FX自動売買システムが、あなたの代わりに24時間不眠不休でプロ並みのトレードをやってくれる!山本克二

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2010・11・13

この記事は更新しました。

最新記事はこちらへ→http://www.k22fx.com/2010/12/fx-6.html

時刻 15:00  | 記事URL

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2010・11・13

これまでメルマガやブログ記事として公開してきた読者からの質問への回答を、「よくある質問」メニューに整理しました。質問タイトルがひと目で閲覧できるようになりましたので、ご利用ください。

時刻 14:14  | 記事URL

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2010・11・13

現実に見ることのできるトレード結果はあくまで、サンプルです。そして、そのサンプルには偶然の要素が大きくかかわっているので、それにとらわれずに、サンプルがが出てくる大元にある母集団に目をつけることが重要です。

それでは母集団のどのような性質に目を着ければいいのでしょうか? そ答えが、母集団の平均値です。統計学では、これを母集団の平均という意味で、母平均と呼びます。なぜ母平均が重要かというと、個々のトレード結果は偶然によって勝ったり負けたりしますが、母平均さえ知っていれば、たくさんのトレードをした結果は、トレード回数x母平均に近づいていくからです。

このことをトレードに照らし合わせてみると、現在使っているシステムの母平均を知っていれば、個々のトレード結果は予測できなくても、将来結果として手に入れているはずのトータルの利益額は、おおよそ予測できることになります。

後は、「今日明日という短期的な個々のトレード結果(サンプル)は、どうせバラツクのだ」と達観して、長く安全にトレードを続けて、トレード回数を多くしていくことだけ考えていればいいわけです。そうすれば、時には大きく損をして落ち込む(ドローダウンする)こともありますが、長期的に見ればどんどん利益が増えていきます。

これが、確率統計で考えるトレードの基本的な概念です。

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2010・11・13

危険率は、一言で言えば間違う危険性のことですが、統計学の手法を利用する際には、この危険率を意識することが大切です。統計学の計算で出した結果は、常に何%は間違う危険性があるということと同時に得られます。つまり、ある確率で判断を誤ることを飲んだ上で使う必要があるということです。

間違うことがあるのに、それで「答え」といえるのか? と疑問に思う方も多いと思いますが、それが統計的推論の特徴です。逆に言うと、一定の確率で起こる間違いと引き換えに、数学的な推定が可能になっているとも言えます。

例えば、多くのシステムからトレードに使えるシステムを選ぶのに、危険率5%で統計的推定をすると、20回に1回くらいは、間違った(勝てない)システムを選んでしまうこともあることになります。しかし、全体で考えれば十分な利益が得られるはずですから、5%の間違い(損失)は許容しようと考えれるわけです。

このように、「危険率」の概念をよく理解して、それとうまく付き合うことは、統計学を実際のトレードに生かすための重要なコツです。

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2010・11・13

統計学では、実際に見ることのできる情報をサンプル(標本)と呼び、それはあくまで偶然性の産物なので、ものごとの本質を現していないと考えます。そして、そのサンプルが出てきた大元の集団(母集団)に注目して、そのサンプルから母集団の性質を数学的に推測することで真実を知ろうとします。

たとえば、「ドル円のレートが円高になると予測したら当たった」という場合、当たったのだから私には為替の才能がある!と思うのは早計ですね。そこで、「たった一回の当たりは、十分偶然に起こりえる。つまり「まぐれ」かもしれない。それでは、何回やって、その内何回当てたら母集団(私の実力)の正解率は50%より大きいと考えていいのか?」と考えを進めていくわけです。

このように、母集団を意識するようになると自然に、目に見えることを追わず、その奥底にある真実に目を向けられるようになります。トレードでは、実際にお金が動きますので、個々のトレード結果つまり、サンプルに目が行きがちですが、母集団に目を向けることで、初めて科学的で、冷静な判断ができるようになるのです。

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2010・11・13

【質問】
『使える売買システム判別法』の249ページで紹介されている相関分析を、最新のデータでしてみたいと思っています。そのためには、分析すべきシステムを絞り込むことが必要ですが、ご著書では「55本のシステムをピックアップして・・・」とありました。具体的に、どのような基準でそれらを絞り込んだのでしょうか?

【回答】
相関分析は、ミラートレードのシステム全体の傾向をつかむためのものです。そのため、あまり細かな基準を作って絞り込んでしまうのは、データが偏り、好ましくありません。そこで、以下のような最低限の絞込みをしています。

1)18ヶ月分のフォワードデータがあるもの
私は毎月月末に、ミラートレードの全システムのデータを1ヵ月分保存するのを習慣にしています。そうして、実際にシステムが稼動している時のデータを蓄積していき、様々な分析をするのですが、
そのようなデータが18ヶ月分そろっているのが第一条件です。つまり、18ヶ月ミラートレードのシステムとして実際に使われ続けた実績のあるシステムです。成績の悪いシステムはTradencyがカットしていきますので、1年半生き残るのはけっこう大変です。

2)一時期でも分析の価値ありと認めたシステムであること
私が毎月の分析で、ピックアップするシステムは毎月の分析で数個から、時には数十個あります。その中には、毎月取り上げられるような優秀なものも、過去18ヶ月に一度だけのものもありますが、相
関分析をする時点から過去18ヶ月前までに、一度でもピックアップされたシステムの全てを足すと、その時は55個あったわけです。

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2010・11・13

【質問】
『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技』に書かれているようなシステムの絞り込みをしても、なおかなりのシステムが残ってしまう場合、さらに絞り込むにはどのようにすればよろしいでしょうか。

【回答】
そういう場合は、
1)判定の基準をより厳しくする(=危険率をより低くする)
2)他のフィルタを追加する
などが考えられます。

1)例えば過去3ヶ月の平均利益が0以上ではなく、10pips以上とか、PFの危険率を1%に見るなどです。
2)拙著で示しているいくつかの絞込み方法は、使えるシステムを選ぶためのふるい(フィルタ)です。したがって、更に他のフィルタも加えれば、判断を誤る危険は小さくなります。

<ご参考>
拙著『使える売買システム判別法』(パンローリング)では、危険率を細かく調整する方法や、他のフィルタについても解説していますので、ご興味があれば、そちらもご参考にしてください。

ただし、最初の段階(拙著では4章まで)で、絞込み過ぎるとポートフォリオを作るところ(拙著では5~6章)で、選択肢が狭くなってしまうので、注意が必要です。

拙著では、「4章までで、使えるシステム」を選んで、「5~6章のポートフォリオ作成の段階で、実際に使うシステムに絞り込む」という話の流れになっています。私自身も、使えると考えているシス
テムは多くありますが、実際に自分のリスク許容度や投資効率を考えて、その一部しか使っていません。

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2010・11・13

【質問】
「毎月100万円」とか、「年間で、何千万円!」等、ネットに溢れている情報は本当でしょうか?どうしても、自分には到達しそうにありません。

【回答】
上記のような利益を得るのは容易なことではありませんが、リスクとリターンの関係を良く理解して、長期に渡ってしっかりした計画性をもって臨めば、必ずしも不可能なことではありません。

例えば月当たりの利回り、つまり1ヵ月でいくら利益が期待できるかは、

(1)リスク許容度x(2)システムのリスク・リターン率

で求められます。
(詳しくは、拙著『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技』のP155-156を見ていただくとより分かりやすいと思います。)

(1)は自分が無理なく負えるリスクの限界値
(2)は自分の使っているシステムの投資効率(裁量トレーダーなら自分の実力)です。

(1)は主にその人の経済力や性格などによって決まるでしょう
(2)は良いシステムを選ぶことや、経験を積んでスキルアップすることで上がります。

つまり、両方とも簡単(短時間)に変わらないものですから、「到達しそうにない」と感じるのは、正しいことです。むしろ、現実が良く見えているというべきではないでしょうか。

しかし、この利回りの構造が分かると、今以上に月当たりの利回りを増やす方法も見えてきます。
つまり、
(1)徐々に大きなリスクを負えるように自己資金を増やしていく(拙著では、6-3でその手順を「シナリオ」として書いてあります。)
(2)裁量トレーダーであれば自分の実力を上げるか、シストレであればより優秀なシステムを探すという方法があります。

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2010・11・13

【質問】
システムには寿命がある、というのは経験上も納得できることですが、一度寿命がきたシステムは同じ設定ではニ度と使えなくなるものなのでしょうか?
相場はトレンドとレンジを繰り返しており、その相場の状況がまた変化すれば使えるようになるのではないでしょうか?

【回答】
この質問には2つのことが含まれているように思いますので、それぞれを分けて解説します。

・システムの寿命は1回きりか?

私の経験では、一度変調して取り下げたシステムを2度目に利用したケースは何度もあります。この2年間の記録をざっと見ると、5%程度のシステムでそのようなことがありました。変調したシステムの扱いについては、以前のメルマガでも書いたので、バックナンバーをご参考にしてください。

・再利用できるのは相場は繰り返すことが原因か?

ただし、相場の変化を自己判断して、再利用することはお勧めしません。私自信は、トレンドやレンジという定型に当てはめて相場を理解するのは、後付けの意味もしくはバイアスが入り込む余地が大きいため、危険だと考えています。そこまで言わなくても、トレンドの変換点を後で説明することは容易ですが、実際のトレードに役立つタイミングでそれを発見するのが、なかなか難しいと実感している方
は多いのではないでしょうか?
そこで、私は最終的にシステムの実力を判定する段階では、トレンドやレンジといった相場の傾向を起点に考えるのではなく、システムが生み出す損益パターンに着目する手法を使っており、そのテク
ニックを本などでも紹介しています。拙著では、そのことを「美味しいリンゴの木を探すために、その品種や枝ぶりを見るのではなく、リンゴを実際に食べてみて味を確かめるようなもの」と譬えています。(最終的な結果との因果関係がはっきりしない間接的な情報を起点にものを考えるのではなく、直接自分の欲しい物=利益が得られるか否かを問題にすべきという意味です。)

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2010・11・13

【質問】
Tradencyミラートレード「ストラテジー検索」タブ・カスタムフィルタで表示したシステムのデータをエクセルファイルとしてダウンロードしました。ところが、そのデータの「取引開始日」が、エクセルの「並べ替え」機能で、上手くソートできません。どうしたらいいでしょうか?

【回答】
ダウンロードしたデータの「取引開始日」が、テキスト型になっていることが原因です。エクセルで、処理するにはエクセルの日付型のデータであることが必要です。旧プラットフォームでは、ダウンロードした時点で、エクセルの日付型のデータになっていたのですが、どうしてこのようになったかは不明です。当面の対処方法としては、「取引開始日」の横に列を追加して、そこに
=DATE(RIGHT(M2,4),LEFT(M2,2),MID(M2,4,2))
と入力し、以下の行にもこの式をコピー・ペーストします。
そして、この列のデータを元にして「並べ替え」を行えば、正常にソートされます。

※上記のエクセル式は、テキストデータをエクセルの日付型データに変換するためのものです。また、ダウンロードした「取引開始日」データが、M列2行目から始まることを仮定した式ですので、それ
ぞれのデータにあわせて修正してご利用ください。

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2010・11・13

【質問】
『使える売買システム判別法』では、勝率の変化によってシステムの変調を知る方法について書かれていますが、実際のデータでは、勝率はいつも変化しています。例えば、Tradencyのミラートレードでは、30日、90日、180日、全期間などの中からどれを利用するのがいいでしょうか?

【回答】
システムトレードにおける勝率というもの性質を整理すると、以下のようになります。

・長期的に見ればシステムは大きく変化しない(システムの基本設計で決まるから)
・短期的に見れば大きく変化して見える(短期的には偶然性の要素に支配されるから)

拙著で紹介しているアイデアでは、この性質を利用して、長期的勝率から、数学的に短期的に勝率が変化し得る幅を求めて、短期的勝率がそれを超える場合、システムに根本的な変調があったと考えているわけです。

したがって、信頼できるデータがあれば、できる限り長期間のデータを使うことが良いと思います。実際的には、
・30日、90日、180日を比べてみて、大きく違わないことを確認す
る。
・そして、その平均か、(もしくは、より保守的に考えるなら)最小値を利用するのがいいでしょう。

注意すべき点としては、30日、90日、180日のデータの差が大きい(例えばプラスマイナス10%を超える)場合は、
・途中で再チューニングが行われているためデータの信頼が低い
・システムのロジックに安定性が無い
・既に途中で変調が起きている
などの可能性があるので、敬遠すべきシステムと言えると思います。

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2010・11・13

【質問】
現在、自作したものと購入したものを含めて、複数のシステムを平行して運用しています。それぞれの成績をコピーし、t検定を行ったところ、着実に利益が出ている局面においても、p値が0.05以下になるものがありました。この現象はどのように理解すればよろしいのでしょうか?

【回答】
t検定で分かることは、正確に言うと「システム(損益成績の母集団)の性質が変わった」ということだけです。したがって0.05を下回ったのは、悪くなったのではなく「変化した」ことだけを示しています。ただし、p値が0.05を割ることの多いシステムは安定感がなく、性質が頻繁に変化していることになります。

そのようなシステムは、利益を出すという意味であれば優秀かもしれませんが、別の問題として変調の判定が難しいシステムということも、同時に言えるのではないでしょうか。

システムトレードでは、採用して、運用し、最終的に変調を検出して取り下げるまでの全体で利益を出すことを考えます。したがって、勝てるシステムであっても、変調の検出が難しいシステムは敬遠すべきだと思います。自作のシステムであれば、安定性を低下させているロジックを発見して改善すべきです。変調の検出が難しいシステムは、最後にポートフォリオから落とすタイミングを見極められずに、大きな損失を出す危険性が高いからです。

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2010・11・13

【質問】
販売されているシステムのデータを見ると、ほとんどドローダウンしないものがありますが、これは性能の高い(リスクの低い)システムと考えていいでしょうか?

【回答】
シストレで勝つためにはドローダウンはつき物です。しかし、実際その体験はつらいものですから、勝ち続けてドローダウンしないシステムがほしくなる気持ちは分かります。しかし、現実には、どれほど優秀なシステムでも、ドローダウンしないシステムは無いと考えるべきです。

たとえば、年間100回以上トレードして、PF(プロフィットファクター)が2のシステムは多くの人が優秀と認めると思いますが、そのようなシステムであっても、1万ドル勝つためには、途中でトータル1万ドルも負けているわけです。(PF=2ということは2万ドルの総利益と、1万ドルの総損失という意味です。)

したがって、データ上ドローダウンが極端に少ないシステムがあるとしたら、データの取り方や量に問題があると考えるべきです。最適化したバックテストの結果であったり、ごく短期間のデータである可能性などを疑う必要があります。

ちなみに、(バックテストで)ほとんどドローダウンしないシステムを作ることは、一度でもシステムの開発をしたことがある人なら、だれでもできるような簡単なことです。同時に、そのようなシステムが現実の相場では役に立たないことも、よく知られている事実です。

もし、ドローダウンがほとんどないデータをシステムプロバイダーが公表していて、それを根拠にシステムの優秀さを主張しているような場合は、慎重になる必要があると思います。

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2010・11・13

【質問】
私はFXではなく、日本の株に投資したいと思っています。「使える売買システム判別法」で紹介されている手法、例えば信頼区間推定などは、株のシステムについても有効でしょうか?

【回答】
株でも、個別銘柄と指数先物では違ってきます。指数先物は個別銘柄に比べて市場参加者が多く流動性が高いため、世界的にも歴史的に見ても、長くシステムトレードの対象として研究されてきました。拙著の中でトレードシグナルの例でも示してるように、私も経験がありますので、本書の手法の有効性は確認しています。

株の個別銘柄については、流動性が低いものが多く、ニュースや心理的な影響で大きく値が動くため、注意が必要だと思います。

拙著では、多くの場合、システムの損益パターンを正規分布と仮定して理論を組み立てていますが、個別銘柄の株ではべき分布などのように正規分布より両側の裾野が長くなる可能性が高いと思います。その結果としてリスクが増えます。

したがって、信頼区間で言えば95%ではなく、99%信頼区間を使うとか、危険率であれば、5%ではなく1%にするなど、計算結果より、実際のリスクは大きめになることを頭にいれて、拙著の手法を使うとよいのではないでしょうか。

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2010・11・13

【質問】
例えば、「FX自動売買・ガチンコ投資必勝技」にあるプロフィットファクターの基準値を上回るようなシステムがいくつもある時、勝率の高い方を選ぶのは良い方法でしょうか?

【回答】
勝率は計算のためのデータとしては使いますが、それそのものが高い、低いということからは、何も判断できないと考えます。実際に、勝率が低くても良いシステムはありますし、その逆の例もよく見
かけます。

私は、システム選びについて大きく以下の2ステップで説明することが多いです。
1)最初に信頼できる(勝てる可能性の高い)システムを選ぶ
2)次に、上記で選ばれたシステムについて、リターンとリスクを計算して、有利なポートフォリオを作る

そして、「勝率が高いこと」は1)の判断になんら有利な情報ではありません。(※注)
ただし、1)の段階で絞り込まれたシステムについて考える2)の段階の場合、結果として勝率の高いシステムはリスクが小さいことが多く、また変調の判断も容易なため、ポートフォリオに採用されることが多くなるでしょう。また、同じリスク・リターン率であれば、勝率の高いシステムは精神的に楽なので、そういうことを優先して選ぶのもいいかもしれません。

※注 ご参考
実は、拙著で示しているプロフィットファクターの基準値は勝率が高くなると計算の誤差が増えます。つまり、高い勝率のシステムでは危険率が増えるということです。言い方を変えると、PF基準値を
使ってシステムの良し悪しを判別する場合には、むしろ勝率が低いシステムの方が信頼できる判別結果になります。

【追記】
上記では、50%前後のことを「勝率が低い」と言っています。システムの勝率は、45%~90%くらいが一般的ですから、その一番下のところをイメージして、「低い」としました。拙著「使える売買システム判別法」のP126の下から8行目に「コインゲームをモデルに・・・」と書いていますが、これは言い方を変えると「勝率50%くらいを仮定して、プロフィットファクターの基準値を計算しています。」ということです。
そのため、拙著の計算方法を使った場合70~90%のシステムでは誤差が増えるわけです。

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2010・11・13

【質問】
ある売買システムのバックテストがすばらしかったので、購入したのですが、実運用に入ると同じ結果がでませんでした。『使える売買システム判別法』に出ている信頼区間推定をやってみた結果も、
実運用後は、ほぼマイナスの値に落ちてしまいました。
システムを購入する前に、信頼できるデータを手に入れる方法はありますか?

【回答】
いくら本格的な分析手法を使っても、データそのものがバックテストでは、システムの本当の性能は分かりません。システム販売業者が提供するテスト結果を鵜呑みにするのは危険です。
もちろん、良心的なシステムベンダーが多いのですが、システムがベンダー側にある時のテスト結果は、いくらでも細工(過剰最適化)ができることも事実です。私は、(デモトレードなどで)実際に使うことで、自分自身で得たデータ(本当のフォワードテスト)を分析して、システムの良し悪しを調べるのが一番間違いないと考えています。
そういう意味では、無料でデモトレードができるシステムトレードツールが理想です。購入するタイプの売買システムでも、一定期間無料使用できるキャンペーンをする場合がありますから、そういうチャンスを利用するのもいいでしょう。良いキャンペーンがある時は、このメルマガでも告知していきたいと思っています。

また、購入後もよほど信頼できるデータが無い限り、最初からリアルマネーのトレードをすべきではないと思います。せっかく良いデータが取れる状況になったのですから、じっくり実力やリスクを見極めてから本格稼動に移しましょう。

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2010・11・13

【質問】
システム変調に気づいた時にシステムがポジションをとっている場合、その取引きをすぐに終了するか、システムがその取引きを終了するまで待つか、どちらが賢明でしょうか?
この取引きを、最後にするとシステムに設定できればいいと思いますが、もしできないなら、やめようと思ってたのに、またポジションをとってしまったということがありそうです。

【回答】
自動売買では、こういうケースはよくあることです。その時は私は、その場で即決済(ポジションをクローズ)することにしています。時間をおいて、決済しようとすると、レートが上がりそうだから待つとか、下がりそうだから早めに決済しようなどと、裁量トレード変わらなくなるからです。
相場に対して人の判断を加えないという意味で、即決済するのが最もシステムトレードらしいやり方だと思います。
 

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2010・11・13

【質問】
「使える売買システム判別法」第4章のT検定で、システムの変調が確認できて、一度トレードを中止した場合、再度トレードを開始させるタイミングは、どの様な時でしょうか?

【回答】
P値が0.05を割り込んだので変調と判断してトレードを中止し、その後持ち直したように見えると、システムを再度利用したくなりますが、それはあまり安易にすべきではありません。

例えば、もし波の高い北極の海で前方に、ちらっと氷山が見えたとします。その次の瞬間見えなくなっても、船長のあなたは前進を指示しないと思います。当然、「今は見えないが確かに氷山はある。きっと波間に消えているか、もしくは一時的に沈んだのだろう」と考えて、回避する道を選ぶでしょう。

統計的手法はそれに似ています。P値が0.05を割れば、強い確信を持って、変調が起きたと考えられますが、0.05を上回ったからといって、変調が起きていないとは言えない手法だからです。
(ちょっと回りくどいですが、0.05を上回る場合は、「変調が起きているとは言えない」という弱い結論しか得られないのです。)

その場合、一瞬見えたら変調しており、その次に見えなくなったら、それは変調しているが偶然のノイズにかき消されているだけの可能性が高いわけです。したがって、私の場合、その日から新たに稼動を始めたシステムとして扱い、半年は様子を見てから再利用の判断をします。
 

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2010・11・13

これまで、各社まちまちでしたが、金融庁によるレバレッジ規制により、2010年8月に、レバレッジの上限を50倍、さらに2011年8月には上限25倍に制限される見込みです 。その目的は投資家の保護ですが、私はそれでも高過ぎで、せいぜい5倍程度までが限度 と考えています。自動売買では、24時間のチャンスが行かせる強みを生かして、リスク の小さなトレードを数多くこなすことで、利回りを上げることができますので、あえて高 いレバレッジをかけるような危険を冒す必要はないと思います。

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2010・11・13

【質問】
レバレッジとシステム取引の関係について教えてください。Tradencyのミラートレードで、証拠金を20万円とした場合、1ドル100円の条件で、10Kの取引をするとレバレッジは何倍と計算するのでしょうか?

【回答】
日本円で100万円の取引をすることになるので、100万円÷20万円で5倍ということになります。証拠金50万円では2倍ということでね。ただし、これは最大ロット数1のシステムの場合です。
実際には一つのシステムが同時に複数ロットのポジションを持つことがあり、その数は1,2,4など様々です。
したがって、先ほどの例でいうと、20万円の証拠金で最大ロットが4のシステムを利用すると5x4=20倍のレバレッジになります。

因みにレバレッジは、投資のリスクの大きさを示す指標としてよく使われていますが、実はシステムのタイプによって同じレバレッジでも、リスクの大きさは違ってきます。
レバレッジを考えるときは、その点を注意して、参考値として利用することが大切です。
このことについて詳しく知りたい方は、拙著『FX自動売買・ガチンコ投資必勝技』(技術評論社)の120~121ページで触れています。
 

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2010・11・13

【質問】
私は、裁量トレードをしており、徐々に利益を出せるようになってきましたが、それでもいつも不安です。「安心してできるFX」を求めて探求中ですが、システムトレードは、そのために役立つでしょうか?

【回答】
私も「安心できるFX」を求めてきました。そして私の場合は、自動売買がそこに近づくための一番の
近道であると考えるようになりました。

ただし、あなたの場合、裁量トレードで実績をあげておられるようなので、必ずしも自動売買の方が良いとは限りません。結局トレードで勝つのが目的ですから、方法はそれぞれのトレーダーに合ったものを選べばいいのです。

ひとりの裁量トレーダーは、言ってみれば一つのシステムですから、まず、ご自身の裁量トレードの結果を分析して、問題点を発見したり、自分自身より優れたシステムが世の中にあれば、システムトレードを考えてはどうでしょうか?

ご自身の実力を分析するのにも、私の本はお役に立つと思います。

・あまり数学が得意でないというのであば、拙著「FX自動売買・ガチンコ必勝技」の3章2節
・ある程度、エクセルの計算式が使えるような基礎があれば、拙著「使える売買システム判別法」の2章,3章が参考になると思います。

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2010・11・13

通貨レートの変動の激しさをボラティリティという指標で表します。同じシステムでもボ ラティリティの高い時期には、大きな利益や、逆に大きな損失を出しやすくなります。つ まり、市場の状態によっては、当初の想定よりリスクが大きくなることがあるので、シス テムトレードといっても、ボラティリティに注意しておくことは大切です。

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2010・11・13

どれほど優秀なシステムでも、あらゆる市場環境に対応できるオールマイティなシステム は存在しません。半年以上安定的して利益を出し続けていたシステムが、ある時急に大き なドローダウンを発生させるというのは、よくあることです。その場合は、マーケ ットの値動きに従来と異なる何かが起こっており、その変化にシステムが対応できないこ とを示しています。このような状況を、このブログではシステムの変調と呼んでいます。 そのような環境変化に対応するためには、常にシステムのトレード実績をウォッチしなが ら、変調を発見したら即座にポートフォリオからはずして、損失を最小限に抑えることが 大切です。

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2010・11・13

ある投資を決定する場合、そのことによって最悪の場合どの程度の損失を招くのか(=リ スク)を把握しておくことが大切です。拙著では、リスクの指標として確率的に将来 発生し得るドローダウンを予測する方法について解説しています。

最大ドローダウンの使い方(基礎編)

例えば余剰(最悪無くしても良い)資金5,000ドルを口座に入れて、トレードをする場合 、Aシステムの最大DDが5000ドル、Bシステムの最大DDが1500ドルと分かっていると すると、Aシステムを選択することはできません。なぜなら、確率は非常に低いですが、 最悪5000ドルを失って、証拠金が不足することで強制的にロスカットされてしまう可能性 があるからです。この場合、Bシステムならリスクが小さいので投資でき、ロット数は3 0Kロットが最大ということになります。

計算式:5000÷1500>3×(10K)

(実際にはFX会社毎の強制ロスカットの基準やレバレッジ設定によって投資可能な最大 ロット数が変わりますので、証拠金残高には余裕をもっておくことが必要です。)

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2010・11・13

確率的に今後期待できると考えられる利益額のことです。拙著「らくらく儲ける!しっか り儲ける!FX自動売買入門」や「使える売買システム判別法 確率統計で考えるシステム トレード入門」などでは、10Kロット(1万通貨)を設定した場合の、1ヶ月当たりの期 待利益を算出する方法を解説しています。
ただし、一ヶ月毎に期待利益に近い成果がでる可能性は高くないということに、ご注意く ださい。一ヶ月程度ではトレードの回数が少ないために偶然の要素が大きく影響して、理論値に近い結果はでません。最低でも3ヶ月程度のレンジで結果を見る必要があります。

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2010・11・13

多数のシステム(=自動売買プログラム)と、それを管理するためのシステムトレードツ ールを組み合わせたものの全体をまとめて、このブログでは自動売買システムと呼ぶこと にしています。

自動売買システムについて

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2010・11・13

システムトレードツールや提供する会社により異なりますが、一般に自動売買プログラム のことを「システム」や「ストラテジー」、「EA(Expert Advisor)」などと呼んでいま す。このブログで「システム」という場合は、市場の分析から売買注文までを一貫して自 動実行するタイプの自動売買プログラムを指しています。一般に使われる「システム」の意味 とは異なりますのでご注意ください。

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2010・11・13

システムトレードを行う時にパソコン上で使うソフトウェアのことです。従来は、プログ ラムによる自動売買をするためには、かなり高度なコンピュータの知識が必要でした。ま た、プログラムを動作させるまでの設定などもかなり手間がかかりました。自動売買プロ グラムと人との間に立つことで、それを簡単にできるようにしたのが、システムトレード ツールです。最近は、使いやすいものが開発され、誰もがそれを手軽に利用できるようになってきました。また、そうした先端的なシステムを活用できる証券会社やFX会社も増えてきています。

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2010・11・01

ミラートレードは、非常に多くのシステム(ストラテジー)が、予め世界中から集められていることが魅力です。もちろん選択肢が多いということは、有利なことですが、しかし反面、その中から実際のトレードで使えるものを選び出し、更には自分のリスク許容度に適した組み合わせ(ポートフォリオ)を作るのは容易なことではありません。

「プレミアムラウンジ」は、投資助言代理業のライセンスを持った専門会社が運営するサイトのため、かなり踏み込んだ具体的なアドバイスが魅力です。投資判断のための情報の一つとして、参考になるものだと思います。

pr_home.jpg(プレミアムラウンジのホーム画面上部:ログインするにはオートFX口座開設後に提供されるIDとパスワードが必要)

※今なら、オートFXタイアップキャンペーン中

前回記事で解説したようにプレミアムラウンジには様々なメニューがありますが、読者の関心は、やはり「i-ランキング」「i-ポートフォリオ」に集中しているようです。そこで今回の記事では、その2つのメニューについて、実際にどのような情報が提供されているかをお見せします。

1.「i-ランキング」

pr_maxdd_s.jpg「i-ランキング」では現在、平均利益、修正プロフィットファクター、潜在的最大ドローダウンで上位にランキングされたストラテジーと通貨ペアの組み合わせが表示さています。上の図は、その中の潜在的最大ドローダウンの画面キャプチャです。インディ・パ独自の統計学的な処理がされていることが下の「コメント」に書かれています。更新は、毎月1回です。

2.「i-ポートフォリオ」
pr_port_s.jpg
「i-ポートフォリオ」は、毎月更新されてる参考ポートフォリオです。資金量に応じて3コース、50万円、100万円、200万円が提示されますが、上図はその中の50万円コースです。リスク許容度やレバレッジの範囲などについて、かなり具体的な根拠も書かれています。

※今回の記事で利用したキャプチャ画像とその他の情報は、「プレミアムラウンジ」運営会社のインディ・パ株式会社の許可を得て掲載しています。

3.インディ・パへのインタビュー
キャプチャ画像の利用許可を申請したついでに、簡単なインタビューをしてみました。

(山本)
「プレミアムラウンジ」では、顧客からの個別の相談や質問は受け付けていますか?

(インディ・パ)
はい。受け付けています。twitterで気軽に聞いていただく場合もありますし、質問フォームから重厚なご質問をいただく場合もあります。いただいたご質問とその回答のうち、公開可能なものをセレクトした上で、2010年11月から新たに開設するQ&Aコーナーで会員の皆様にも共有させていただきます。

(山本)
「i-ポートフォリオ」で採用されたストラテジーに変調が起きた時は、告知されますか?

(インディ・パ)
いいえ。告知しません。i-ポートフォリオはあくまで会員のご参考のための情報で、毎月1回だけアップデートを行ないます。いわずもがなですが、ポートフォリオは、リアルタイムでウォッチすることが重要です。成績が落ちたストラテジーをポートフォリオからリムーブするのは、有限の資金を動かすポートフォリオマネージャーの仕事の中でも最重要の仕事です。リアルタイムのポートフォリオは、投資助言業として別途有料サービス開始を検討しており、某社から提供させていただく予定です。メール形式でリアルタイム配信します。ご期待ください。

(山本)
システムプロバイダーとして長くTradencyのツールに係わってきたご経験から、ミラートレードで成功するための秘訣などあれば、お教えください。

(インディ・パ)
長期的な視野を持った監督になるよう思考回路を切り替えることです。優れたシステムを作り出すプレイヤーを目指すことから、優れたプレイヤーを集め、チームとしての勝利を求めるマネージャーになることのがミラートレードでの成功の秘訣です。そのためには、勉強と実践が必要です。特に山本克二さんの著書『使える売買システム判別法』と『ガチンコ投資必勝技』は必読で弊社も非常に参考になっています。実践については、FXトレード・フィナンシャルやFXCMジャパンのデモ口座で納得が行くまで練習してください。試行錯誤を続けるうちに、ライブ取引を行う自信がつくと思います。

(山本)
拙著についても言及していただき、恐縮です。ご回答、ありがとうございました。

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