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| 2010.09.02 | トレードシグナル③ |
|---|---|
| 2010.08.24 | システムトレードのメールセミナーはじめました |
| 2010.08.12 | 【ブログ読者限定】メタトレーダのEA購入者プレゼント! |
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2010・09・02
「勝利の売買システム トレードステーションから学ぶ実践的売買プログラミング」
ジョージ・プルート, ジョン・R・ヒル, 岩本祐介, West Village Investment, 山下恵美子
「究極のトレーディングガイド」
ジョン・R・ヒル, ジョージ・プルート, ランディ・ヒル, 長尾慎太郎, 関本博英
「トレーディングシステム入門」
トーマス・ストリズマン, 柳谷雅之, 二宮正典
「トレーディングシステム徹底比較」
ラーズ・ケストナー, 柳谷雅之
時刻 20:45 | お知らせ, シストレの強いFX会社, 注目の記事 | 記事URL
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2010・08・24
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2010・08・16
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2010・08・12
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2010・08・06
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2010・07・30
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2010・07・19
時刻 12:56 | シストレの強いFX会社, 注目の記事 | 記事URL
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2010・07・13
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2010・07・11
時刻 09:00 | シストレの強いFX会社, 注目の記事 | 記事URL
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2010・07・04
時刻 10:13 | シストレの強いFX会社, 注目の記事 | 記事URL
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2010・06・04
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2010・05・11
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2010・05・06
FX(外国為替証拠金取引)や株式、先物、CFD(差金決済取引)など、さまざまな
投資分野で「システムトレード」にチャレンジする個人トレーダーが増えています。
システムトレードとは、その場の"直感"や"ひらめき"や"思いつき"ではなく、あらか
じめ構築した売買システム(システム)の出すシグナルに機械的に則って
トレードをする手法です。
なぜ、システムトレードが注目されるのでしょうか。それは継続的にトレードの収
益を蓄積するための「メリット」が、この手法にはいくつもあるからです。また、情
報技術の発展によって、個人でも自分でコンピュータにシステムをプログラムできる
環境が、急速に整ってきたことも背景にあります。
ただ、必ずしも自力でシステムを作ることや、コンピュータでプログラムすること
だけがシステムトレードとは限りません。一言でシステムトレードといっても、実に
さまざまな取り組み方があるのです。
そこで本書では、まずシステムトレードの概念と、いくつかのタイプについて確認
したいと思います。そのうえで、この手法で勝つための知識やノウハウについて紹介
します。
ただし、一般的なトレード書のように、相場分析や売買のタイミング、適正な売買
価格の予測といったことは、一切解説しません。また、システムを作るための技術解
説や、より強力なシステムを作るためのノウハウを提供するものでもありません。
本書が提供するのは、システムそのものの「優劣」を判断する分析方法、そしてシ
ステムを使いこなすためのノウハウ、アイデアです。そのための確率統計の技術につ
いて、具体的かつ実践的に紹介します。
つまり、本書が分析の対象とするのは、相場ではなく、システムそのものなのです
。
●このシステムは勝てる良いシステムか否か?
●このシステムを実際に使ってトレードした場合、どれくらいのリスクとリターンが
見込まれるか?
●そして、どのようにしたらシステムを使いこなして利益を手にできるか?
それらの答えを得ようというのが、本書の目的です。システムトレード成功のカギ
は「選ぶ力」 相場分析をせずに、システムを分析すると聞いて奇異に感じられる方
もいるかもしれません。普通、相場分析がトレードの第一歩となるからです。
その理由は、この手法の仕組みを考えてみると分かるでしょう。システムトレード
には、いくつかタイプがあるものの、いずれにしても自分の"外"に置いた売買ルール
で、機械的にトレードをします。私であれ、皆さんであれ、売買ルールさえ良ければ
、そしてそれに機械的に従えば、勝てるトレード方法です。
現在では、必ずしも自分自身でシステムを作らなくても、専門家の作ったシステム
を購入したり、借りたりすることで、システムトレードを実践できるようになりまし
た。極論すれば、投資や相場に関する知識や経験、ノウハウなど一切無くても、良い
システムを選ぶ力さえあれば、トレードに勝てるのです。
これは実のところ、自分でシステムを作っている方にとっても同じことがいえます
。自作システムの優劣を客観的に評価できるようになれば、運用成績の格段の向上が
望めるからです。
つまり、専門家の作ったものであれ、自分の作ったものであれ、システムトレード
で最も重要なことは同じといえます。それは、システムそのものの実力を見極めるこ
となのです。
これは、けっして簡単なことではありません。システムトレードについての理解を
深めていくと、 累積利益やバックテストの結果(過去データでシステムを走らせた
結果)など、過去のデータを単純に見るだけでは、システムの真の実力は見えてこな
いと分かってくるはずです。
それでは、どのようにしてシステムの真の実力を明らかにしていくのでしょうか。
それが本書のテーマ「確率統計で考える」ことです。
確率統計で考える
統計学は、一言でいうと「推定のための科学」です。例えば、テレビの選挙速報で
、わずか数パーセントの開票率にもかかわらず「当選確実」の報が出るのを不思議に
思った方も多いのではないでしょうか。
これは統計学の技術を使っています。出口調査やその時点の開票結果といった、わ
ずかな情報から、まだ投票箱の中身をすべて見ていなくても、数学的に推定できるの
です。
本書では、複雑で不可解な動きをする相場やシステムを大きな"投票箱"と見立てま
す。そして、そこから出てくる売買結果をもとに投票箱のすべての中身――すなわち
、今後出てくるはずの売買結果――を数学的に予測します。
しかし、本格的な分析には、確率論や統計学の本にあるような複雑な数式が必要で
す。それでは、せっかくの優れた技術も実用的ではありません。
そこで本書では、さらに工夫をして、こうした複雑な方程式をすべてエクセルの計
算式で表しました。本書にあるエクセルの式を入力すれば、分析してみたいシステム
についてのデータをエクセルにコピーするだけで、高度な統計計算ができるのです。
複雑な方程式の意味は分からなくても、そのエクセルの計算式から結局のところ何
が分かるのか、計算結果として得られた数値は何を意味しているのか、といった基本
事項さえ理解できていれば、実用上は十分でしょう。
ただ、後々に応用が利くように、エクセルの式のなかで重要な数値の意味は、でき
るだけ詳しく説明するようにしました。こうすれば分析に慣れてきたとき、変数を調
整して自分なりの手法を開発できるはずです。
システムトレードの世界は今、急速に"環境"が整ってきています。高性能で使いや
すいシステムトレードツールや自動売買プログラムが開発され、誰もがそれを手軽に
利用できるようになりました。また、そうした先端的なシステムを活用できる証券会
社やFX会社も増えてきています。
ご自分でシステムを開発される方も、専門会社が開発したシステムに"投資"をした
い方にとっても、最終的に重要なのは、システムを選ぶ「目」を養うことです。本書
がわずかなりとも、そのお役に立てれば幸いです。
本書を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
海外では、先物を中心に、システムトレードに数十年の歴史があり、その研究の奥
深さと膨大な情報量には圧倒されるばかりです。システムトレードに理解を示し、有
利なスプレッド(FXやCFDで)や優れたツールを提供するブローカーも多数あり、万
全の環境が整っています。
そのため数年前までは、日本の個人トレーダーがトレードステーションやメタトレ
ーダーといった汎用のプラットフォームを利用して本格的な自動売買をやろうとすれ
ば、どうしても海外のブローカーに口座を作る必要がありました。また、経験者が求
めるような本格的な情報を得るためには、英語の書籍か海外のサイトをあたるよりほ
かありませんでした。
しかし最近、そうした海外との大きな"格差"を一挙に取り戻すかのように、日本の
システムトレード環境が急速に発展しています。
例えば、本文で紹介したように最先端のシステムトレードツールを提供する証券会
社やFX会社が、日本にもいくつも登場してきました。また、システム開発にチャレン
ジするための情報も充実してきており、自動売買システムを開発し、個人投資家に提
供するシステム開発会社(プロバイダー)も増えています。なかには「世界レベル」
といえる会社も出ており、おそらく今後、こうしたプロバイダーが急速に世に知られ
るようになるはずです。
そうなれば、個人投資家にとってシステムトレードの敷居は、より低くなるでしょ
う。専門家の開発した実力のあるシステムが多く提供されるようになれば、必ずしも
自分自身がプログラミングやテクニカル分析、ファンダメンタルズなどに精通してい
なくても、本格的なシステムトレードを実践できるようになるからです。
また、さまざまなプロバイダーが登場することで、裾野が広くなり、この分野の研
究がさらに進むでしょう。それは、利用者にとっては本当に良いシステムに出合える
チャンスが増えることを意味します。その結果、システムに投資をするというスタイ
ルを選ぶ投資家も増えるはずです。
そして利用者の増加は、プロバイダーどうしの競争や切磋琢磨につながり、さらに
良いシステムが市場に増えることにつながります。私は日本でも、そのような理想的
な発展のサイクルに入ってきたと感じているのです。
しかし、情報が多ければ、それに翻弄されることもあり得ます。さまざまなプロバ
イダーがバラバラの方法・基準で自らのシステムの優れた面を主張するようになれば
、何を基準にして優劣を判別したらいいのか、何が信じられる情報か、分からなくな
ってしまう危険性があります。
また、市場が大きく発展してくれば、そのなかには必ずしも「まじめ」ではないシ
ステムも混じってきます。私は、システムトレードが発展していくなかで、このよう
な負の面も同時に顕在化するのではないかと懸念しています。
そうした"玉石混交"のなか、このチャンスの時代を生かして、安定して長期的に勝
てる投資家になるためには、やはりシステムを見る目を養い、使いこなす技を身につ
けるしかありません。そのスキルアップに、本書がわずかなりともお役に立てるとす
れば、著者としてこれ以上の喜びはありません。
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2010・04・16
拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」を読んで、本格的にシステムトレードを始めた読者の皆さんから、もっと詳しい本格的な解説書が読みたいという声が多く寄せられていました。今回のものは、そのようなご要望に応えられる内容にしたつもりです。
全国の書店に出回るのは、5月中旬になります。どうぞ、ご期待ください!
現代の錬金術師シリーズ 90
「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステムトレード入門」
パンローリング A5判横組 304 ページ
定価 2,940円(税込み)
今回の本では、システムの実力を評価するために、統計学の手法として知られている「母平均の信頼区間推定」、「T検定」、「回帰分析」などを利用します。
本来これらの手法には難解な数式の理解が必要なのですが、それでは誰もが使える実戦的な本になりません。そこで悩んだ末、この本では数式は全てエクセルの式にしてしまいました。そして、あまり細かな数学的な理論には踏み込まないで、そのエクセルの計算式から結局のところ何が分かるのか、計算結果として得られた数値は何を意味しているのか、といった基本事項を中心に解説しました。
本書にあるエクセルの式を入力すれば、分析してみたいシステムについてのデータをエクセルにコピーするだけで、高度な統計計算ができます。ぜひ実戦で利用していただきたいと思います。
<目次(仮) >
はじめに
第1章 システムトレードの魅力
1-1 システムトレードのタイプ
1-2 システムトレードのメリット
1-3 システム選択型の例
1-4 システム開発型の例
第2章 システムトレードの課題
2-1 システムの実力を知ることは意外に難しい
2-2 実績データの読み方
2-3 まぐれや偶然に気付きにくい投資の世界
2-4 バックテストでは真の実力は分からない
第3章 システムの真の実力を知る
3-1 将来のトレード結果を統計学で予測する
3-2 信頼区間
3-3 仮説検定
3-4 統計的手法の限界も知って上手く使う
第4章 システムの変調を発見する
4-1 システムの変調とはどのような現象か?
4-2 T検定
4-3 二項分布
第5章 戦略的な資金管理の考え方
5-1 リスクとリターンは投資家の羅針盤
5-2 資金を安定的に増やしていくためのシナリオ
第6章 リスクを予測する
6-1 リスクを予測するときの重要ポイント
6-2 標準偏差を用いた最大ドローダウンの予測
6-3 最大の連続負け数からリスクを判断する
第7章 リターンを予測する
7-1 期待利益を予測するとはどういうことか?
7-2 回帰分析でトレードの傾向を数式化
7-3 どのようなデータが将来の予測に有効か
第8章 より精密なポートフォリオのつくり方
8-1 使うシステムの数で危険率を最適化する方法
8-2 現代ポートフォリオ理論の応用
まとめ
さいごに
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2010・03・26
ここまで数回に渡って、開発型のシステムトレードをめざす方のために、参考書を紹介してきました。システムの開発は、ごく大雑把に言うと、戦略のアイデアを考えてシステムを作り、その性能を検証するという2つのことをします。今回は、後者のシステム検証についての参考書です。
ただし、システム検証の知識は必ずしも自作派のトレーダばかりが必要なものではありません。例えば、他者の作ったシステムを購入する場合にも、その良し悪しを評価することが重要です。そういう意味では、外部調達派のトレーダにも参考になる本だと思います。
私自身の研究テーマも今は、この「システム検証」が中心になっていますが、このことの重要さを示す例を一つあげてみます。
私もかつては、ある仕掛けのための戦略を思いつき、この戦略ならあの時も、この時も絶妙のポジションが取れたはず・・・これは凄いアイデアかもしれない、などと興奮することがよくあったのですが、それをプログラム化して長期間の相場データでバックテストしてみると惨憺たる結果ということも、またよくありました。
それは、自分の頭に記憶できている、ごくわずかなデータを元に、その戦略が良い、悪いと考えていることに原因があります。また、自分にとって都合のいいデータしか見えなくなるという、人間の特性も関係しているのでしょう。結局、サイコロを3回振って4の目が2回、3の目が1回出たとして、その経験を元に、「このサイコロは4の目が出やすい」などと決めつけるようなことをしているのです。
このようなことは、実際のシステム開発を始めると多くの人が経験することではないでしょうか。つまり、自分のトレードアイデア(相場観といってもいいかもしれません)は、意外に(客観的な)根拠が無いということに気づかされるわけです。
したがって、一旦作ったシステムの性能を、客観的な方法で評価することは、システム開発になくてはならないプロセスです。
「トレーディングシステムの開発と検証と最適化」
ロバート・パルド/長尾慎太郎/山下恵美子 A5版 267頁 6,090円
この本は、システム評価に重点を置いたものとして知られている「Design, Testing, and Optimization of Trading Systems」の邦訳です。表題にはDesign(開発)も入っていますが、内容は、終始「システムの性能をいかに正確に知るか」という評価側からの見方で書かれているのが特徴です。
今は、高機能なシステムトレードツールがあり、バックテストや最適化などがオートマチックにできるようなっているので、システムの性能が簡単に分かったり、最適化することで飛躍的に性能が上がるように思ってしまいがちです。しかし、この本を見ると、実は様々な落とし穴があり、システムの性能を把握することは容易なことではない、ということに気づきます。
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2010・03・23
ここまで数回に渡って、開発型のシステムトレードをめざす方のために、参考書を紹介してきました。それらの書籍が理解できれば、実際にメタトレーダやトレードシグナルなどのトレードツールを動かして、その上で売買プログラムを書き、自分なりの戦略(仕掛けや手仕舞いなどのルール)で、自動的売買できるようになります。
しかし、ここまでの段階は、あくまでシステム開発の準備段階であって、ここからが本当のシステム開発の出発です。売買プログラムを作ることができても、そのこととトレードに勝って利益が出せるということは、同じでは無いからです。結局、どれだけ有効な戦略を自分のプログラムに組み込むことがでるかが重要になってきます。
ここで参考になるような、具体的トレードテクニックを公開している上級トレーダ向けの書籍は主に海外で多く出版されています。ただし、それぞれの著者毎に独自の主張があり、参考にはなるのですが、ある意味偏った見解も見受けられます。これからシステムプログラミングを始めるという読者にとって必要な、網羅性や客観性に欠ける面があるということです。そういう意味で、ここでは、教科書的なものを選びました。
「トレーディングシステム徹底比較」
ラーズ・ケストナー/柳谷雅之 A4判 上製本 429頁 20,790円
この本は、(古典というと語弊があるかもしれませんが)定評ある有名な39の戦略を、15年間のバックテストによって評価した結果を公表しています。有名な研究者が公表している戦略の、見本市のような本と言ってもいいかもしれません。著者は、「独立した検査機構」という立場で、客観的に良いものは良い、悪いものは悪いと、そのシステムの出した結果をそのまま公開しているところが、この本の特徴です。
一般の書籍としては、かなり高額ですが、網羅性と客観性の面で群を抜いているため、ここで取り上げることにしました。これまで紹介してきた書籍やDVDで基礎知識を得ていれば、読みこなせる内容ですが、このレベルになると、役に立つか否かは人によるとしか言いようがありませんから、近くに大きな書店がある方は、立ち読みなどしてから、購入は慎重に検討されるのがいいと思います。
因みに、ここで検証されている戦略については、実際にテストで使ったイージーランゲージのソースプログラムが載っていますので、サンプルプログラムとして役に立つはずです。
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2010・03・20
システムの自作をめざす上級トレーダ向きの参考書を紹介するシリーズの第4回として、今回はシステムトレードの全体像を知ってもらうのに良い本をご紹介しようと思います。私の本やブログでも、様々な切り口でシステムトレードの全体像を解説しています。それは、できる限り広い視野で多くの選択肢を示すことで、それぞれの投資家が自分に合ったトレードスタイルを選んでもらいたいと思っているからです。
自分のスタイルをしっかり持ってブレないことが、トレードをする上で大切なことは言うまでもありませんが、システム開発を手がけるレベルになると、それが更に重要なことになってきます。例えば、投資対象毎に異なる戦略をとるのか、それともどの投資対象にも共通して有効な(普遍的な)システムの開発をめざすのか?100%システムの判断でトレードするのか、ファンダメンタルズなどの要素を含めて判断に裁量の要素を含めるのか?ある一定期間毎にチューニングを繰り返す、つまり再最適化を行うのか、それともパフォーマンスの落ちたシステムは捨てるのか?などについて、はっきりした方針を持っていることが必要です。
このような問題は、過去にシステムトレードに取り組んだ人のほとんどが悩んだはずの事柄ですから、独断的に決め付けずに、一旦は広く、多くの人の意見を聞いてみてから、その上で考えるのが良いわけです。
そこで、膨大なシステムトレードに関する情報を俯瞰し、その地図の中で自分の立ち位置を考えてもらうのに良い本はないかと考え、以下の本を紹介することにしました。
「マーケットの魔術師 システムトレーダー編」
アート・コリンズ/鈴木敏昭 四六判 上製本 308頁 2,940円
この本には、オーディオブックもあります。私自身は、時間のある時に歩きながらでも聞けるので、オーディオブックが気に入っています。いつもiPodに入れて持ち歩けるのが便利です。オーディオブックにはCD版とダウンロード版の2種類があるので、そのリンクも以下に掲載しておきます。
<オーディオブック:CD版>
「[オーディオブックCD] マーケットの魔術師 システムトレーダー編」
アート・コリンズ/鈴木敏昭 CD 15枚 約760分 6,090円
<オーディオブック:MP3ダウンロード版>
「[オーディオブック] マーケットの魔術師 システムトレーダー編」
アート・コリンズ/鈴木敏昭 ダウンロード販売 MP3 約760分 倍速付き 5,000円
この本は、伝説のシステムトレーダ14人へのインタビュー集です。いずれも、現代のシステムトレードの世界を作ってきた立役者と言っていい人たちばかりです。システムトレード(この本ではメカニカルトレード)をめぐる、普遍的な話題が、その道のプロたちによって語られていて興味深い内容です。
(オーディオブックの場合)10時間を越える豊富なインタビューを聞くことで自然と、経験を積んだシステムトレーダのものの考え方が理解できてきます。また、同じシステムトレードと言っても、その捉え方や個々人の投資スタイル、投資対象に大きな違い(選択肢)があることに気づきます。更に、どのトレーダも共通して言っている事柄や、それぞれに見解が大きく異なる話題があることにも気づくと思います。
そのように、様々なスタイルや意見を聞くことで、シストレというものに関する理解が深まり、その結果として、自分の目指す姿もはっきりと見えてくのではないでしょうか。
この本を読むときの注意点としては、情報がやや古い点です。この本で語られていることのほとんどは1970年から2000年までの出来事です。現在はインターネットや高性能なコンピュータの普及により、当時とは比べ物ならないほど、市場変化のスピードが速くなっていることを考慮する必要があります。また、FXやCFDなどが一般投資家の投資対象として急速に普及したのは、世界的にも1990年後半からことですから、それらについてはあまり触れられていません。
とはいえ、何十年という歴史の中でシステムトレードを見ることは、いわば常識を身につけるということになります。日進月歩のトレーディング環境ですが、基本は変わらないのです。
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2010・03・17
前々回から、ステップアップしてシステムの自作をめざす方のために参考書を紹介していますが、今回は2つの代表的トレードツールを知るためのセミナーDVDについてです。比較的に初心者向けのものを選んだので、システム開発をするのは将来のことだが、とりあえずどんなものかを知りたいという方にも良いと思います。
その一つが、世界的にも多数のFX会社で提供されいているメタトレーダ4(MT4)ですが、システム開発に必要な機能をオールインワンで備えています。MT4はシステムトレードばかりでなく、裁量トレードのためのチャートツールとしても人気があり、既にそういう形でMT4に接している方も多いと思います。
もう一つとして、ひまわり証券のトレードシグナルを選んだ理由は少し違います。それは、イージーランゲージ系の言語が、国内で利用できるシステムトレードツールの一つだからです。(マネックス証券のマネックストレーダなども同様)
トレードシグナルでプログラミング言語として利用できるエキーラは、トレードステーションというシステムトレードツールの「イージーランゲージ」をベースに作られているのですが、そのトレードステーションがオメガ・リサーチ社から初めてリリースされたのは1991年です。20年近い長い年月、システムトレーダの標準ツールとして利用されてきたため、膨大なサンプルプログラムやテストデータの蓄積があります。もう一つの世界標準になっていきているMT4の正式リリースは2005年ですから、わずか5年の歴史であることを考えると、その歴史の古さ=情報の多さは圧倒的な違いがあります。
そういう意味で私は、例えばMT4のユーザでも、イージーランゲージを理解しておくことを薦めます。イージーランゲージはMQL4よりずっと簡単な言語でので、わずかな努力で、プログラムが読めるようになりますし、それによってシステムを開発するための情報源や、参考になるアイデアの供給源が格段に増えるからです。
もう一つ、イージーランゲージ系のツールを使うことのメリットがあります。それは、投資対象のバリエーションを増やすのに役立つことです。トレードシグナルもそうですが、イージーランゲージ系のツールは、株や先物のトレードにも対応しています。例えば先物には、商品、株価指数、金属、エネルギー、穀物・・・様々なものがあり、それらはFXが普及するはるか以前から投資対象として研究されてきました。そのために、古くからイージーランゲージを使って様々な戦略が研究され、実際に利用されてきました。それらの、貴重なデータやテクニック、更には実際のプログラム(コード)までが利用できるのです。ただし、先物はFXなどに比べると、トレードの仕組みが少々複雑で、様々な制限もあります。それに比べると、FXは高い流動性や取引のシンプルさなど、システム化が容易で扱いやすいことも事実です。
私が思うに、現代のシステムトレーダは、最初はFXから入り、その中で長い歴史のあるイージーランゲージの情報やノウハウも利用していく。そして、それが軌道に乗ってきたら、更に安全性の高いポートフォリオを作るために、先物などに取り組むという手順が無理がないのではないかと思います。
また、もちろんですが、開発型のシステムトレードツールは他にも様々なものがあります。ただし、世界的に見ても、この2つが特に普及しており、参考になる情報も多いので、知っておいて損はないと思います。
今回紹介したDVDは、どちらも開発型のツールを始めて利用するビギナーを対象に、ツールの基本的な使い方を解説するものです。初めての方が、流れにしたがって開発型のシステムトレードを理解するのには、良いと思います。しかし、既にシステムトレードについてある程度の知識があり、マニュアルを読めば理解できるという方には、不要だと思います。したがって、マニュアルは各社のサイトからダウンロードできますので、それを見てから、もう少し分かりやすい説明が必要だと感じたら、DVDを見るのがいいでしょう。
内容は、インストールのしかたから、必要な情報の入手方法、自動売買システム(EA,ストラテジー=戦略 など言い方は様々です)の利用による自動売買のしかた、バックテスト、最適化まで、基本的なツールの操作方法が、丁寧に解説されています。
1)メタトレーダ4
「DVD メタトレーダー4 徹底活用入門」
鈴木隆一 DVD 本編104分収録 3,990円
2)トレードシグナル
「DVD ここまで出来る 『tradesignal 入門ガイド』」
岡本祐志/ひまわり証券 DVD64分 1,890円
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2010・03・10
今回は、メタトレーダのプログラミング言語、MQL4の参考書をご紹介します。
メタトレーダは、前回紹介したトレードステーションと共に、システムトレードのもう一つの世界標準プラットフォームになっています。主にFXのためのシステムトレードツール(プラットフォーム)として世界的に人気があます。非常に多くのFX会社で採用されており、業界標準としての地位を築いています。対して、先の記事で取り上げたイージーランゲージ系のエキーラやイエスランゲージは、主に株、先物などに使われるケースが多いようです。
また、先のイージーランゲージは、自然言語に近いので、初心者にも入りやすくできていますが、MQL4は一般のコンピュータプログラミングの言語として良く知られているC言語に非常に似た言語です。記号的な言語体系になっており、分かる人には簡潔で効率がいい反面、プログラム未経験者には難しく感じると思います。また、変数の型なども気にしなくてはならないので、基本的なコンピュータプログラミングの知識も必要になります。プログラム初心者の方は、MQL4にチャレンジする前に、C言語の超入門書を探して読んでおくと良いと思います。ただし、ごく基本的なことさえ分かっていれば、実はそれほど難しいものではないのでご心配はいりません。
逆に、CやC++などを使ったプログラミングの経験のある方には、それら本格的なプログラミング言語に比べて、MQL4はコンパクトな言語体系になっているので、むしろ簡単に感じられると思います。
ここで、本題の参考書紹介に戻りますが、このMQL4の入門書としては、なんと言っても、以下の本が有名です。
参考書1)
「FXメタトレーダー入門 最先端システムトレードソフト使いこなし術」
豊嶋久道 パンローリング A5判 380頁 2,940円
このように専門的な内容の書籍としては、めずらしく7刷まで増刷されていることからも、この本の人気の高さが分かります。
この本が出版された当時は、まだ国内にメタトレーダをサポートしているFX会社は無く、どうしても海外にFX口座を持つことが必要でした。また、メタトレーダに関する情報は、ほとんどが英語でしたので、この本はとてもありがたい存在でした。
ただし、上記の本はMQL4の基本的な文法を理解するレベルにとどまっていて、実用的なトレーディングシステムをつくるための知識やテクニックを得られるものではありません。プログラムを書くことができることと、勝てる強いプログラムを書くことができるのは違うことです。
そこで、参考書1の続編として、最近発売された以下の本は、基本的な自動売買プログラムの構造まで理解できる内容になっています。売買のチャンスを見つけてポジションをオープンするための「仕掛け」や、利益や損失を確定するための「手仕舞い」などについて、基本的なテクニックやそのサンプルプログラムが書かれており、表題どうりかなり実践的な内容になっています。
参考書2)
「FXメタトレーダー実践プログラミング 高機能システムトレードソフト超活用術」
豊嶋久道 パンローリング A5判 526頁 2,940円
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2010・03・05
トレードシグナル,マネックストレーダ,トレードステーションのプログラミング言語について
2月24日の記事で、トレードシグナルのエキーラというプログラミング言語のお話をしたところ、読者からの質問が多かったので、今回はそのような少し上級のシステムトレードをめざず方のための書籍をご紹介することにします。(パンローリングの書籍ばかりになってしまいましたが、今回ご紹介するような中級以上のトレーダを対象にした書籍については、やはり国内では同社の独壇場でしょう。)
既にご紹介しているように、ひまわり証券のトレードシグナルの開発言語はエキーラです。また、マネックス証券のマネックストレーダで自動売買システムを作る場合はイエスランゲージという言語を使います。ただし、これらは基本的に海外で長い実績のあるトレードステーションのイージーランゲージをベースに作られているため、非常に似た言語になっています。したがって、その内の一つを理解すれば、同時に3つの言語が分かります。それぞれに若干の違いがあることはあるのですが、それがごく僅かな差なので、それぞれの言語で作ったプログラムを、別の言語に修正することも容易です。
また、豊富にあるイージーランゲージ関係の情報を集めて、エキーラやイエスランゲージでのプログラミングの参考にすることもできます。
参考書1)
「DVD 見てさわってわかる! トレードシグナル入門」
西村貴郁 本編83分 3,990円
プログラムの経験はないが、エキーラという言語を知りたいという方には、このDVDが役に立つと思います。西村氏はたくさんの本やDVDを出している方なので、途中その宣伝が多いのが気になりますが(笑)、プログラミングが初めてという読者にも分かりやすいように、基本的なことを懇切丁寧に解説しています。
この本は、基本的にエキーラでのプログラミングの初歩を解説していますが、先述のようにその違いはわずかなので、同時にイージーランゲージも知ることができます。(どのような点が違うのかも、このDVDの中で説明されています。)
エキーラやイエスランゲージの情報はまだ少ないので、この後で列記しているような豊富なイージーランゲージ関係の本を参考にするとよいと思います。
参考書2)
「トレードステーション入門 やさしい売買プログラミング」
西村貴郁/West Village Investment A5判 250頁 2,940円
イージーランゲージの解説本です。コンピュータのプログラムを一度でも書いたことのある方であれば、十分読みこなせる内容だと思います。そういう方は、参考書1よりこの本の方が合っているでしょう。ただし、繰り返しになりますが、わずかですがエキーラ、イエスランゲージとの違いがあることは意識して読む必要があります。
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2010・02・19
昨年10月の発売以来、拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」についての問い合わせを多数いただきました。その中で、特に多い質問のパターンが5つほどあります。他の読者の方々にも参考になると思いますので、それらをブログ記事として取り上げることにしました。
Q1:システム開発は、すべきではないのか?
本を読んで自作のシステム(ルール)で運用することが不安になりました。自分でシステムを作っては、勝てないのでしょうか?
Q2:連続負け数の計算方法は?
本で解説されている方法で実際のシステムの最大ドローダウンを予測してみるつもりです。そのために、本に載っていた勝率よりもっと細かな単位で、いろいろな場合の連続負け数を知りたいので、計算方法を教えてください。
Q3:大きなポートフォリオのリスクを最適化するには?
真の最大ドローダウンを計算するリスクの考え方についてはよくわかりました。しかし、仮にシステムを10に分散した場合、同時期にすべてのシステムが予測した最大ドローダウンまで落ち込む可能性は非常に低くなるのではないかと思います。この場合、単純に各システムの真の最大ドローダウンをリスク許容額まで合計しただけでいいのでしょうか?
Q4:シストレの利回りは?
FX自動売買で期待できる毎月の平均リターンは、何%ぐらいでしょうか?
Q5:投資額を増やして複利効果を生かしたい
ボトムラインを一定にして、得た利益で更に投資額を増やし、複利で資金を増やしていきたいのですが、そういうことは可能でしょうか?
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