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2010・01・22
前回記事「シストレの現状①」では、2010年にシステムトレードが本格的に普及してくことについての展望をお話しました。次いで今回は、現状でどのようなサービスが提供されているかについてご説明していきたいと思います。
金融事業者が提供しているシステムトレードツールは大きく、「選択型」と「開発型」に分けると考えやすいと思います。
1)選択型のシステムトレードツール
システムベンダーや金融事業者から、予め開発済みの複数のシステムが提供されており、その中から実力のあるものを選び、取引数量などをセットして取引を行うタイプのツールです。自分でシステムを作らないで済み、尚且つ操作が簡単なため、初心者にも始めやすいのが特徴です。
ちなみに現在、選択型のシステムを提供している主な国内の金融事業者は次の通りです。
FXCMジャパン(「らくちんFX」)
フォレックスクラウン(「FXロボキング」)
ひまわり証券(「エコトレFX」)
FXCMジャパン、フォレックスクラウンについてはすでに紹介の通り、使っているのは、Tradencyのツールで、ひまわり証券の「エコトレFX」は、システムベンダーのオスピスが開発し、ひまわり証券が提供するツールです。Tradencyに比べて選べるシステムは少ないものの、手軽に始められるのが特徴です(現在はデモ取引のみ)。
2)開発型のシステムトレードツール
このタイプのツールは、主に自らシステムを開発するスタイル(自作派)のシステムトレーダのために開発されたものです。そのため、便利なルール記述言語や強力なバックテスト、最適化ツールが備えられていて、ある程度のプログラミングの知識があれば、複雑なシステムの構築がワンストップでできるのが特徴です。チャートや、インジケータの表示なども充実していて、操作も複雑ではありますが、使いこなせば非常に強力なツールになります。
また、最近は専門のシステムベンダーが開発したシステムも多く流通していますので、それらを利用すれば、他者の作ったシステムを利用するスタイル(外部調達派)のシステムトレーダのためのプラットホームとしても利用できます。
開発型のトレードツールとしてよく知られた、メタトレーダやトレードシグナル、マネックストレーダは、国内では以下の金融事業者で提供されています。
ひまわり証券(「トレードシグナル」)
ODL JAPAN(「メタトレーダー4」)
121証券(「メタトレーダー4」)
Fortune Capital(メタトレーダー4))
マネックス証券(「マネックストレーダー」)
「トレードシグナル」は、ドイツ生まれの、システムトレードに必要な機能をほぼ網羅した、システムトレードのプラットフォームを提供するトレードツールです。開発言語はエキーラ。分析から自動発注までをトレーダー自身が行ったり、ロジックを購入して使ったりもできます。有料(月額19950円(税込)。ただし、条件を満たせば利用料金はキャッシュバック)。
「メタトレーダー4」は、世界的に有名なトレードツールです。ロシアのメタクオーツ社が作ったFX用のソフトウェアで、無料ながら多機能、世界中のFX会社で提供されている有名ツールです。C言語に似たMQL4という言語で、システムの開発ができます。開発型システムトレードを行う際の、標準ツールと言って差し支えないでしょう。
「マネックストレーダー」は、専用エディタを使用し、関数を定義してプログラムを組めば、システムトの開発ができます。(マネックス証券では「プログラムトレード」と呼んでいます)。開発言語は、イエスランゲージ。裁量トレードを行う際にも便利な機能が搭載されていて、どのようなトレードスタイルにも対応できるのが特徴です。
このように、システムトレードを前面に押し出す会社は増えつつあります。ビギナーであれば、まずは選択型から始め、経験を積んで開発型のツールに進むのが順当でしょう。システムトレードと一言でいっても、トレーダのスタイルやツールのタイプによって、様々なやり方があるということです。
時刻 07:00 | シストレの強いFX会社 | 記事URL
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