FX自動売買システムが、あなたの代わりに24時間不眠不休でプロ並みのトレードをやってくれる!山本克二
各社自動販売ツール徹底比較 各FX会社とのタイアップ 当サイト限定キャンペーン

今月のおすすめ

シストレ24
ミラートレーダー国内最大手
最大10,000円キャッシュバック中!

関連記事へ

FX自動売買としては希少な、ミラートレーダー以外の選択型プラットフォーム。

エコトレFX
通貨と取引量に応じて最大60万円キャッシュバック

関連記事へ

シストレのための損益確率分布グラフの作り方

最近、損益の発生確率グラフの作り方について、よく質問を受けるようになりました。ストラテジーを分析するために、自分自身で作ってみようとしても、最初は苦労されようです。エクセルの関数を上手く使うと短時間で作成できるようになりますので、ご参考のために、ここではミラートレーダーを例にして解説します。サンプルファイル(.xls)もダウンロードできるようにしておきましたので、ご利用ください。

エクセルで確率分布のグラフを作る方法には様々なものがありますが、以下では、私がよく利用しているFREQUENCY 関数を使った手順を紹介します。

ステップ1:ストラテジーの選択

ミラートレーダーの操作画面から対象のストラテジーを選び、ストラテジーカードを表示します。ここでは例として、ミラートレーダーのストラテジーとしてよく知られているThirdBrainFx(EURJPY)を選択しています。
(以下の操作画面はインヴァスト証券「シストレ24」の例です。他社のミラートレーダーを利用する際は、一部表示文言などが異なる場合があります。)

シストレの損益確率分布 図1<図1 ストラテジーカードの表示>

ステップ2:データのダウンロード

ストラテジーカードの「ストラテジーの取引履歴」を選択すると、過去の取引内容の詳細が表示されますので、ここで画面右上のエクセルマークをクリックして、ファイルをダウンロードします。この例では、過去90日間のデータを表示し、ダウンロードしましたが、実際にはもっと長い期間のデータを見ることが多いと思います。その場合は、期間表示を例えば「24ヶ月間」などに切り替えてから、ダウンロードします。

シストレの損益確率分布 図2<図2 ミラートレーダーからのダウンロード>

ここでは、90日分のデータをダウンロードしてきました。データ数としてはトレード30回分が入っています。このファイルには、取引の種別、オープン時間等詳細な情報が入っているので、様々な分析をするのに役立ちますが、今回のテーマ「損益の確率分布」では、最終列の「損益(pips)」だけを利用します。そのため、サンプルファイルでは、それ以外の列は削除して、A列に持ってきました。(実際には、必ずしも不要な列を消す必要はありません。)

ここからが本題です。

ステップ3:階級の設定

サンプルファイルのように損益(pips)がA列にある場合、最初に階級を損益データのB列に入力します。階級とは各損益の発生回数(度数)を集計する単位です。階級値は、その値より大きく、右隣の階級値以下の範囲を示します。例えば図のように階級を設定した場合、30は30<x≦60の値(この場合損益)の範囲を意味します。

シストレの損益確率分布 図3<<図3 階級値の設定>

ステップ4:FREQUENCY 関数

確率分布を調べるために、次に損益の各データ(この場合30個)を各階級で何回発生しているか、つまり頻度(度数)を数える必要がありますが、それを自動定期にやってくれるのがFREQUENCY 関数です。この便利な関数は、配列データを必要とするため、一般的な関数とは若干使い方が違うので注意が必要です。しかし、実用上は、以下の手順を正確に追っていけば利用できますので、ここでは、あまり深く理解する必要はないでしょう。

最初に、C2セルからC22セルをドラッグして、すべてのセル(この場合C2~C22)が選択された状態にする。

シストレの損益確率分布 図4<図4 C2~C22セルの選択>

次に下図のように関数入力エリアに「=FREQUENCY(A2:A31,B2:B22)」と入力して、キーボード「Ctrl」「Shift」を押しながら「Enter」を押します。(ここが重要!)
 
シストレの損益確率分布 図5<図5 FREQUENCY 関数の入力>

すると、C2~C22に度数が入ります。データは30個あるので、度数の合計が30になるはずです。確かめてください。また、C2セルを選択状態にすると、先ほど「=FREQUENCY(A2:A31,B2:B22)」と入力したものが、「{=FREQUENCY(A2:A31,B2:B22)}」になっているはずです。こうなれば、成功です。

ステップ4:確率の計算

発生確率は、度数を全体のデータ数で割ったものですから、D2セルに「=C2/30」と入力して、D22までのセルにコピー・ペーストすればできあがりです。

シストレの損益確率分布 図6<図6 確率の計算>

ステップ5:グラフ表示

後は、各階級における発生確率を見やすくするために、グラフ化します。下図のように、D1からD22をドラッグして、棒グラフを作成すれば、図8のようなグラフが完成します。

シストレの損益確率分布 図7<図7 グラフ化の対象セルを選択>


シストレの損益確率分布 図8<図8 確率分布のグラフ表示>

※ 横(項目)ラベルの編集をして、階級の表示をすると見やすい表になります。

補足:ダウンロードファイルの利用法について

先述のようにサンプルファイル(.xls)を用意しましたが、その使い方について追記します。

実は、サンプルファイルは、もっとデータの多い場合にも簡単に利用できるように、もう一工夫してあります。具体的には、A列のデータ数がもっと増えても、他の部分の修正をせずに利用できるようになっています。

今回は、使い方の説明がしやすいように、データ数を少なくしていますが、現実のストラテジーを分析する際は、数百以上のデータを扱うのが普通です。また、複数のストラテジーの分析をする際に、毎回グラフを書き換えるのでは効率が上がりませんが、サンプルファイルをお使いいただければ、A列を書き換えるだけで、データ数の変化に対応できます。例えば、A31のセルに、適当な数値を入力してみてください。その数値が属する階級の度数が、自動的に1増えると思います。このように、データがいくつ増えても、度数や確率を正確に計算してくれます。

また、階級も変えたい場合があると思います。例えば、300pips以上で利益確定するストラテジーもあります。そういう場合は、階級の幅を広くして対応すれば、それ以外の列を書き換える必要もなく便利です。例えば、現状は30pip幅ですので、これを50pips幅にすれば、現状の階級数を変えずに、より広い損益パターンを持つストラテジーにも対応できます。