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プロフィール

山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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2010・02・10

拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」の発売以来いただいた質問の中から代表的なもの5つを選んで、ブログ記事として取り上げていますが、今回はその4回目です。
投資において利回りを知ることは重要ですが、注意すべき点もあります。それについて解説します。

Q4:シストレの利回りは?
FX自動売買では、毎月の平均リターンは何%ぐらいでしょうか?

A4:リターン/リスク(拙著126ページ)について言うと、私が最近選んでいるシステムの平均は、おおよそ0.08前後です。たとえば、50万円の口座残高で、リスク許容度30万のトレーダであれば、月当たりの期待利益は2.4万ということです。投資金額(口座残高)に対する利回りは5%程度ということでしょうか。(月あたりといっていますが、毎月そうなるわけではないことはお分かりですね。あくまで、何ヶ月かの平均としてです。)

 利回りというのは、自分の持っている資金に対してどの位の利益が期待できるのかということですから非常に重要です。ただしFXの場合はレバレッジが効くので、利回りというのは資金の大きさでは決まらず、「リスク許容度×システムのリスク・リターン率」によって決まります。よって、外貨預金や投資信託と比較する場合には、その点注意する必要があります。
 外貨預金や投資信託ですと、元々レバレッジという概念はなく、例えば100万円投資して利回りが2.4%=2万4千円なのですが、FXの場合は許容度が30万円の人は利回り2.4%=2万4千円ですが、同じ100万円の資金を持っていてもリスク許容度が50万円の人であれば、「50万円×0.08=利回り4%」となります。さらりリスク許容額が60万円であれば、許容額30万円の倍で、利回りは4.8%です。このように、レバレッジが効く場合、重要な事はリスク許容度、或いはシステムのリスク・リターン率ということになります。利回りという言葉を使った時に少し誤解を招きやすい部分なので、ここは知っておいて頂きたいと思います。


また、リスク・リターン率は刻々と変化しています。例えば2008年のある時期では、私の選んだシステムの平均リスク・リターン率は0.25もありました。0.25ということは、0.08の約3倍ですから、同じリスク許容度でも利回りが3倍ということになります。ここからも、2008年後半までは、システムトレードにとっても利益の出しやすい市場であったということがわかります。

時刻 07:30  | 執筆活動  | 記事URL

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