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山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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2010・07・04

 拙著「使える売買システム判別法」で紹介したため最近、ひまわり証券のトレードシグナル(tradesignal)について聞かれることが増えています。そこで、この機会に本ブログでも、数回に渡ってトレードシグナルについて書いてみようと思います。

 トレードシグナルは、上級者のシステムトレーダにとっては様々なメリットのある優れたプラットフォームですが、有料、しかもかなり高額であることがネックになって、あまり普及していなかったように思います。
 しかし、先月ひまわり証券は、7月から大幅なプライスダウンに踏み切ることを発表しました。従来、月額で19,950円だったものが2,940円になったので、有料のままとはいえ、かなり敷居が低くなり、利用者が増えると思われます。(詳しくは、下記サイト参照)

 ひまわり証券のトレードシグナル・キャンペーン・ページ

 従来も一定以上の取引量があれば、利用料金のキャッシュバックがあったのですが、多くのシステムトレーダーはリアルのトレードを始める前に、バックテストや最適化などをして、納得のいくシステムを選んだり作ったりするために、じっくりと時間をかけるので、そのような実際の取引のない期間に、高額な利用料金がかかるのは気になると思います。しかし、この設定価格であれば、許容範囲内と感じる方も多いのではないでしょうか。

 今回は、トレードシグナルの第一回として、システムの販売についてお話します。システムトレーダは、たとえ自作派であっても、多様な戦略へのリスク分散や、勉強の目的で他者の作ったシステムを平行して利用する人が多いのですが、そのようなシステム購入者のためにひまわり証券では、国内外の有名ベンダーで開発したシステムの販売もしています。
 実は、これは珍しいことで、他のFX社や証券会社では、あまりやっていないことです。紹介というレベルのことをしているブローカーは一部にありますが・・・

 ご存知のように、システム(EA、ストラテジーなどとも呼ぶ)を購入するのは、かなりのリスクがあります。今は、多くのシステムが世の中にあふれていますが、必ずしも全てが「まじめなもの」とは限らないからです。また、システムトレードが欧米で発展してきた歴史的背景があるため、国内ばかりでなく海外のベンダーからの調達も検討したいところですが、言葉の壁もあり信頼できるベンダーやシステムを選んで購入するのは、なかなか大変です。
 そういう意味で、証券会社のチェックを受けて販売されているシステムはある程度の客観的な評価もされていて、一定以上のレベルのものが選ばれていることが期待できます。この記事執筆時点で、ひまわり証券で販売されているシステムは、先物対応が5社から二十数種、FX対応は5社から十数種あります。

 ただし、かなり高額なものもありますので、利用される際は慎重に調査・評価するべきでしょう。もちろん高額=高性能ではありませんが、それなりに本格的に開発されたシステムには原価がかかっているので、それほど低価格で提供さていないことも事実です。
 また、公表されているデータには「バックテスト」の結果が含まれていることがあります。バックテストのデータは、システムの実力を示していない場合があるため、信頼性できるデータを集めることには特に注意が必要です。  
 後づけの最適化をすれば、バックテストの結果はいくらでも良くなるので、ベンダーが手を放した(実稼動)後の成績を見なければ、何も分からないと考えるべきです。納得できるデータを入手できるまで、高額なシステムを購入すべきではありません。時々、期間限定の無料利用キャンペーンが企画されるので、そのようなチャンスを使って、自分自身でフォワードテストをして評価することも良いと思います。

トレードシグナルに関しては、過去にもブログ記事を書いているので、興味のある方は、そちらもご参照ください。

<関連のブログ記事>
メタトレーダとトレードシグナル
イージーランゲージ系のプログラミング言語
システムトレードツール① ひまわり証券:トレードシグナル

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