【質問】
ご著書では、リスク(最大ドローダウン)を、最大連続負け数xストップオーダーとして予測する方法が解説されていますが、具体的にミラートレードで、ストップオーダーの数値を知る方法を教えてください。
【回答】
多くのシステムはポジションをオープンする時、同時ににストップオーダーを出します。したがって、オープンしているポジションを見て、オープンレートとの差額を見ることで、そのシステムが自動的に設定するストップオーダーの幅が分かります。
しかし、ストップ注文の額はシステムがポジションをオープンしている時しか見ることができないので、自動売買では、そのような良いタイミングに出くわさないこともあります。
その場合、システムの過去の損益データをエクセルなどを利用してグラフ化して見ることで、ある程度予測がつく場合があります。例えば、損失が-200pipsで底打ちしていて、長期間のデータでも一回のトレードではそれ以上の損失が出ていないような場合です。このような時は、200pipsのストップオーダーを常に設定するシステムと見ていいでしょう。
ただし、最近のシステムは損切りのロジックが複雑になっており、上記のように目に見えて底打ちするような損益パターンは、必ずしも多くないのも事実です。
そこで、最後の手段としては、300pipsを使う方法もあります。少なくとも新プラットフォームになってからは、一回のトレードでそれ以上の損失を計上するシステムがほとんど無くなりました。Tradencyがシステムプロバイダーに対して300pips以上の含み損を持たない、つまりそれ以上の含み損が生じたら自動的に損切りするように指導しているようです。
この方法でリスク予測をすると、かなり保守的な値になる場合がありますが、繰り返しお話しているようにリスクの予測は安全第一です。私は、システムトレードは気楽に長く(多く)続けることが、勝つために最も重要なコツだと思っています。リスクの予測が甘いと、ショックを受けるような損失を出して、途中で止めてしまう危険性が高まるので注意が必要です。
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