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2010・01・19
昨年10月の発売以来、拙著「らくらく儲ける!しっかり儲ける!FX自動売買入門」についての問い合わせを多数いただきました。その中で、特に多い質問のパターンが5つほどあります。他の読者の方々にも参考になると思いますので、それらをブログ記事として取り上げることにしました。
今回はその第一回です。
(本書はシストレ未経験の初心者を対象に書いたために、経験者には少々物足りなく感じられたのではないでしょうか。今年は経験者を対象にした、より実践的な理論の本も出す予定です。そちらもご期待ください。)
Q1:システム開発は、すべきではないのか?
本を読んで自作のシステム(ルール)で運用することが不安になりました。自分でシステムを作っては、勝てないのでしょうか?
A1:私は、初心者には自分自身でシステムを開発するスタイル(自作派)のシステムトレードはお勧めしません。簡単にできることを説いている書籍や商品もありますが、FXの現実はそれほど甘い世界ではないからです。初心者の内から危険を冒して、自作のシステムでトレードする必要はないと思っています。投資するのは、皆さんの大切な資産ですから、一歩一歩慎重に経験を積みながら、より高度なトレードスタイルにステップアップしていくべきです。
そういう意味で、あらかじめプロが作ったシステムを利用するスタイル(外部調達派)のトレードで経験を積んで、為替やコンピュータに精通してから、その次の段階としてシステムの開発に取り組んでも遅くはないと思います。そうやって十分な知識や経験を積んだトレーダなら、他人の作ったシステムを使うことばかりでなく、自分で開発するのは、むしろ良いことだと思います。その方がはるかに面白く、また知識も深くなるとも思います。
また、外部調達派のシステムトレードの経験は、システムの良し悪しを見分ける力をつけるのに最適ですが、ここで得られる「システムを見極めるノウハウ」は、自作派トレーダにも非常に役に立ちます。それができるということは、自分自身が作ったシステムの性能を客観的に評価できるということですから、まだまだ完成度が低く勝てないシステムをリアルトレードで使ってしまうような危険なことを避けることができますし、更に良いシステムにするにはどうしたら良いのかも自然と見えてくるはずです。
経験のあるシステムトレーダでも、自分の作ったシステムと他人の作ったシステムを並行して使っている人が少なくありません。自分のトレードスタイル以外の多様なタイプのシステムを使うことで、リスク分散が効果的にできることや、他人のシステムを使うことで勉強になることが多いのが、その理由です。その他にも、自分が詳しくない投資対象(たとえばCFD、株価指数先物、コモデティなど)にも分散投資できることも、自作だけにこだわらないことのメリットです。
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