本日は、フィリップ証券のミラートレーダー「ミラーFX」について紹介します。もちろん他社の
ミラートレーダーと同じく、機能や利用できるストラテジーに大きな差はありませんが、「ミラーFX」の特徴としては、フィリップ証券の信用力があると言えるかもしれません。
フィリップ証券「ミラーFX」
OTC(店頭取引)のFXの場合、経営基盤の強さもFX会社を選ぶための重要なチェックポイントになることは、よくご存じと思います。複数のFX会社に資産を分けて分散投資することも、よくやる方法ですが、そういう時の選択肢として、世界10カ国に事業展開している大手金融グループに属しているフィリップ証券は有力だと思います。
ここで、複数のFX会社を利用する意味について少しお話したいと思います。
私がTradency社のミラートレーダーを利用し始めたのは、かなり以前ですが、当時アメリカのFX会社の経営破綻が大きな話題になっていました。(現在の日本では、金融庁の指導で破綻の危険性は非常に小さくなっていますが、合併や買収、事業移管などはよくあることで、やはり安心して長く付き合えるFX会社を選ぶことが大切であることに違いありません。)
それをきっかけにして、私は複数のミラートレーダー提供会社にポートフォリオを分散することを始めました。その時は、ミラートレーダーが利用できるFX会社は、世界に2つしかなかったため、2社からスタートしています。
ポートフォリオを複数の会社に分けて持つ考え方は、単にリスク分散のためだけに有効というわけではありません。実際に、同じストラテジーを異なる会社で運用すると、通貨毎のスプレッドやスリップの大きさ、約定率に違いがあることがよく分かります。場合によっては、同じストラテジーと通貨ペアでも、ある会社ではポジションをとったのに、別の会社ではスルーしてしまうことも経験します。複数のFX会社を利用することは、そのような様々な違いを平均して、システムトレードの結果を安定化させる効果もあるのです。
資金が少ないと、それぞれのストラテジーに設定できるロット数が最少取引単位になるので、複数社で同じストラテジーを運用するのは難しいでしょう。現実的には、運用する資金が増えるのに合わせて、徐々に利用するFX会社を増やしていくような進め方が良いと思います。