで、システム1つのポートフォリオでは、リスクを1.5~2倍しないと危険な理由もおおよそ分かると思います。1年に数百回トレードするシステムはざらにありますから、100回に1回間違えるようでは、ボトムラインが信頼できないからです。

したがって、多くのシステムで構成する大きなポートフォリオの場合には、安全性が高くなりすぎるという指摘は合っています。そこまで、深く計算しない初心者は、単純に全部足した方が無難のですが・・・、上級者は危険率を調整すればいいことになります。つまり、10システムのポートフォリオなら、個々のシステムの危険率は、例えば20%でも実質的な危険率は20%の10乗ですから、十分な安全性があることになります。

それでは、どうしたら20%の危険率で連続負け数を計算できるかということですが、前回記事(A2)でお教えした式の一部に、1%という数値があります。そこが危険率の設定箇所です。つまりそこの数値を変えれば、危険率を自由に変えて、連続負け数が計算できます。

※ただし、実質的な危険率は十分低く見てください。最近の市場は通貨ペア間の連動性が高く、また、違うシステムでも同じようなルールを使っている例もあり、予想以上に悪いことが重なるからです。

時刻 08:04  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・01・27

拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」では、それぞれのシステムを利用してトレードをした場合のリスク額について、具体的な計算方法を紹介しています。今回は、その計算に必要なシステムの連続負け数についての質問です。

Q2:連続負け数の計算方法は?

本で解説されている方法で実際のシステムの最大ドローダウンを予測してみるつもりです。そのために、本に載っていた勝率よりもっと細かな単位で、いろいろな場合の連続負け数を計算したいので、方法を教えてください。

A2:本書で紹介している計算方法の原理は、ごく基本的な確率の計算をベースにしています。たとえば、勝率がX%のシステムがN回連続して負ける確立は(100%-X%)のN乗ですから、Nを増やしながら計算していって、その発生確率がほとんどありえないほどの確率になる時のNを求めます。

エクセルをお持ちであれば、連続負け数の計算には以下の式のB2に、システムの勝率を入れれば簡単に計算ができます。

=CEILING(LOG(1%,1-B2),1)

例えば、70%なら
=CEILING(LOG(1%,1-70%),1)

※一つのシステムだけでトレードする時は1.5~2倍することをお忘れなく。

時刻 07:00  | 執筆活動  | 記事URL

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2010・01・19

昨年10月の発売以来、拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」についての問い合わせを多数いただきました。その中で、特に多い質問のパターンが5つほどあります。他の読者の方々にも参考になると思いますので、それらをブログ記事として取り上げることにしました。

今回はその第一回です。

(本書はシストレ未経験の初心者を対象に書いたために、経験者には少々物足りなく感じられたのではないでしょうか。今年は経験者を対象にした、より実践的な理論の本も出す予定です。そちらもご期待ください。)

Q1:システム開発は、すべきではないのか?
本を読んで自作のシステム(ルール)で運用することが不安になりました。自分でシステムを作っては、勝てないのでしょうか?

A1:私は、初心者には自分自身でシステムを開発するスタイル(自作派)のシステムトレードはお勧めしません。簡単にできることを説いている書籍や商品もありますが、FXの現実はそれほど甘い世界ではないからです。初心者の内から危険を冒して、自作のシステムでトレードする必要はないと思っています。投資するのは、皆さんの大切な資産ですから、一歩一歩慎重に経験を積みながら、より高度なトレードスタイルにステップアップしていくべきです。

 そういう意味で、あらかじめプロが作ったシステムを利用するスタイル(外部調達派)のトレードで経験を積んで、為替やコンピュータに精通してから、その次の段階としてシステムの開発に取り組んでも遅くはないと思います。そうやって十分な知識や経験を積んだトレーダなら、他人の作ったシステムを使うことばかりでなく、自分で開発するのは、むしろ良いことだと思います。その方がはるかに面白く、また知識も深くなるとも思います。

 また、外部調達派のシステムトレードの経験は、システムの良し悪しを見分ける力をつけるのに最適ですが、ここで得られる「システムを見極めるノウハウ」は、自作派トレーダにも非常に役に立ちます。それができるということは、自分自身が作ったシステムの性能を客観的に評価できるということですから、まだまだ完成度が低く勝てないシステムをリアルトレードで使ってしまうような危険なことを避けることができますし、更に良いシステムにするにはどうしたら良いのかも自然と見えてくるはずです。

 経験のあるシステムトレーダでも、自分の作ったシステムと他人の作ったシステムを並行して使っている人が少なくありません。自分のトレードスタイル以外の多様なタイプのシステムを使うことで、リスク分散が効果的にできることや、他人のシステムを使うことで勉強になることが多いのが、その理由です。その他にも、自分が詳しくない投資対象(たとえばCFD、株価指数先物、コモデティなど)にも分散投資できることも、自作だけにこだわらないことのメリットです。

時刻 07:13  | 執筆活動  | 記事URL

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2009・12・29

マイコミジャーナルは総合情報サイトですが、システムトレード関連の情報が豊富なので、私もよく読んでいます。

先日、拙著『らくらく儲ける! しっかり儲ける! FX自動売買入門』(あさ出版)について、マイコミジャーナルの取材を受けました。

本の内容がよく分かる、良い記事になっていますので、ご参考にしていただければと思います。

マイコミジャーナルの記事へ

 

時刻 06:00  | 執筆活動  | 記事URL

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2009・12・10

パンローリング社のトレーダーズショップに「オススメの一冊コーナー」というのがあるのですが、そこに書評を書きまた。このコーナーは、有名なアナリストや投資家の方々が、良い本を紹介しているので、私も時々見ています。ご参考になさってはいかがでしょうか。

トレーダーズショップ「オススメの一冊コーナー」へ

「マネー・ボール」は、このブログで紹介してみたいと思っていた本なのですが、パンローリングさんから寄稿の依頼があったので、そちらで公開することにしました。

来年2~3月に発売予定で、次の本を書いているのですが、それは前書とはうって変わって、確率論や統計学に深く入り込んだ内容の本になっています。その本が出るまでの下準備として、読んでいただくのもいいかもしれません。

時刻 20:49  | 執筆活動  | 記事URL

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2009・11・03

拙著のアマゾンキャンペーン(2009年11月1日)にご協力いただいた皆様。本当に、ありがとうございました。販売開始から、まだ10日あまりしか経っていませんが、おかげさまで、アマゾン・ベストセラー・ランキングの上位に表示されるようになりしまた。

投資部門のランキングでは、3位までいきました。そのため、店頭の目立つ場所に置いたり、仕入れ量を増やしてくださる書店さんが増えているなど、早くも嬉しい反響が出はじめています。

キャンペーン数日前から、ブロガー,メルマガ発行者,ブログ読者など多くの方々から、協力の申し出や問い合わせをいただきました。メールの対応に追われ、本当に忙しい数日でしたが、結果として多くの方々と縁ができたことが一番大きな成果だったのではないかと感じています。

あらためて、お礼を申し上げます。

 

<お詫び>

・当日、予想を上回る売り上げが集中したために、アマゾンの在庫が切れてしまいました。そのため、本の発送に時間がかかってしまう方がいます。申し訳ありません。至急出版社と相談して対応しましたので、数日中にはお届けできると思います。

・販売開始からキャンペーンまでに10日間ほどの期間があり、大変お待たせしてしまった方々がいました。中には、「待ちきれず、特典なしを覚悟で買ってしまった。」という方や、「読むために1冊、キャンペーン特典のためにもう1冊買った。」という方までおり、申し訳ない限りでした。通常アマゾンキャンペーンは、発売直後数日以内にやるものだそうです。その点、配慮が足りなかったことをお詫び申しあげます。

山本克二

時刻 14:58  | 執筆活動  | 記事URL

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2009・10・03

以前お伝えしたFX入門書がいよいよ発売になります!これからシステムトレードを始める方のために、FXの基本的なことから解説しています。
11月の予定が少し早まりました。
早い書店では10月23日頃から店頭販売が始まるそうです。

関連記事「FXシステムトレードの入門書 ただ今執筆中!」はこちらへ

11月1日0:00-23:59 にアマゾンキャンペーンを計画していますので、ご期待ください。
(期間中にアマゾンでご購入いただいたかた全員に特別なプレゼント!)

タイトル:「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」
著者:山本克二 著
出版社:あさ出版 
1,365円  
A5判/1色/172ページ

全国の主要書店をはじめ有名書店、アマゾン等ネットにて発売!

 

FXbook1s.pngまえがき
第1章 自動売買を始める前に知っておきたいFXの基礎知識 
  ・FXの知識、これだけ知っていれば大丈夫
  ・FXのメリットとは?
  ・FXのデメリットとは?
第2章 システムトレードの仕組みを理解しよう 
  ・システムトレードとは何か
  ・システムトレード 進化の5ステップ
  ・システムの寿命をどう克服するか
第3章 なぜ自動売買は有利なのか? 
  ・Step1 ノウハウの蓄積と心理リスクの排除
  ・Step2 時間と手間の大幅な削減
  ・Step3 ルールの厳守と取引の24時間化
  ・Step4 プロのノウハウ利用とリスク分散
  ・Step5 高パフォーマンスの維持
  ・システムトレードのデメリット
第4章 自動売買を深く理解するために2つの指標をマスターしよう 
  ・システムトレードに必要な2つの指標
  ・覚えておきたい指標①期待値
  ・覚えておきたい指標②最大ドローダウン
  ・期待値と最大ドローダウンをどう応用するか
第5章 最先端のシステムトレードを体験してみよう 
  ・システムトレードを始めるための準備
  ・デモトレードにチャレンジしよう
  ・トレードツールの操作手順
第6章 システムを運用するために知っておきたいこと 
  ・システム分析の基本テクニック
  ・システムの切り替えテクニック
  ・長く安定してトレードしていくための4つのヒント

 

時刻 20:07  | 執筆活動  | 記事URL

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2009・08・10

システムトレードは、本来簡単で非常に役に立つ道具(ツール)です。
プロのトレーダでない我々個人投資家は、知識も時間も十分に無い中でFXをやるのですから、こんな良いものを利用しない手はありません。

でも、システムトレードって分かり難くありませんか?
「あの本で書いているシステムトレードと、この前友人に聞いたシステムトレードはぜんぜん違うものだけど、システムトレードって結局何?」とか「ぜんぜん簡単じゃない。プログラムとか、最低でもエクセルのマクロくらい作れなければ無理でしょ!」などと思っている方が多いのも事実です。
それは、システムトレードという言葉の定義がとても広く、それぞれの人が自分のやっている「ある種のシステムトレード」をシステムトレードと言っている例が多いからだと思います。

普通は、様々なシステムトレードを実際に試しながら、徐々に自分に合ったシステムトレードを探すのですが、そのためには膨大な時間と授業料が必要です。
今書いている本は、読者の皆さんにそのための時間とお金を、大幅に節約してもらうことを、第一の目標にしました。

本当に知識ゼロの状態からFXやシステムトレードの全体像を理解し、安全にFX投資をやってゆくための基礎知識や、良いシステムを選ぶための実践的なテクニックを短時間で学んでもらえるように工夫しています。
後半で解説する予定のデモトレードのあたりまで読み進んでもらえれば、きっと「システムトレードって意外に簡単で、トレーダの強い味方になってくれるものなんだ!」ということを実感していただけるのではないかと思います。

この本が店頭に並ぶのは、まだ2ヶ月あまり先になりますが、途中もっと具体的なことがお話できるようなったら、またお知らせします。

時刻 10:31  | 執筆活動  | 記事URL

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