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2009・12・22
2009年も、いよいよ終わりを迎えようとしています。今年はFXや日経225先物の先物トレーダーにとって、インパクトに富んだ1年になったのではないでしょうか。というのも、為替や日系平均は上昇下降、さらにはボックス相場と乱高下を繰り返して投資家を悩ませ、これにより多大な利益を得た人もいれば、完膚泣きほど叩きのめされた人もいるかと思うからです。
そこで当ブログでも1年を締めくくるにあたり、2009年を通じて気になった金融トピックについて、2回に分けてお伝えしたいと思います。
今回取り上げるのは、春頃に発表された金融庁によるレバレッジ規制についてです。これは、投資家保護の目的から、2010年8月をめどに、レバレッジの上限を50倍、さらに2011年8月には上限25倍に制限しようというもの。資金効率の高さがFXの魅力だったがため、多くの投資家には動揺が走り、FX各社はこれにして顧客離れの懸念もあり、猛反発をしています。
確かにレバレッジは、FXの大きな魅力。少ない資金でもリターンを得られる、画期的な仕組みだと思います。ですが私は、過度なレバレッジは投資家の身を滅ぼす、諸刃の剣のようなものとも考えています。従って今回の規制も、「致し方ない」というのが、率直な感想でしょうか。
というのも、現状提供されているレバレッジの上限は、高ければ400倍。100倍や200倍なんていうのは、ザラです。もちろん、資金効率の高さで恩恵を受けたトレーダーもいるかもしれませんが、ほとんどは資金を失う引き金になったのではないかと思います。たとえそれが少ない金額であっても、損失は損失。そういった事を繰り返した挙句、取り返しのない事態に陥った方も少なくないのではないでしょうか。レバレッジ100倍などは、これはすでに投資とは呼べません。ギャンブル、或いは投機です。
また、私が今回の規制について、賛成の意見に傾いているのは、システムトレードにおいては、ハイレバレッジは必要ないという持論もあるからです。
これまでにも当ブログで述べてきましたが、システムトレードのメリットは、24時間のチャンスを活かし、より多く取引できる事です。裁量では24時間相場に向き合う事は不可能ですが、機械任せのシステムトレードでしたら、そういった事も問題ありません。システムが常に市場を監視し、売買を行ってくれます。
数多く取引できるという事は、1回の売買でリスクを取らなくても言いという事です。仮に1日1回しか取引チャンスがないなら、そこで多くの利益を見込もうと、高いレバレッジで取引しがちです。
ところがシステムトレードでは、こういったリスクを冒す必要はありません。システムで市場をウォッチする事で売買チャンスは増えますから、高い利回りを求めなくてもいいのです。むしろ、低いレバレッジでいいから、確実にチャンスをモノにしていく姿勢が求められます。よってレバレッジについても、私は高くても5倍が限度だと考えています。そうなれば、今回の規制はシステムトレーダーにおいては、あまり関係ないのかもしれません。
投資の原則が、長期的・安定的に利益を得ていく事だとしたら、過剰なレバレッジは、あまりにもリスキーです。規制が施行されようがしまいが、レバレッジを含め、堅実な資金管理をしていきたいものです。
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