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2009・10・26
以前からお伝えしていましたが、私のはじめての著書で、「FX自動売買(システムトレード)入門」(あさ出版)が、いよいよ刊行されました。本書では、システムトレードの基本から、優秀なシステムの選び方~旬のシステムの切り替えという、山本式システムトレードをわかりやすく解説した、入魂の一冊です。当ブログと併せてご覧いただく事で、よりシステムトレードが身近になりますので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
さておき、宣伝から入ってしまいましたが(笑)......。今回からは何度かにわけて、なぜ私がこれほどまでシステムトレードを皆さんにお勧めするか、その理由についてお話したいと思います。これは著書でも触れている事ですが、裁量トレードとの違い・メリットを実感していただく事で、システムトレードに対する理解や関心を深めていただければと思います。
システムトレードが発達している欧米はともかく、いまのところ日本におけるトレード手法のメインストリームは「裁量トレード」と呼ばれる手法です。これは、ルールに従い機械的・継続的に取引を行うシステムトレードに対して、テクニカルやファンダメンタルズをもとに、自己判断=裁量で取引を行う事から、こう呼ばれるようになったのだと思います。大方、トレードの初心者は、裁量トレードから取引を始めているのではないでしょうか。かくいう私も、いまやシステムトレード一本ですが、FXを始めた当初は並行して、裁量トレードも行っていました。ところがその結果たるや、散々たるもので......。
一般的に裁量トレードを行う際、トレーダーが参考にするのは、チャート(ローソク足などテクニカル指標)とファンダメンタルズ(要人発言や指標発表)です。私の場合は、例えば米雇用統計の発表に伴い上下する値動きを予測するなど、そういったリアルタイムで得られる情報を参考に取引を行っていました。とはいえ、「予測」とは聞こえがいいものの、実際は「勘だより」と言った方が、的を射ていたのかもしれません。
というのも、実際の市場で思惑通りに相場が動くのは、指標の予測と結果に大きなかい離が見られるなど、よっぽどインパクトのある情報が発表された時がほとんどです。そうでない場合、市場は「織り込み済み」で動かなかったり、或いは、指標の結果が悪かったにも関わらず「悪材料出尽くし」で反発したりと、必ずしもセオリー通りになると限りません。私はこういった市場の特性に翻弄されつつ、資金を目減りさせてしまったのです。
しかも、為替市場がもっと活発に動くのは、日本時間の夕方から深夜。ただでさえ日々の仕事で疲れているにも関わらず、帰宅後にパソコン向かうのは、正直なところストレスを溜めるだけです。取引に熱中するあまり夜更かしてしまい、翌日の仕事に身が入らないという失態を犯す事もありました。そこで実感したのは、裁量トレードだと、長期・安定的に取引する事は不可能に近い、いずれ心身ともに限界が訪れるという、厳しい現実だったのです(次回へ続く)。
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