FX自動売買システムが、あなたの代わりに24時間不眠不休でプロ並みのトレードをやってくれる!山本克二

『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技 ~ローレバレッジ時代の超堅実システムトレード術~』 『使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門』 『らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門』

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プロフィール

山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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FX自動売買のお知らせ

2010・08・24

これからシステムトレードを始めようという方のために、メールセミナーを始めました。

5日間短期集中メールセミナー(無料)
 『初心者・入門者向け 自分に合ったシステムトレードの選び方』

このセミナーは、ステップメールというしくみを使って配信します。通常のメールマガジンでは、読者登録すると、次の最新号からメールが送られるようになりますが、ステップメールでは、いつ登録しても登録者毎に、最初のメールから決められた間隔(例えば1日間隔)で順に送ることができます。

このセミナーでは申し込みからの5日間、毎日1通5~10分程度で読めるメールを配信します。それを読み進めれば、自然とシステムトレードの全体像がつかめるセミナーになっていますので、初心者・入門者の方は是非購読してみてください。

<もくじ>
1日目(登録日) システムトレードとは
2日目         自作派と調達派
3日目         システムトレードのしくみ
4日目         開発型ツールと選択型ツール
5日目         実際のサービス

このフォームにメールアドレスを入力して「登録」ボタンをクリック!


※メールの配信は、5日後には自動的に止まりますので、継続して情報をご希望のかたは、メールマガジン「システムトレード研究室だより」にご登録ください。

※各回のメールの最後に、配信解除アドレスを記載していますので、 途中での配信解除も可能です。

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2010・03・17

 前々回から、ステップアップしてシステムの自作をめざす方のために参考書を紹介していますが、今回は2つの代表的トレードツールを知るためのセミナーDVDについてです。比較的に初心者向けのものを選んだので、システム開発をするのは将来のことだが、とりあえずどんなものかを知りたいという方にも良いと思います。

 その一つが、世界的にも多数のFX会社で提供されいているメタトレーダ4(MT4)ですが、システム開発に必要な機能をオールインワンで備えています。MT4はシステムトレードばかりでなく、裁量トレードのためのチャートツールとしても人気があり、既にそういう形でMT4に接している方も多いと思います。

 もう一つとして、ひまわり証券のトレードシグナルを選んだ理由は少し違います。それは、イージーランゲージ系の言語が、国内で利用できるシステムトレードツールの一つだからです。(マネックス証券のマネックストレーダなども同様)

 トレードシグナルでプログラミング言語として利用できるエキーラは、トレードステーションというシステムトレードツールの「イージーランゲージ」をベースに作られているのですが、そのトレードステーションがオメガ・リサーチ社から初めてリリースされたのは1991年です。20年近い長い年月、システムトレーダの標準ツールとして利用されてきたため、膨大なサンプルプログラムやテストデータの蓄積があります。もう一つの世界標準になっていきているMT4の正式リリースは2005年ですから、わずか5年の歴史であることを考えると、その歴史の古さ=情報の多さは圧倒的な違いがあります。

 そういう意味で私は、例えばMT4のユーザでも、イージーランゲージを理解しておくことを薦めます。イージーランゲージはMQL4よりずっと簡単な言語でので、わずかな努力で、プログラムが読めるようになりますし、それによってシステムを開発するための情報源や、参考になるアイデアの供給源が格段に増えるからです。

 もう一つ、イージーランゲージ系のツールを使うことのメリットがあります。それは、投資対象のバリエーションを増やすのに役立つことです。トレードシグナルもそうですが、イージーランゲージ系のツールは、株や先物のトレードにも対応しています。例えば先物には、商品、株価指数、金属、エネルギー、穀物・・・様々なものがあり、それらはFXが普及するはるか以前から投資対象として研究されてきました。そのために、古くからイージーランゲージを使って様々な戦略が研究され、実際に利用されてきました。それらの、貴重なデータやテクニック、更には実際のプログラム(コード)までが利用できるのです。ただし、先物はFXなどに比べると、トレードの仕組みが少々複雑で、様々な制限もあります。それに比べると、FXは高い流動性や取引のシンプルさなど、システム化が容易で扱いやすいことも事実です。

 私が思うに、現代のシステムトレーダは、最初はFXから入り、その中で長い歴史のあるイージーランゲージの情報やノウハウも利用していく。そして、それが軌道に乗ってきたら、更に安全性の高いポートフォリオを作るために、先物などに取り組むという手順が無理がないのではないかと思います。

 また、もちろんですが、開発型のシステムトレードツールは他にも様々なものがあります。ただし、世界的に見ても、この2つが特に普及しており、参考になる情報も多いので、知っておいて損はないと思います。

 今回紹介したDVDは、どちらも開発型のツールを始めて利用するビギナーを対象に、ツールの基本的な使い方を解説するものです。初めての方が、流れにしたがって開発型のシステムトレードを理解するのには、良いと思います。しかし、既にシステムトレードについてある程度の知識があり、マニュアルを読めば理解できるという方には、不要だと思います。したがって、マニュアルは各社のサイトからダウンロードできますので、それを見てから、もう少し分かりやすい説明が必要だと感じたら、DVDを見るのがいいでしょう。

 内容は、インストールのしかたから、必要な情報の入手方法、自動売買システム(EA,ストラテジー=戦略 など言い方は様々です)の利用による自動売買のしかた、バックテスト、最適化まで、基本的なツールの操作方法が、丁寧に解説されています。

1)メタトレーダ4
DVD メタトレーダー4 徹底活用入門
鈴木隆一 DVD 本編104分収録 3,990円

2)トレードシグナル
DVD ここまで出来る 『tradesignal 入門ガイド』
岡本祐志/ひまわり証券  DVD64分 1,890円

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2009・12・29

 本ブログ、2009年最後の更新です。前回は、金融庁によるレバレッジ規制について、私なりの考えをお伝えいたしましたが、今回も、規制強化による余波についてお話したいと思います。
 
 来年は、FX業界の大型再編の年になります。その引き金になるのが金融庁の規制強化ですが、その一つ、完全信託保全の実施は、顧客からすれば望ましい事なのですが、FX会社からすれば、厳しい選択を迫られる事になります。ただでさえ、FXビジネスには、システム・サーバ管理や運用など、莫大な資金が必要です。にも関わらず、完全信託保全が実施されると、顧客資産を常に信託銀行等に預ける必要が生じ、台所事情は圧迫されます。従来であれば、金融機関から資金調達を行い事業を行っている会社もあるようですが、今後はさらなる信用が求められるようになり、財務状況によっては借入も難しくなり、資金ショートを起こす危険性が増すのではないかと私は考えています。
 こういった事が影響してかどうかはわかりませんが、Tradencyのシステムを採用している事でも知られる「くにやす・FX」は事業を廃止。12月19日にフォレックスクラウンへ事業を譲渡しました。

 これを受け私たちが注意すべき事は、信頼できる会社に口座を開くという事です。いくらスプレッドが狭かったり、利便性に長けたサービスが提供されていも、取引会社がなくなってしまえば意味がありません。仮に預けた資産が戻ってくるとはいえ、破産決定から返還まで時間が空けば、取引にも空白が生じます。これは重大な機会損失です。
 ですから今一度、取引を行っている会社の財務状況や自己資金規制比率(財務の健全性を測る指標。パーセンテージで表され、120%を下回ってはならない)をチェックし、仮に危険を感じるなら、資金を引き揚げて、他の会社に口座を開くべきです。
 また、新たに会社を選ぶ際も、会社の規模や顧客保護の姿勢、もしくは取引スペックにおいても、約定率の高さやスリッページ(注文価格と売買価格の差)に注目するようにしてください。 投資において、自分の身を守るのは自分自身。今後は、そういった事にも、より配慮しなければならないのです。

 さて、2009年は皆さんにとって、どんな1年だったでしょうか。私にとっては、システムトレードに没頭でき、念願の著書も出す事ができた、素晴らしい年でした。


 世界的な景気の動向はいまだ不透明で、為替、株式ともに、どう動くかも不明瞭です。このような中でもシステムトレードを強力な武器にして、より良い結果を、お互いに出していきましょう。皆さんのトレードライフに幸あることをお祈りします。

時刻 07:00  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・12・22

 2009年も、いよいよ終わりを迎えようとしています。今年はFXや日経225先物の先物トレーダーにとって、インパクトに富んだ1年になったのではないでしょうか。というのも、為替や日系平均は上昇下降、さらにはボックス相場と乱高下を繰り返して投資家を悩ませ、これにより多大な利益を得た人もいれば、完膚泣きほど叩きのめされた人もいるかと思うからです。

 そこで当ブログでも1年を締めくくるにあたり、2009年を通じて気になった金融トピックについて、2回に分けてお伝えしたいと思います。

 今回取り上げるのは、春頃に発表された金融庁によるレバレッジ規制についてです。これは、投資家保護の目的から、2010年8月をめどに、レバレッジの上限を50倍、さらに2011年8月には上限25倍に制限しようというもの。資金効率の高さがFXの魅力だったがため、多くの投資家には動揺が走り、FX各社はこれにして顧客離れの懸念もあり、猛反発をしています。

 確かにレバレッジは、FXの大きな魅力。少ない資金でもリターンを得られる、画期的な仕組みだと思います。ですが私は、過度なレバレッジは投資家の身を滅ぼす、諸刃の剣のようなものとも考えています。従って今回の規制も、「致し方ない」というのが、率直な感想でしょうか。
 というのも、現状提供されているレバレッジの上限は、高ければ400倍。100倍や200倍なんていうのは、ザラです。もちろん、資金効率の高さで恩恵を受けたトレーダーもいるかもしれませんが、ほとんどは資金を失う引き金になったのではないかと思います。たとえそれが少ない金額であっても、損失は損失。そういった事を繰り返した挙句、取り返しのない事態に陥った方も少なくないのではないでしょうか。レバレッジ100倍などは、これはすでに投資とは呼べません。ギャンブル、或いは投機です。

 また、私が今回の規制について、賛成の意見に傾いているのは、システムトレードにおいては、ハイレバレッジは必要ないという持論もあるからです。
 これまでにも当ブログで述べてきましたが、システムトレードのメリットは、24時間のチャンスを活かし、より多く取引できる事です。裁量では24時間相場に向き合う事は不可能ですが、機械任せのシステムトレードでしたら、そういった事も問題ありません。システムが常に市場を監視し、売買を行ってくれます。
 数多く取引できるという事は、1回の売買でリスクを取らなくても言いという事です。仮に1日1回しか取引チャンスがないなら、そこで多くの利益を見込もうと、高いレバレッジで取引しがちです。
 ところがシステムトレードでは、こういったリスクを冒す必要はありません。システムで市場をウォッチする事で売買チャンスは増えますから、高い利回りを求めなくてもいいのです。むしろ、低いレバレッジでいいから、確実にチャンスをモノにしていく姿勢が求められます。よってレバレッジについても、私は高くても5倍が限度だと考えています。そうなれば、今回の規制はシステムトレーダーにおいては、あまり関係ないのかもしれません。

 投資の原則が、長期的・安定的に利益を得ていく事だとしたら、過剰なレバレッジは、あまりにもリスキーです。規制が施行されようがしまいが、レバレッジを含め、堅実な資金管理をしていきたいものです。

時刻 19:20  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・12・16

 このシリーズでは、これまでシステムトレードのデメリットについて述べてきましたが、今回が締めくくりとなります。最後に紹介するのは、システムトレードがファンダメンタルズに弱いという点です。

 ご存じの通り、相場の分析手法は、為替の値動きやテクニカル指標(移動平均線や、RSIなど)をもとに将来を予測する「テクニカル分析」と、経済動向や要人発言、経済指標の予測・結果を参考に予測する「ファンダメンタルズ分析」に大別されます。一般的には、テクニカル分析は比較的短期トレードに、ファンダメンタルズ分析は中長期トレードに役立つといわれています。

 システムトレードがファンダメンタルズに弱いのは、突然発表される要人発言や経済指標の発表など、定性的な情報をコンピュータプログラムで処理する事が、現状では難しいからです。基本的にはシステムはテクニカル情報をもとに売買シグナルを発生させる仕組みなので、突発的に発生するニュースに対応できないと考えたほうが無難だと思います。
例えば為替相場の場合、先進国を中心とする各国経済の見通し、或いは経済指標の予測と結果にギャップがあると、投資家は動揺してパニック売り(もしくは買い)をすることがありますが、こういった動きに伴う相場の変化に、システムがついていけない事が多いのです。
今年の11月は、米経済やドバイ経済の先行き懸念からドルやユーロが売られ、一時ドル円が84円台を記録するなど急激な円高が発生しましたが、これが原因で保有ポジションの含み損を拡大させたシステムトレーダーは少なくないはずです。或いは、裁量トレードなら、この流れに乗って大きな利益を得られたかもしれないのに、システムが反応せず、このチャンスを逃したトレーダーもいるかもしれません。これぞまさに、ファンダメンタルズに対するシステムの脆弱性です。仮にシステムに不利な状況が起きたら、いったんプログラムを停止する等、緊急の判断を下す事も必要だということです。

 最後に、これまでの話をまとめておきましょう。システムトレードのデメリットは、以下の4点に集約される事がわかりました。

① 優秀なシステムは一握り
② コンピュータに関する専門知識が必要
③ 誤動作やシステムリスクが生じる
④ ファンダメンタルズに弱い

 ただし、解決策がある事も事実です。①②については、近年ですとトレーダー自身が必ずしもプログラミングの知識を駆使してシステムを構築する必要はなく、金融事業者、或いはシステムベンダーが提供するものを使う事で解決できます。
 ③については、信頼性の高い金融事業者やシステムベンダーを選ぶ事で、ある程度回避できますし、④についても先ほど申し上げた通り、重要な経済指標が発表される前後は、あえてシステムを停止するなどの工夫で対応できます。デメリットとはいえ、いずれも対処できる事が可能なのです。

時刻 19:00  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・12・02

システムトレードのデメリットについて、第3回目です。これまでにお伝えしたのは、①優秀なシステムは一握り、②コンピュータに関する専門知識が必要、という2点でした。利便性に長けたシステムトレードであっても完全無欠ではない、むしろ、デメリットを知ることで、継続的に勝つ手法を身につけられます。
 今回紹介するのは、システムトレードの誤動作やシステムダウンのリスクについてです。これは、システムトレードに限らず、パソコンやモバイルといった機器、さらには、インターネットというインフラを使う限り、必ず付きまとうリスクですが、きちんと自覚していただきたいと思います。

 システムには、バグによる誤動作やシステムダウンがつきものです。自作の場合はもちろんですが、プロが作ったものでも、これは避けられません。私も自らシステムを組み、自動売買する仕組みを構築してきましたが、もっとも気がかりだったのは、プログラムのバグでした。
 さらに、システムトレードを行うのに、避けられないリスクがあります。それは「停電」です。災害等で自宅に電気が供給されないと、パソコンはただのハコ...取引はおろか、インターネットにアクセスできません。モバイルパソコンのようにバッテリーを搭載しているならまだしも、バッテリーのないデスクトップだと、これは致命的です。停電中にポジションの含み損が発生~危険水域まで拡大する可能性があります。私の場合は、自宅に無停電電源装置を用意して、もしもの場合も対応できるようにしていますが、こういった点にも注意が必要です。

また、金融事業者のサーバがぜい弱だと、相場の急変時にアクセスが殺到するとシステムダウンが起き、サーバにアクセスできないというケースもあり得ます。ネットワークやシステムの障害、金融事業者側のサーバダウンの危険性はゼロでないので、やはり信頼性の高い会社を選ぶ事は、基本的なリスク回避につながるのだと思います。

 それ以外にも、デモ取引を提供している会社もポイントかもしれません。バーチャル取引ができるというのは、システムの使用感を測るのに非常に有効です。これは裁量トレードも同じですが、いきなり資金を投じて取引を行うのは、非常にリスクを伴います。まずはデモ取引から始めてトレードの感覚をつかみ、それから本番取引を始めるべきです。
 誤動作やシステムリスクは、システムトレードを行う限り避けられない事ですが、会社選びなど基本的な点を押さえることである程度回避する事ができます。

時刻 18:00  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・11・26

 引き続き、システムトレードのデメリットについてです。前回は、優れたシステムはほんのひと握りで、私たちには、それを選びぬいて使っていかなければならないと述べました。また、一時は高いパフォーマンスを記録するシステムであっても、それが未来永劫続くわけではなく、市場に変化に伴い陳腐化することもお伝えしました。システムトレーダーは、使っているシステムを過信するのではなく、陳腐化=変調をいかにはやく察知して取り下げ、新たに旬のシステムに切り替える判断力も求められるという事です。それが、継続的に勝ち続けるためのポイントなのです。
 こう書くと、「システムトレードって意外と面倒なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが...。むしろ、こう考えてください。システムトレードで勝つために必要なのは、「実力のあるシステムを見つけ出して、ポートフォリオに加えるだけ」です。対して、裁量トレードだといかがでしょうか。トレードをするには相場と向き合い、時間の制約や心理的なリスクと向き合いながら市場を分析しつつ、取引を行わなければなりません。ところがシステムトレードなら、使っているシステムの取引結果を定期的に監視しつつ、新たなものをチェックしておけばいいのです。手間や労力という点で、非常に有利であるという事です。これは、裁量トレードからシステムトレードに移行した方なら、納得できるはずです。

 こういった、システムトレードのメリットも踏まえながら、そのデメリットも知っておいていただきたいのですが、今回挙げたいのは、システムトレードを行うには、コンピュータに関する専門知識が求められるケースがあるという事です。
 近年は、ベンダーや金融事業者が用意したシステムを選び、セットするだけで自動売買を行ってくれる、利便性の高いサービスもありますが、システムトレードを行う場合(或いは、自身でシステムを構築する場合)、エクセルのマクロやMQL4メタトレーダの開発言語)といった、コンピュータの知識が必要な事があります。特に、高度なシステムトレードツールを使いこなすには、トレーダーにもそれなりのリテラシーが求められます。
 こうなると、コンピュータの素人が扱うのは現実的でありません。セットアップやチューニング、バックテストを行うには、プログラミング言語に精通していないと手に負えず、これがシステムトレードの敷居を高くしている、最大の要因です。
私の場合、システムトレードを始めた当初は、自作のプログラムを組んでいましたが、それは本職がシステムの開発者であったからというのが大きいところです。仮に素人であれば、とっくに挫折していたでしょう。なかには、プログラムの勉強をするあまり、トレードが手に付かないという、本末転倒の結果を迎えたトレーダーもいるようです。これは笑えません。

 もちろん近年は、先に申し上げた通り、あらかじめ実力(PFや勝率など、システムにかんするマクロ的・ミクロ的データ)を公表したシステムもあるので、みずからプログラムを組んだり、専門知識がなくても使えるものは増えています(ただし、その実力を評価するには、公表データを鵜呑みにしてはいけませんが...)。特に初心者であれば、最初から多くの時間を割いてまで、システムを自作する必要はないと思います。

初心者のうちは、自作システムでトレードするのはリスクも高いので、プロのつくったシステムを使い、それでは飽き足らなくなるほどの実力がついたら、自作の道を考えるという順序がいいのではないでしょうか?

時刻 07:20  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・11・18

 前回まで、計4回にわたって、システムトレードのメリットについて紹介してきましたが、今回からはその反対である、システムトレードのデメリットについて、何度かに分けてお話していきたいと思います。

 トレーダー自身がリアルタイムの相場に向き合い、売買判断を下す裁量トレードと異なり、取引自体をコンピュータープログラムに任せるのがシステムトレードです。トレーダーは言うなれば、選手(システム)を見守る監督のような立場になる事で、心理的なリスクや取引時間の制約から解放されるわけですが、だからと言って、この手法が何の弱点もない、完璧なものではないという事です。確かに、時間や資金を効率的に使えるのは紛れもない事実ですが、自身が取引を行わない事で生じる、デメリットにも目を向けなければいけません。万全と思って取引をしていると、思わぬ脆弱性に直面して、冷静さを欠くかもしれません。弱点も知っておく事で、落ち着いて対処できるようになるのではないでしょうか。

 最初にお伝えしなければならない事、それは、優れたシステムはほんの一握りだという事です。ただしこれは、感覚的にもおわかりいただける事だと思います。
 現在、世界中で流通しているシステムは膨大で、正直なところ、正確な数を把握する事は非常に困難です。しかも、システムトレードの内容も千差万別で、単にルールを決めて取引を行う事から、自動売買プログラムを購入して行うなど、様々です(システムトレードのタイプの詳細については、私の著書『FX自動売買システムトレード入門』(あさ出版)をご覧ください)。
 仮に、流通しているすべてのシステムが優秀であれば、誰もがそれを利用し、常勝トレーダーが相次いで現れるはず...。ところが現実はそうでありません。同じシステムトレーダーであっても、結果には大きな開きが生じています。なぜかというと、それは使っているシステムの性能に開きがあるからです。むしろ先に述べた通り、本当に実力のあるシステムは、僅かと言って差し支えないでしょう。

 それではなぜ、優秀なシステムの数は限られるのでしょうか。
 第一に挙げられるのは、システムの開発には、コンピューターと相場に対する高度な知識が求められるからです。いくらプロが作っているからと言って=完璧ではありません。
なかには、ロジックの精度が低く、シミュレーションではうまく稼働してバックテストの結果が上々であっても、実践では役立たずのシステムだって存在します。極端な話、性能が低いとわかっていて高額で販売する、悪徳システムベンダーもいるほどです。バックテストの結果など、ロジックを構成するパラメーターを調整すれば、いくらでも見かけ上の成績は高くする事ができるからです。これに騙されるトレーダーは後を絶ちません。私が、ベンダー等が公表するバックテストの結果を鵜呑みにしていけないというのは、こういった事に騙されないためでもあるのです(もちろん、ほとんどのベンダーはそうでありませんが...)。

 また、日々変化する市場に対応できるシステムを作るというのは、プロとはいえ決して容易でありません。むしろ、すべての環境(上昇・下落トレンド、レンジ相場など)応えられるシステムが存在する事の方が無理な話なのです。というのも、システムというのは、ある特徴的な値動きを売買サインと捉えて取引を行わけですから、仮に上昇トレンドで利益を取るのが得意なシステムなら、レンジ相場ではまったく勝つ事はでないというように、得手不得手があって当然なのです。相場のトレンドは時間の経過とともに変化するので、それに対応できず「落ちこぼれていく」システムはあってしかるべきです。

 大事なのは、優秀なシステムには限りがあって、それを選びぬく目を持つ事。さらに、環境に変化によりシステムの実力は上下するので、仮に性能が低下したなら、それも見抜いて、新たに旬なシステムに切り替える事です。優れたシステムばかりではないというのはシステムトレードのデメリットですが、それを自覚しておく事で、継続的に勝ち続けるためにすべき事も、おわかりいただけたのではないでしょうか。

時刻 21:28  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・11・12

裁量とシストレのメリット・デメリットについて、前回に引き続き解説します。

④専門知識
裁量トレードを行うには、ファンダメンタルズやテクニカルなど、相場を分析するための知識が求められます。特にテクニカル分析では、ローソク足や様々なインジケータ(指標)から相場の未来を読み解くため、高度な分析技術が必要な場合もあります。それらを身に着けるには、相当時間を割いて研鑽を重ねないといけません。専業トレーダーならまだしも、兼業トレーダーにそれだけ時間の余裕はあるでしょうか。
この点でシステムトレードにメリットがあるのは言うまでもありません。市場の分析はシステムが行うのですから、トレーダーが相場の知識を詰め込む必要はありません(もちろん、基本的な事はマスターしておくべきですが...)。しかも、システムは必ずしも自分でつくる必要はありません。プロの作ったシステムを使う手があるからです。私たちはシステムを通じて、彼らのノウハウが活用できるのですから、相場の勉強のための大変な時間と高い授業料を払わなくて済みます(笑)。
その場合は、システムトレードには、運も実力も関係ありません。唯一求められるのは、「実力のあるシステム」を見つけ出す事です。

⑤リスク分散
裁量トレーダーの多くは、自身の経験からメソッドを確立し、それを取引に応用させていくわけですが、やはり人間ですから、持てる取引手法にも限界があります。結局のところ、いつも似たようなタイミングで取引をしたり、複数ポジションを持っていたとしても、やはり似たような局面で売買している事が多いようです。よって、利益が出ている時はいいのですが、予測と反対に根が動くと、複数のポジションで含み損が発生するという、笑えない状況に陥る事もあり得ます。しかも、持てるポジションにも限りがあります。同時にたくさんあると、管理が大変ですから。つまり、裁量トレードは、リスク管理においても限界があると言わざるを得ません。
一方、システムトレーでは、リスク管理が非常に容易です。例えば、トレンドフォローのタイプ、レンジ相場が得意なタイプなど、性格の異なるシステムを見つけて並行して動かしておけば、どちらかが損をしても他で利益が出るなど、リスクヘッジを伴った取引が可能です。当然ながら、資金に余裕があれば、たくさんのシステムを同時に動かす事もできます。しかも、日本人トレーダーは普段から情報が入りやすく馴染みのある、円クロスの通貨ペアを取引しがちですが、システムだと、そんな事を気にする必要もありません。リスク分散のために、様々な通貨ペアを、自由に取引できるのも魅了です。むしろシステムトレードにおいては、複数のシステムでリスク管理しながら取引するのが基本といえるでしょう。

どうでしょうか。両者を比較すると、システムトレードの優位性が際立つのではないでしょうか。もちろん裁量トレードには、自身で判断を行うというダイナミズムもあり、それが魅力と感じる方もいるかもしれません。ですが、こと兼業トレーダーにおいては、本業を持ちつつ、かつ安全・安心して、かつ継続的に取引をするのに、システムトレードは非常に向いていると思うのです。

・ ・・といっても、何でもそうですが、システムトレードにも問題はあります。

それは、次回へ

時刻 07:12  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・11・08

これまでに、自身の苦い経験から、裁量トレードの限界、同時にシステムトレードのメリットを知った私ですが、今回は、両者のメリット・デメリットについてまとめてみました。

これまでの解説と多少重複もありますが、お付き合いください。

 

①心理リスク

継続的に裁量トレードを行うには、非常に精神力を要します。リアルタイムの値動きから売買判断を行い、取引し続ける事は決して簡単な事ではありません。利益が出ている時はいいかもしれませんが、含み損を抱えた場合は多大なプレッシャーが襲い掛かかりますし、特に損切りに関しては「また価格は戻すかもしれない」と淡い期待を抱き、結局はロスカットの憂き目に遭うこともあるのでは...。裁量トレードには多大な判断力や決断力が求められるのです。これが毎日積み重なれば、判断ミスを犯す可能性だって高まります。

当然ながらストレスも溜まるに違いありません。果たしてこういった状況下で、正確な判断を下し続ける事は可能でしょうか。私なら精神的に参ってしまうかもしれません。裁量トレードにはそれほど、心理的な負担やリスクが伴うのです。

ところがシステムトレードの場合、こういった心理リスクとは無縁です。トレーダーは優秀なシステムを見つける事だけに専念し、取引自体は機械任せで構いません。売買判断はシステムが行ってくれますから、私たちはその結果を待つのみです。もちろん、勝てるシステムを見つけ出す事が前提ですが、心理リスクに対する両者の差は歴然ではないでしょうか。

 

②体力

リアルタイムの相場と向き合わない事に裁量トレードは行えません。それが長時間に渡れば、集中力を途切れさせないため、精神力や体力が求められます。ところが、本業を持つサラリーマンであれば、適度な休息も必要。過度に相場に向き合えば体力を消耗し、本業はもちろん、トレードにも支障をきたす事になりかねません。為替ディーラーの定年は30代と聞きますが、それは心身に対する負担が大きすぎるからではないでしょうか。そういった意味でも、システムに任せておけばいいシステムトレードは、無駄に体力を消耗しません。

 

③取引チャンス

仮に専業トレーダーであっても、24時間相場に向き合う事はできません。体力や精神力には限界があるからです。どれだけ頑張っても、半日程度ではないでしょうか。それも毎日となると現実的でありません。ところが為替市場は、基本的に平日24時間動いています。すなわち、時間に制約のある裁量トレーダーは、相場から離れている時間だけ、取引チャンスを逃す事になるのです。

対してシステムトレードでは、システムが24時間相場をウォッチ。どんなつぶさなな値動きも見逃さず、売買サインが発生すると取引を行ってくれます。おのずと売買チャンス、取引回数は増えるので、利益を得る確率も高まります。

 

次回に続く・・・

時刻 17:21  | シストレ入門講座  | 記事URL

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2009・10・30

いまでは、システムトレード専門でFXや先物の取引を行っている私ですが、開始当初は、テクニカルやファンダメンタルズを参考にする、裁量トレードも並行して行っているとは、前回のブログでお話ししました。さらに、結果は散々であったとも......。今回は、その理由について、さらに詳しく述べたいと思います。

これは前回も軽く触れましたは、裁量トレードを継続的に行うには、精神力や体力が求められるという事です。サラリーマンの場合、取引を行うのは仕事が終わって帰宅後がほとんどですが、これがなかなか厳しいのです。もちろん、日本時間の夜間帯は欧州~米市場が活発になるので、大きな利益が狙えるのも事実なのですが、毎晩市場をウォッチするとなると......。若い方ならまだしも(笑)、私は体力がもちませんでした。
連日ともなると判断力も鈍り、それがもとで大きな損失を被る事もありました。すると、その失敗を取り返そうと無茶な取引をするようになり、それに伴いストレスもたまる事に...。寝不足とストレスの積み重ねは、いずれ本業にも支障をきたすようになってしまったのです。これでは継続的な取引はできません。

また、長時間、市場に向き合える専業トレーダーと異なり、兼業トレーダーが取引に専念できるのは時間が限られるので、それはすなわち、取引チャンスが限られる事も意味します。例えば、裁量トレーダーが夜8時から12時まで取引をするとして、それはたった4時間。24時間のうち6分の1にしかすぎず、後の6分の5=20時間は相場に向き合えない事になります。これは専業トレーダーも同じで、裁量で取引をするなら、24時間というわけにはいきません。何といっても、食事や睡眠を取らない事に、人は生きられませんから(笑)。
つまり、取引時間が限られる裁量トレードを行っている限り、取引チャンスを高い確率で逃す事になってしまいます。これも、裁量トレードの限界のひとつです。
ところが、システムさせセットすれば、後は自動的に取引を行ってくれるシステムトレードなら、こういったロスは起きません。24時間市場を監視して、売買シグナルが発生すれば、注文~決済、損切りまでも行ってくれます。すなわちこれは、チャンスを逃さず、かつ、リスク管理までしてくれるという事です。

加えて、システムが市場を24時間にわたって見てくれているという事は、取引回数が増えるという事にもつながります。そうなれば、収益チャンスもおのずと高まります。限られた時間だと取引できる回数も限界がありますが、システムトレードには、そういった制約もありません。皆さんに代わって、市場が動いている限り、ずっと取引の機会を、ルールがぶれることなく狙ってくれるというのですから、これほど頼もしい存在はありません。

苦い体験を通して、裁量トレードの限界、及び、システムトレードの利便性を実感した私ですが、皆さんも似たような経験はあったのではないでしょうか。次回は、これまで話を踏まえたうえで、両者のメリット・デメリットについて、まとめたいと思います。乞うご期待ください(次回へ続く)。

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2009・10・26

以前からお伝えしていましたが、私のはじめての著書で、「FX自動売買(システムトレード)入門」(あさ出版)が、いよいよ刊行されました。本書では、システムトレードの基本から、優秀なシステムの選び方~旬のシステムの切り替えという、山本式システムトレードをわかりやすく解説した、入魂の一冊です。当ブログと併せてご覧いただく事で、よりシステムトレードが身近になりますので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

さておき、宣伝から入ってしまいましたが(笑)......。今回からは何度かにわけて、なぜ私がこれほどまでシステムトレードを皆さんにお勧めするか、その理由についてお話したいと思います。これは著書でも触れている事ですが、裁量トレードとの違い・メリットを実感していただく事で、システムトレードに対する理解や関心を深めていただければと思います。

システムトレードが発達している欧米はともかく、いまのところ日本におけるトレード手法のメインストリームは「裁量トレード」と呼ばれる手法です。これは、ルールに従い機械的・継続的に取引を行うシステムトレードに対して、テクニカルやファンダメンタルズをもとに、自己判断=裁量で取引を行う事から、こう呼ばれるようになったのだと思います。大方、トレードの初心者は、裁量トレードから取引を始めているのではないでしょうか。かくいう私も、いまやシステムトレード一本ですが、FXを始めた当初は並行して、裁量トレードも行っていました。ところがその結果たるや、散々たるもので......。

一般的に裁量トレードを行う際、トレーダーが参考にするのは、チャート(ローソク足などテクニカル指標)とファンダメンタルズ(要人発言や指標発表)です。私の場合は、例えば米雇用統計の発表に伴い上下する値動きを予測するなど、そういったリアルタイムで得られる情報を参考に取引を行っていました。とはいえ、「予測」とは聞こえがいいものの、実際は「勘だより」と言った方が、的を射ていたのかもしれません。

というのも、実際の市場で思惑通りに相場が動くのは、指標の予測と結果に大きなかい離が見られるなど、よっぽどインパクトのある情報が発表された時がほとんどです。そうでない場合、市場は「織り込み済み」で動かなかったり、或いは、指標の結果が悪かったにも関わらず「悪材料出尽くし」で反発したりと、必ずしもセオリー通りになると限りません。私はこういった市場の特性に翻弄されつつ、資金を目減りさせてしまったのです。

しかも、為替市場がもっと活発に動くのは、日本時間の夕方から深夜。ただでさえ日々の仕事で疲れているにも関わらず、帰宅後にパソコン向かうのは、正直なところストレスを溜めるだけです。取引に熱中するあまり夜更かしてしまい、翌日の仕事に身が入らないという失態を犯す事もありました。そこで実感したのは、裁量トレードだと、長期・安定的に取引する事は不可能に近い、いずれ心身ともに限界が訪れるという、厳しい現実だったのです(次回へ続く)。

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