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2009・12・02
システムトレードのデメリットについて、第3回目です。これまでにお伝えしたのは、①優秀なシステムは一握り、②コンピュータに関する専門知識が必要、という2点でした。利便性に長けたシステムトレードであっても完全無欠ではない、むしろ、デメリットを知ることで、継続的に勝つ手法を身につけられます。
今回紹介するのは、システムトレードの誤動作やシステムダウンのリスクについてです。これは、システムトレードに限らず、パソコンやモバイルといった機器、さらには、インターネットというインフラを使う限り、必ず付きまとうリスクですが、きちんと自覚していただきたいと思います。
システムには、バグによる誤動作やシステムダウンがつきものです。自作の場合はもちろんですが、プロが作ったものでも、これは避けられません。私も自らシステムを組み、自動売買する仕組みを構築してきましたが、もっとも気がかりだったのは、プログラムのバグでした。
さらに、システムトレードを行うのに、避けられないリスクがあります。それは「停電」です。災害等で自宅に電気が供給されないと、パソコンはただのハコ...取引はおろか、インターネットにアクセスできません。モバイルパソコンのようにバッテリーを搭載しているならまだしも、バッテリーのないデスクトップだと、これは致命的です。停電中にポジションの含み損が発生~危険水域まで拡大する可能性があります。私の場合は、自宅に無停電電源装置を用意して、もしもの場合も対応できるようにしていますが、こういった点にも注意が必要です。
また、金融事業者のサーバがぜい弱だと、相場の急変時にアクセスが殺到するとシステムダウンが起き、サーバにアクセスできないというケースもあり得ます。ネットワークやシステムの障害、金融事業者側のサーバダウンの危険性はゼロでないので、やはり信頼性の高い会社を選ぶ事は、基本的なリスク回避につながるのだと思います。
それ以外にも、デモ取引を提供している会社もポイントかもしれません。バーチャル取引ができるというのは、システムの使用感を測るのに非常に有効です。これは裁量トレードも同じですが、いきなり資金を投じて取引を行うのは、非常にリスクを伴います。まずはデモ取引から始めてトレードの感覚をつかみ、それから本番取引を始めるべきです。
誤動作やシステムリスクは、システムトレードを行う限り避けられない事ですが、会社選びなど基本的な点を押さえることである程度回避する事ができます。
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