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プロフィール

山本克二

二十数年間、システム開発と統計解析を生業としてきました。その知識と経験を元に、FXや先物のトレーディングシステムについて研究しています。いかにシステムの実力を見極めて、そのパフォーマンスを最大限に引き出すかが中心テーマです。今は、執筆活動を中心に、独自の理論や投資テクニックを発表しています。

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2009・10・30

いまでは、システムトレード専門でFXや先物の取引を行っている私ですが、開始当初は、テクニカルやファンダメンタルズを参考にする、裁量トレードも並行して行っているとは、前回のブログでお話ししました。さらに、結果は散々であったとも......。今回は、その理由について、さらに詳しく述べたいと思います。

これは前回も軽く触れましたは、裁量トレードを継続的に行うには、精神力や体力が求められるという事です。サラリーマンの場合、取引を行うのは仕事が終わって帰宅後がほとんどですが、これがなかなか厳しいのです。もちろん、日本時間の夜間帯は欧州~米市場が活発になるので、大きな利益が狙えるのも事実なのですが、毎晩市場をウォッチするとなると......。若い方ならまだしも(笑)、私は体力がもちませんでした。
連日ともなると判断力も鈍り、それがもとで大きな損失を被る事もありました。すると、その失敗を取り返そうと無茶な取引をするようになり、それに伴いストレスもたまる事に...。寝不足とストレスの積み重ねは、いずれ本業にも支障をきたすようになってしまったのです。これでは継続的な取引はできません。

また、長時間、市場に向き合える専業トレーダーと異なり、兼業トレーダーが取引に専念できるのは時間が限られるので、それはすなわち、取引チャンスが限られる事も意味します。例えば、裁量トレーダーが夜8時から12時まで取引をするとして、それはたった4時間。24時間のうち6分の1にしかすぎず、後の6分の5=20時間は相場に向き合えない事になります。これは専業トレーダーも同じで、裁量で取引をするなら、24時間というわけにはいきません。何といっても、食事や睡眠を取らない事に、人は生きられませんから(笑)。
つまり、取引時間が限られる裁量トレードを行っている限り、取引チャンスを高い確率で逃す事になってしまいます。これも、裁量トレードの限界のひとつです。
ところが、システムさせセットすれば、後は自動的に取引を行ってくれるシステムトレードなら、こういったロスは起きません。24時間市場を監視して、売買シグナルが発生すれば、注文~決済、損切りまでも行ってくれます。すなわちこれは、チャンスを逃さず、かつ、リスク管理までしてくれるという事です。

加えて、システムが市場を24時間にわたって見てくれているという事は、取引回数が増えるという事にもつながります。そうなれば、収益チャンスもおのずと高まります。限られた時間だと取引できる回数も限界がありますが、システムトレードには、そういった制約もありません。皆さんに代わって、市場が動いている限り、ずっと取引の機会を、ルールがぶれることなく狙ってくれるというのですから、これほど頼もしい存在はありません。

苦い体験を通して、裁量トレードの限界、及び、システムトレードの利便性を実感した私ですが、皆さんも似たような経験はあったのではないでしょうか。次回は、これまで話を踏まえたうえで、両者のメリット・デメリットについて、まとめたいと思います。乞うご期待ください(次回へ続く)。

時刻 21:12  | シストレ入門講座  | 記事URL

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